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第54回日経新春杯(GII)
2007年1月14日(Sun) 京都芝2,400M 4歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 オースミグラスワン 94 前走追うところなく惨敗。少頭数&京都で見直す手。
2 2 ウインレガート 82 ここを使う意図が分からない。付いて回るだけ濃厚。  
3 3 トウカイワイルド 85 前に行こうと思えば行ける。先行粘り込みに注意。  
4 4 サイレントディール 92 最近はダートでもイマイチ。時計掛かっても苦しい。  
5 5 ダークメッセージ 76 前走は500万下。今回メンバー手薄の象徴的存在。  
6 ジャッキーテースト 79 コンスタントに速い上がり繰り出す。展開嵌れば。  
6 7 ワイアットアープ 72 無謀にも程がある。超軽量だけでは狙い様がない。  
8 トウカイエリート 86 自己条件突破の勢いあり。初めての軽量で期待。
7 9 アドマイヤフジ 96 昨年より斤量2.5kg増。差し損ねが無いとは言えず。
10 メイショウオウテ 87 前走上がり最速も完敗。距離経験も浅く過信禁物。
8 11 ダンツジャッジ 87 捲り先行色々試すも及ばず。往年の力望むのは酷。  
12 マキハタサイボーグ 80 走り慣れた距離とはいえこの相手では入着も困難。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 長距離勝ち上がり馬の勢いに乗れ・大器晩成トウカイエリート
■予想構築

 日経新春杯は近年準オープンを勝った後の馬が通用しており、過去10年で4勝している('97年メジロランバダ、'02年トップコマンダー、'04年シルクフェイマス、'06年アドマイヤフジ)。これらの馬は前走で芝2,200M以上の距離を勝っていたという点で共通していた

 前は何が逃げるのかすら分からないほど手薄。上位人気を形成しそうな馬が軒並み後方待機。後ろから行く馬が多けりゃ前行く馬を買え、ということからしても軸は前走準オープンで先行して勝ったトウカイエリートとしたい。

 アドマイヤフジは昨年の勝ちばかりがクローズアップされているが、思い起こせばきさらぎ賞(3着)や京都新聞杯(3着)、セントライト記念(4着)など差し損ねの前科多数。何より今回は展開が向かない可能性がある。とはいえ、このメンバーで無印に出来る馬ではない。

 オースミグラスワンは今回も最内を引き当ててしまったが、広い京都なら前走のような失態は無さそう。距離が延びるのも加速が鈍い同馬には大助かりだろう。ちなみに四位洋文騎手は日経新春杯で出走機会3連勝中('02年トップコマンダー、'03年バンブーユベントス、'04年シルクフェイマス)と相性が良い。

 メイショウオウテは京都金杯のスズカフェニックスやホッコーソレソレーと似たようなタイプで危険な人気馬の可能性が高い。但しこのレースは上がり最速を出した馬が自動的に上位に来ているのでとりあえず抑えてみる。

◎トウカイエリート
○アドマイヤフジ
▲オースミグラスワン
△メイショウオウテ


■馬券構築

 トウカイエリートから馬複2点と3連複流し。

[馬複] トウカイエリート−アドマイヤフジ 20%
[馬複] トウカイエリート−オースミグラスワン 20%
[3連複] トウカイエリート−アドマイヤフジ−オースミグラスワン 20%
[3連複] トウカイエリート−アドマイヤフジ−メイショウオウテ 20%
[3連複] トウカイエリート−オースミグラスワン−メイショウオウテ 20%


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