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第41回京都大賞典(GII) 2006年10月8日(Sun) 京都芝2,400M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | インティライミ | 先 | 95 | 先に抜け出せるがやや詰め甘いのが気になる。 | ○ |
2 | 2 | アルファフォーレス | 先 | 61 | 初ブリンカーで反抗試みるも芝は根本的にダメか。 | |
3 | 3 | ニッシングリン | − | − | 地元笠松で勝ち負けレベルでは話にならない。 | |
4 | 4 | マイソールサウンド | 先 | 87 | 先手も奪える相手構成。調子戻っているなら怖い。 | |
5 | 5 | ローゼンクロイツ | 捲 | 93 | 久々は苦にしない。待って追い出せるかどうか。 | ▲ |
6 | 6 | ストラタジェム | 追 | 93 | 末脚確かも届かない。後ろからどこまで迫るか。 | |
7 | トウショウナイト | 先 | 94 | 前走完勝も漁夫の利か。この中に入ると見劣る。 | ||
7 | 8 | ファストタテヤマ | 先 | 93 | ここ2走は昨年と同じローテ。差脚堅調で期待可。 | △ |
9 | スイープトウショウ | 差 | 96 | 実績断然。中団差し身に付いておりいきなり期待。 | ◎ | |
8 | 10 | キーボランチ | 先 | 85 | 距離長くなるのは良いが直線誤魔化し利かない。 | |
11 | アイポッパー | 差 | 94 | 距離・コース共に最適。ただ追い切りはイマイチ。 |
■レース展望 単純に上がりの速い馬を狙う・桁違いの末脚炸裂スイープトウショウ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料をご覧頂きたい。
京都大賞典は少頭数で行われることが多く、距離も距離だけにガンガン飛ばす馬もいないことから殆どの年で「上がりヨーイドン」の競馬になっている。過去10年で1,000M通過が60秒を割ったのはセイウンスカイが逃げ切った'98年のみで、セイウンスカイ自身も上がり3ハロンを33秒8でまとめている。 毎日王冠と京都大賞典においてそれぞれ上がり最速を出した馬の成績を比べてみると、前者が【2・3・1・4】(50.0%)であるのに対し、後者は【6・2・3・0】(72.7%)となり、同じ天皇賞秋前哨戦でも京都大賞典は速い上がり優勢の傾向が窺える。 速い上がりを繰り出せそうな馬を狙いなさいとなれば、もうこれは手っ取り早い。上がり33〜34秒台が当たり前のスイープトウショウを狙わない手は無い。以前と違って中団につけて差せるようになっているし、直線に向いたところで前から離れていなければ決め手の違いで十分差し切れるはず。唯一のGI馬なのに1番人気になっていないのは、やはり1年近いブランクが嫌われているのだろう。先月から栗東坂路でビッシリ追われているし、全く問題ないと思う。 インティライミは併走馬を突き放して力強く駆け抜けた追い切り内容だけで買える。有力どころの中では最も前につけそうなので位置取りの利も見込める。ローゼンクロイツはポン駆けが利く点、2歳時にドスローで結果を出していた点を評価したい。ここは捲る脚を封印して直線に賭けてもらいたい。札幌記念で上がり3ハロン33秒8の脚を使ったファストタテヤマも面白い。昨年と同じ臨戦過程というのも好感が持てる。 過去に京都で速い上がりを繰り出しているアイポッパーにも期待したかったが、追い切りは正直重苦しかった。ストラタジェムも上がりは速いのだが、休み明けのここでいきなり日経賞のような脚が使えるとは思えないので見送り。トウショウナイトは上がりヨーイドン必至のここでは一円も要らない。 ◎スイープトウショウ ○インティライミ ▲ローゼンクロイツ △ファストタテヤマ ■馬券構築 スイープトウショウ1着固定+インティライミ2〜3着固定の3連単と2頭軸の3連複流し。 [3連単] スイープトウショウ→インティライミ→ローゼンクロイツ 10% [3連単] スイープトウショウ→インティライミ→ファストタテヤマ 10% [3連単] スイープトウショウ→ローゼンクロイツ→インティライミ 10% [3連単] スイープトウショウ→ファストタテヤマ→インティライミ 10% [3連複] スイープトウショウ−インティライミ−ローゼンクロイツ 30% [3連複] スイープトウショウ−インティライミ−ファストタテヤマ 30% |