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第24回関西テレビ放送賞ローズS(GII) 2006年9月17日(Sun) 中京芝2,000M 3歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ペケジェイ | 先 | 77 | ダートを勝って即連闘。逃げるしか手は無いか。 | |
2 | パーフェクトジョイ | 差 | 78 | 夏を使った強みあるが実績の上積みには乏しい。 | ||
2 | 3 | ソリッドプラチナム | 追 | 89 | 近走凄まじい切れ味発揮も今回は気配が平凡。 | |
4 | ハンドレッドスコア | 先 | 80 | 前走は仕掛け早。仕上がり良く巻き返しに期待。 | ▲ | |
3 | 5 | サンヴィクトワール | 差 | 78 | 素質認めたいが追い込み一辺倒の脚質はネック。 | |
6 | ティアラプリンセス | 先 | 79 | レース振り単調。楽に行けても捉えられると辛い。 | ||
4 | 7 | ヤマトマリオン | 差 | 80 | 前走が案外。仕上がり悪くないが即通用は微妙。 | |
8 | フサイチパンドラ | 差 | 91 | 今回引っ張る馬不在。実力上位も折り合い課題。 | ○ | |
5 | 9 | シフォンベール | 差 | 67 | 芝や距離が云々以前の問題。付いて回るだけ。 | |
10 | シェルズレイ | 先 | 85 | 先行して渋太い。キツい追い切り消化で不気味。 | ||
6 | 11 | チヨノドラゴン | − | − | 中央馬相手に芝でやり合うのはやはり分が悪い。 | |
12 | ステラマドレード | 先 | 81 | 前走は軽ハンデと内突き嵌る。勝ち負けは苦しい。 | ||
7 | 13 | アドマイヤキッス | 差 | 88 | 終い重点で仕上がる。勝負どころで捲る脚発揮。 | ◎ |
14 | ニシノフジムスメ | 差 | 86 | 前走は不完全燃焼。一瞬のキレは十分通用する。 | △ | |
8 | 15 | ワイキューブ | 差 | 75 | 前走押し切れず失速。距離は短いほうが良さそう。 | |
16 | ホウショウルビー | 差 | 79 | 自己条件で仕切り直すも相手が揃うここは厳しい。 | ||
17 | シークレットコード | 差 | 79 | まともに使われておらず未だに強さが分からない。 |
■レース展望 今年も然したる上がり馬不在・オークス組の主役はユタカ騎乗のアドマイヤキッス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
条件クラスを経由して連対した6頭はそれぞれ夏競馬使用(全て)、1000万クラス使用(5頭)、前走勝利(5頭)の各点において共通している。500万クラスを経由した馬は延べ32頭が出走して【1・0・2・29】(3.1%)、'04年1着レクレドール以外は壊滅。今年は1000万クラスを使った骨のある上がり馬が不在。マーメイドSを勝ったソリッドプラチナムに期待したいところだが、追い切りは今一つだった(後述)。
オークスから直行した馬は延べ34頭が出走して【4・3・1・26】(20.6%)。このうちオークスで連対していた馬は【1・1・1・7】(20.0%)。オークスでの着順は気にしなくても良い。ちなみに夏を休養に充てた馬は馬体重を大きく増やして出走してくるケースが多く、オークス勝ち馬に限っても'00年シルクプリマドンナ(+12kgで4着)、'03年スティルインラブ(+22kgで5着)、'04年ダイワエルシエーロ(+12kgで7着)と相次いで凡退している。今年は春勢力が中心になりそうだが、この点だけはくれぐれも注意したい。 アドマイヤキッスは栗東DWでサンヴィクトワール相手に余裕の先着。ラスト1ハロンは11秒6と速かったが、前半セーブしていた(6F87秒2)のでコレ位は出て当然。鞍上の指示に従い、GOサインが出てから弾けた点を評価したい。 フサイチパンドラは実質単走追いに近い内容。栗東DWで馬の行く気に任せた内容だったが、直線まで自制が利いた上でよく伸びた。6F82秒4−1F11秒6。今回は明確な逃げ馬が見当たらず、各馬固まって推移した場合に折り合いがつくかどうかだろう。 ニシノフジムスメは栗東DWで今回騎乗の上村騎手を背に単走追い。6F82秒5−1F12秒3。脚の運びはアドマイヤキッスやフサイチパンドラよりも力強かった。一方でソリッドプラチナムは栗東DWで6F81秒5-1F13秒3。鞭を入れても反応せず、むしろ失速気味だったのがいかにも不満。残念ながら夏の間にピークが過ぎてしまったようだ。 シェルズレイは栗東坂路で4F51秒4-1F13秒9。前半飛ばし過ぎて終いバタバタ。見栄えは悪いが先行タイプだけにこの位ハードに追ったほうが良いのかもしれない。シークレットコードは栗東坂路で4F54秒7-1F13秒1。取り立ててどうという点は見られなかった。ヤマトマリオンは栗東DWで6F84秒5-1F12秒0。時計は出ているのだが、首を左右に振るなど折り合いに課題を抱えた仕上がり。 追い切り内容から穴として狙えそうなのはハンドレッドスコア。栗東坂路4F53秒6−1F12秒4。不良馬場を感じさせない軽快な脚捌きで登板した。前走は初めての乗り替わり、初めての右周り、初めての古馬相手、初めての積極策ととにかく初物尽くし。今回は騎手とコースと世代が元に戻る。 フサイチパンドラとアドマイヤキッスの二強。あのラインクラフトを差せるのならフサイチパンドラなんて何でもないでしょ、ということでユタカ騎乗のアドマイヤキッスを軸に指名。相手はフサイチパンドラ、ハンドレッドスコア、ニシノフジムスメの順。 ◎アドマイヤキッス ○フサイチパンドラ ▲ハンドレッドスコア △ニシノフジムスメ ■馬券構築 アドマイヤキッス1着固定+フサイチパンドラ2〜3着固定の3連単と2頭軸の3連複流し。 [3連複] アドマイヤキッス−フサイチパンドラ−ハンドレッドスコア 30% [3連複] アドマイヤキッス−フサイチパンドラ−ニシノフジムスメ 30% [3連単] アドマイヤキッス→フサイチパンドラ→ハンドレッドスコア 10% [3連単] アドマイヤキッス→フサイチパンドラ→ニシノフジムスメ 10% [3連単] アドマイヤキッス→ハンドレッドスコア→フサイチパンドラ 10% [3連単] アドマイヤキッス→ニシノフジムスメ→フサイチパンドラ 10% |