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第60回ラジオ日本賞セントライト記念(GII) 2006年9月17日(Sun) 中山芝2,200M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ダイワバゼラード | 追 | 74 | 新潟で末脚に賭けるも3連敗。力不足は否めない。 | |
2 | キストゥヘヴン | 追 | 87 | まだ重め残り。生命線の決め手生かせるか疑問。 | ||
2 | 3 | テンシノゴールド | 差 | 79 | 前走そこそこに追い上げる。瞬発力勝負なら浮上。 | |
4 | ミストラルクルーズ | 差 | 78 | 前走完勝もスローペースの凡戦。即通用期待は酷。 | ||
3 | 5 | トウショウシロッコ | 先 | 90 | 前走力負けも先行策は評価。夏を使った強みある。 | |
6 | ユキノアサカゼ | 先 | 78 | ここ2戦は完全な力負け。一息入った今回も厳しい。 | ||
4 | 7 | ニシノアンサー | 逃 | 81 | 楽に行けそうだが多頭数だと脆いのが気になる。 | |
8 | ネヴァブション | 先 | 76 | 後ろから行くと届かない。前々走の再現も期待薄。 | ||
5 | 9 | トーセンシャナオー | 差 | 80 | どう乗ってもあと一押し足りない。ここも入着まで。 | |
10 | ニシノフリーダム | 追 | 72 | 中山2戦は先行出来ている。但し久々で気配平凡。 | ||
6 | 11 | マツリダゴッホ | 差 | 83 | 前走勝つには勝ったが辛勝。先に抜け出せるか。 | |
12 | トロフィーディール | 追 | 80 | 前走拙い乗られ方ながら3着。末脚は好調で注目。 | △ | |
7 | 13 | フサイチジャンク | 差 | 91 | どうも力強さに欠く印象もここは然したる強敵不在。 | ○ |
14 | インテレット | 差 | 87 | 2週続けて坂路で好時計。積極性出れば勝ち負け。 | ▲ | |
8 | 15 | マイネルハイアップ | 先 | 75 | 初ブリンカー着用。今回もとりあえず前につけたい。 | |
16 | パッシングマーク | 差 | 80 | 負かした相手が弱い。中山2戦2勝も過信は禁物。 | ||
17 | ミレニアムウイング | 先 | 83 | 前走競り合いを制す。先手取れそうなのは大きい。 | ◎ |
■レース展望 主役は夏を使った先行馬・魔法のブリンカーでここも押し切るミレニアムウイング | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
ダービーから直行した馬は延べ22頭が出走して【3・3・3・13】(27.3%)。このうち、ダービー時と同じ騎手が乗った馬は【3・2・1・6】(41.7%)、騎手が替わった馬は【0・1・2・7】(10.0%)。後者での連対例は岡部幸雄騎手から藤田伸二騎手に乗り替わった'04年2着ホオキパウェーブのみ。ちなみに藤田騎手は同馬のデビュー時の騎手だった。この「乗り替わり有無理論」に従うならフサイチジャンクは買い、パッシングマークは消しとなる。
条件クラスを経由して連対した馬について前走と今回の通過順に注目した場合、明らかに先行型(4角3番手以内)が優勢なのが分かる。前走も今回も差して連対したと言えるのは'99年2着シンボリモンソー位で、同馬にしても3コーナーから動き始めていた。 なお、上表に挙げた10頭全てが前走で2,000M以上の距離を使っており、'03年2着ニシノシンフォニー(前走3着)を除く9頭は前走で連対していた。これらの点から浮上するのはミストラルクルーズ、トウショウシロッコ、ミレニアムウイングの3頭。 追い切り気配が最も良く見えたのはインテレット。美浦坂路で1週前に4F49秒2−1F13秒0、今週は4F50秒6−1F12秒1。ちなみに毎日杯(2着)直前は美浦坂路4F50秒1−1F12秒1だった。ほぼ馬なりで併走馬を千切っており、久々ながらいきなり勝ち負けが期待できそう。 他に美浦坂路で追われた馬では、トウショウシロッコが併走馬相手に余裕を持って同入。ミストラルクルーズは終始外へモタれ気味。ネヴァブションは気合い鞭が入っての同入。ミレニアムウイングは美浦南芝でマチカネゲンジ(牡3・1000万下)と併せて同入。夏を使っている馬だけに馬なりでサッと流す程度。 フサイチジャンクは栗東DWでオルクリスト(セ4・500万下)と併せて同入。2週前追い切りでは手が動いていたが、今週は岩田騎手を背に持ったまま。それでいて一番時計を記録(5F79秒6−1F12秒7)。仕上がりは間違いなく良い。パッシングマークは栗東坂路で併走馬を突き放した。テンシノゴールドは栗東坂路で木曜の2番時計。 美浦南Wで追われた馬は総じて冴えなかった。キストゥヘヴンはオールフォーラヴ(牝3・未勝利)と併せてほぼ同入。ラスト1ハロン14秒3は稍重を考慮しても遅い。現に他の馬は12〜13秒台でまとめている。胸前の肉付きが良くなって力強さは感じるが、フラワーC・桜花賞と決め手の違いで勝ってきた馬だけにこの仕上げでは不安が残る。GI馬だからという理由で買うと火傷すること請け合い。 マツリダゴッホはウインジェネラーレ(牡6・オープン)ら2頭を先行させた上で先着。シャドーロールを着用しているが相変わらず頭が高い。ニシノフリーダムはゴールドヴェイン(牡3・1000万下)、ムーンシャイン(牡5・1600万下)の間で強めに追われて僅かに遅れた。ニシノアンサーは美浦南Wでヒカルラブハート(牡3・未勝利)にアオられた。ユキノアサカゼはドクターグリム(牡4・500万下)相手に鞭を使って先着。マイネルハイアップはスプリングドリュー(牝6・オープン)に追走させて半馬身遅れ。 展開的にはミレニアムウイングが最有力、デキの良さに拘るならインテレット、フサイチジャンク。ミレニアムウイングはブリンカー着用後に連勝、しかも連勝中と同じ大外枠を引いた。前走は長距離戦ながら1,000M通過が59秒9と速く、今回距離短縮でも戸惑うことはなさそう。ということでこれが軸。ミレニアムウイングと同じくデータで狙えそうなミストラルクルーズはデキ一息、トウショウシロッコは前走力負けを理由に見送る。 フサイチジャンクはここ3戦後ろからの競馬。仕上がり良好で上がりの脚もあるとはいえ、今回どの辺りにつけるのかはレースに行かないと分からない。このメンバーで3着以下は考えにくいが…。インテレットは皐月賞の勝負どころで動けていた点を評価。何より今はデキが良い。 追い切りでもデータでも狙いに挙がらなかった中で怖いのはトロフィーディール。前走はスローペースで最後方に構えた後藤騎手のミス。ラストは完全に脚を余らせていた。とりあえず位置取りを修正するだけで勝ち負けに加われると思う。 ◎ミレニアムウイング ○フサイチジャンク ▲インテレット △トロフィーディール ■馬券構築 ミレニアムウイングから馬複・3連複流し。 [馬複] ミレニアムウイング−フサイチジャンク 30% [馬複] ミレニアムウイング−インテレット 20% [馬複] ミレニアムウイング−トロフィーディール 20% [3連複] ミレニアムウイング−フサイチジャンク−インテレット 10% [3連複] ミレニアムウイング−フサイチジャンク−トロフィーディール 10% [3連複] ミレニアムウイング−インテレット−トロフィーディール 10% |