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第47回京成杯(GIII)
2007年1月14日(Sun) 中山芝2,000M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ショウリュウアクト 77 前走終始包まれながら抜け切る。決め手は通用。  
2 2 アルナスライン 86 前走上々の行き脚示す。現状芝よりダート向き。  
3 3 ピサノデイラニ 87 単騎逃げ可能も上がり要すダートとは勝手違う。  
4 4 マイネルーチェ 88 新潟以降がサッパリ。今回少頭数で前につけたい。  
5 5 アロマンシェス 88 前走最内からスルスルと伸びる。差し比べで浮上。  
6 キンショージェット 89 逃げ馬すら捉えられずの前走意外。下積み不足。  
6 7 メイショウレガーロ 87 位置取りの安定性評価。距離が延びてどうかだけ。
8 ローズプレステージ 88 出脚つかないのが問題。相手弱化で巻き返せるか。
7 9 マイネルアナハイム 84 連勝中の内容再評価。今回流れ一つで逆転可能。
10 サンツェッペリン 92 初勝利以降は堅実。主役不在の今回チャンスか。
8 11 ダイレクトキャッチ 82 前走スタート決められず。キャリア浅くアテにし辛い。  
12 マイネルヘンリー 75 前走前残り阻止するも僅差。ここで即通用は疑問。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 同距離実績&外枠有利の二重奏・主役不在の混戦断つサンツェッペリン
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。
 
【連対馬の直前成績と芝2,000M最高着順、及び前走成績(距離延長後過去8年)】
年度(回) 1着 2着('02年は1着同着)
'99年(第39回) オースミブライト 【2・0・2・1】
芝2,000M勝ち
ラジたん2S(GIII・阪神芝2,000M)3着
チョウカイリョウガ 【1・0・0・1】
芝2,000M勝ち
新馬(中山芝2,000M)1着
'00年(第40回) マイネルビンテージ 【1・2・1・3】
芝2,000M2着
エリカ賞(500万・阪神芝2,000M)2着
イーグルカフェ 【1・1・1・0】

新馬(中山芝1,600M)1着
'01年(第41回) ボーンキング 【1・0・0・1】
芝2,000M勝ち
新馬(阪神芝2,000M)1着
マイネルエスケープ 【1・1・0・2】
芝2,000M勝ち
ラジたん2S(GIII・阪神芝2,000M)5着
'02年(第42回) ヤマニンセラフィム 【2・0・0・0】
芝2,000M勝ち
エリカ賞(500万・阪神芝2,000M)1着
ローマンエンパイア 【2・0・0・0】

さざんか賞(500万・阪神芝1,400M)1着
'03年(第43回) スズカドリーム 【1・2・0・0】
芝2,000M勝ち
未勝利(中京芝2,000M)1着
テイエムリキサン 【2・2・1・1】

朝日杯FS(GI・中山芝1,600M)3着
'04年(第44回) フォーカルポイント 【1・1・1・0】

朝日杯FS(GI・中山芝1,600M)4着
マイネルマクロス 【2・1・3・2】
芝2,000M2着
ホープフルS(OP・中山芝2,000M)3着
'05年(第45回) アドマイヤジャパン 【1・0・1・0】
芝2,000M勝ち
ラジたん2S(GIII・阪神芝2,000M)3着
シックスセンス 【1・1・1・2】
芝2,000M3着
ラジたん2S(GIII・阪神芝2,000M)4着
'06年(第46回) ジャリスコライト 【2・0・1・0】

朝日杯FS(GI・中山芝1,600M)3着
トウショウシロッコ 【1・2・1・1】
芝2,000M勝ち
未勝利(中山芝2,000M)1着

 距離延長後8年の勝ち馬9頭のうち6頭は芝2,000Mにおける勝ち鞍があり、連対馬16頭のうち11頭は芝2,000Mをステップにしていた。芝2,000Mは意識の中に持っておきたいキーワード。距離実績を満たしていない勝ち馬3頭のうち、ローマンエンパイアは2戦2勝馬、フォーカルポイントやジャリスコライトは重賞で入着級の実力を持ち合わせていた。なお連対馬全てが芝1,600M以上における勝ち鞍を有していた。

 今回芝2,000Mに勝ち鞍があるのはローズプレステージ、マイネルアナハイム、マイネルヘンリーの3頭。芝1,600M以上で未勝利のアロマンシェスは脱落。


【枠順別成績(距離延長後過去8年、東京施行の'02年を除く)】
枠番 着別度数 単勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1 【1・0・0・6】 14.3% 14.3% 14.3% 167 37
2 【0・2・1・5】 0.0% 25.0% 37.5% 0 125
3 【0・0・1・8】 0.0% 0.0% 11.1% 0 34
4 【0・0・4・7】 0.0% 0.0% 36.4% 0 126
5 【1・0・0・10】 9.1% 9.1% 9.1% 11 9
6 【2・1・1・8】 16.7% 25.0% 25.0% 59 90
7 【2・0・0・12】 14.3% 14.3% 14.3% 50 21
8 【1・4・0・9】 7.1% 35.7% 35.7% 17 62
1〜4 【1・2・6・26】 2.9% 8.6% 25.7% 33 84
5〜8 【6・5・1・39】 11.8% 21.6% 23.5% 35 46

【4枠より内に入った馬の脚質別成績(距離延長後過去8年、東京施行の'02年を除く)】
今回脚質 着別度数 単勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 【0・0・0・1】 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
先行 【1・0・3・8】 8.3% 8.3% 33.3% 97 73
差し 【0・1・1・8】 0.0% 10.0% 20.0% 0 57
追込 【0・1・2・9】 0.0% 8.3% 25.0% 0 125

【5枠から外に入った馬の脚質別成績(距離延長後過去8年、東京施行の'02年を除く)】
今回脚質 着別度数 単勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 【1・1・0・5】 14.3% 28.6% 28.6% 62 41
先行 【0・1・1・12】 0.0% 7.1% 14.3% 0 57
差し 【5・3・0・8】 31.3% 50.0% 50.0% 84 79
追込 【0・0・0・14】 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

 中山は昨年暮れからの連続開催で、厳冬期で芝の発育も鈍くなるため馬場の悪化は早い。上記のデータによると、Aコース(仮柵なし)からCコース(内側6Mを保護)に変更してもさらにその外側を通って差し込む馬が優勢となっている。ちなみに次週のAJCCでも外枠優勢の傾向がみられる。


 今年は重賞級はおろか入着級すらいない低レベルメンバー。ホープフルSで差して2着、外枠に入ったサンツェッペリンを軸に採りたい。相手は可も無ければ不可も無いメイショウレガーロを筆頭に、中山で芝2,000Mを含む2勝、前走よりペースが落ちて巻き返せそうなマイネルアナハイム、芝2,000M勝ち+京都2歳S2着ローズプレステージへ流してみる。

◎サンツェッペリン
○メイショウレガーロ
▲マイネルアナハイム
△ローズプレステージ


■馬券構築

 サンツェッペリンから馬複流し。

[馬複] サンツェッペリン−メイショウレガーロ 40%
[馬複] サンツェッペリン−マイネルアナハイム 30%
[馬複] サンツェッペリン−ローズプレステージ 30%


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