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第7回ジャパンカップダート(GI)
2006年11月25日(Sat) 東京ダート2,100M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ヴァーミリアン 92 前走惨敗は度外視可も間隔開いたのは割引材料。  
2 2 メイショウバトラー 91 スピード十分で好位は採れる。踏ん張り通せるか。
3 フサイチリシャール 88 競り合うだけで精一杯の現状では上積みも期待薄。  
3 4 アロンダイト 86 同コース2勝含む4連勝も時計平凡。通用は困難。  
5 ジンクライシス 93 ここ2戦差の無い競馬。全盛期の勢い戻りつつある。  
4 6 ブルーコンコルド 90 順調に勝ち進むも東京と相性悪いのが気になる。  
7 シーキングザダイヤ 94 先行力は確か。強敵不在の今度こそ勝ち抜けか。
5 8 アルファフォーレス 88 芝2戦は話にならず。豊富なコース経験生かしたい。  
9 オースミヘネシー 87 差し一辺倒なのが問題。前走届かずでは厳しい。  
6 10 マイソールサウンド 87 このキャリアでダートは初。近走先行出来ているが。  
11 ドンクール 85 斤量軽くなるのは良いにしても一変までは苦しい。  
7 12 サンライズバッカス 92 前走早め抜け出しで健闘。決め手十分で好勝負。
13 ハードクリスタル 92 前走敗退は位置取りの差。同型集結でやや劣勢。  
8 14 ピットファイター 85 鉄砲駆けするとはいえGIでは話は別。距離も長い。  
15 フィールドルージュ 93 ワンテンポ遅れるが末脚強力。距離延長は好感。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 世界のユタカが勝利へエスコート・銀メダルを集めて速しシーキングザダイヤ
■予想構築

 創設7年目にしてとうとう外国招待馬ゼロ。予想がし易いといえばそれまでなのだが、「あの馬は一体どの位走ってくるのだろう?」といったジャパンC特有のワクワク感が無いというのは寂しい。国内ダートの一番手カネヒキリは屈腱炎、地方の雄アジュディミツオーは骨折でそれぞれ療養中、JBCクラシックを制したタイムパラドックスは調教中に骨折して引退を表明。今回のジャパンCダートはさしずめ「暫定王者決定戦」といったところか。

 明確な逃げ馬こそいないものの、上位人気を中心に先行馬が多いメンバー構成。好位がゴチャつきそうなだけにスタートから好位を採れる速力は必須。その上でラストで詰め寄れそうな差し馬を狙ってみたい。

 軸は人気でもシーキングザダイヤで仕方ないだろう。長い距離は走り慣れているし、東京コースも問題無し。同馬の騎手別成績は横山典弘騎手が【0・4・0・2】、O.ペリエ騎手が【0・3・0・0】となるのに対し、武豊騎手は【6・1・1・5】。強気に1着固定。

 相手筆頭は芝・ダート問わず速力に富むメイショウバトラー。この馬がスタートで好位につけられないというのは考えられない。前につける馬ではシーキングザダイヤに次いで堅いと思う。南部杯でシーキングザダイヤ、JBCマイルでメイショウバトラーを下したブルーコンコルドは距離が微妙な上に東京ではイマイチなので消してみる。ジンクライシスは重賞未勝利が示す通り、ここで勝ち切るだけの底力に欠けると思う。

 他では武蔵野Sで後ろから差してきたサンライズバッカスとフィールドルージュに注目。サンライズバッカスは昨年差し込んでシーキングザダイヤにコンマ2秒差5着。フィールドルージュは「時既に遅し的な追い込み」が距離延長にピッタリ。ちなみに同馬もジンクライシスと同じく重賞未勝利だが、人気が無いなら黙って買えということで買ってみる。

◎シーキングザダイヤ
○メイショウバトラー
▲サンライズバッカス
△フィールドルージュ


■馬券構築

 シーキングザダイヤから馬単・3連複流し。

[馬単] シーキングザダイヤ→メイショウバトラー 30%
[馬単] シーキングザダイヤ→サンライズバッカス 30%
[馬単] シーキングザダイヤ→フィールドルージュ 10%
[3連複] シーキングザダイヤ−メイショウバトラー−サンライズバッカス 10%
[3連複] シーキングザダイヤ−メイショウバトラー−フィールドルージュ 10%
[3連複] シーキングザダイヤ−サンライズバッカス−フィールドルージュ 10%


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