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第11回エルムS(GIII) 2006年9月18日(Mon) 札幌ダート1,700M 3歳以上オープン 別定 (混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | オーガストバイオ | 先 | 98 | 前走力負け不満も戦法に自在性出たのは良い。 | |
2 | 2 | ヒカルウイッシュ | 差 | 97 | ハンデ戦で弱面相手に勝っただけでは正直苦しい。 | |
3 | 3 | ジンクライシス | 先 | 95 | 前走直線で離される。距離短縮は良さそうだが。 | |
4 | 4 | タイギャラント | 追 | 93 | 地方では形になるもここに入るとさすがに厳しい。 | |
5 | タイムパラドックス | 追 | 102 | 後方脚質で融通利かない。力を認めた上で見送り。 | ||
5 | 6 | ドンクール | 先 | 105 | 中央重賞だとだらしない。ここの相手も楽ではない。 | |
7 | サカラート | 逃 | 100 | 前走は追走後手に回る。とりあえず前に行きたい。 | △ | |
6 | 8 | トーセンブライト | 先 | 102 | 前走余裕の追走で楽勝。ここは相手強化が課題。 | ◎ |
9 | パーソナルラッシュ | 先 | 95 | 本レース連覇中。前走差し返すなど気力は十分。 | ○ | |
7 | 10 | ヒシアトラス | 先 | 102 | 実績上位。ズブい馬で小回りコースは忙しい印象。 | |
11 | ワイルドワンダー | 差 | 102 | 前走競り勝って軌道に乗るも今回差せるかどうか。 | ||
8 | 12 | ロードマジェスティ | 差 | 97 | ダートは新馬戦以来。時計掛かっても苦しいか。 | |
13 | タガノゲルニカ | 先 | 102 | ここ2戦追っ付け通し。追い切り上向きで復調間近。 | ▲ |
■レース展望 とりあえず前につけないと始まらない・小回り適性を見せるトーセンブライト |
■予想構築 まずは札幌で行われた過去9年の傾向をさらっとおさらいしてみる。
地方重賞組は距離短縮となる馬が結果を残しており、距離延長が【1・0・0・13】(7.1%)であるのに対して距離短縮は【3・2・2・15】(22.7%)となる。後者のうち、3着以内だった馬に限ると【3・2・2・4】(45.5%)。前走ハナを奪った上で直線ジンクライシスを差し返したパーソナルラッシュの二枚腰は距離短縮となるここは脅威。1番人気でないのが不思議な位。これは買いだ。 サカラートの前走はマイル戦。控えて終了のレース内容は平凡だった。この馬は逃げて圧勝がある馬だけにとにかく前に行ってもらいたいし、武豊騎手ならその辺りはよく心得ているだろう。ジンクライシスは上手く捲った前走でパーソナルラッシュに差し返されてしまったのが不満。距離短縮が良い方向に出そうだが、これを買う位ならパーソナルラッシュを厚く買ったほうが良さそう。 次に注目すべきなのはコース適性。ダート1,700Mは中央開催(東京・中山・京都・阪神)にはなく、専らローカル専用コースとなっている。その概要は4コーナー出口からスタートし、スタンド前を通過した上でコースを一周するというもの。小回りで平坦だけに先行した馬が有利なのは想像に易い。4コーナーまでに先頭に取り付けるような、小回りの利く馬でないと勝ち負けは難しい。 ヒシアトラスは勝負どころでズブくなる馬で、小回りコースで4角先頭といった器用な競馬が出来るかは少々疑問。1,700Mは2戦して2着2回と悪くないが、勝っていないのは印象が悪い。ここはそのヒシアトラスを平安Sで負かしたタガノゲルニカに期待してみたい。今回は札幌ダートの追い切りで6F79秒8-1F12秒4。叩き3戦目でそろそろ復活がありそうな感じがする。 結論としてはマリーンSを先行して勝ったトーセンブライトを軸に、特に落ち度がないパーソナルラッシュ、復調気配のタガノゲルニカ、逃げて重賞圧勝があるサカラートへ流してみる。 ◎トーセンブライト ○パーソナルラッシュ ▲タガノゲルニカ △サカラート ■馬券構築 トーセンブライトから馬複流し、トーセン−パーソナル2頭軸の3連複流し。 [馬複] トーセンブライト−パーソナルラッシュ 20% [馬複] トーセンブライト−タガノゲルニカ 20% [馬複] トーセンブライト−サカラート 20% [3連複] トーセンブライト−パーソナルラッシュ−タガノゲルニカ 20% [3連複] トーセンブライト−パーソナルラッシュ−サカラート 20% |