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第20回セントウルS(GII) 2006年9月10日(Sun) 中京芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | エムエスワールド | 先 | 89 | 古馬相手に連敗。流れについて行けるかも心配。 | |
2 | ゴールデンキャスト | 先 | 97 | ここに来て調子落ち。前走のような差込は期待薄。 | ||
2 | 3 | マルカキセキ | 差 | 100 | 使っても調子が上がってこない。もう一戦様子見。 | |
4 | メイショウボーラー | 逃 | 96 | 叩き2戦目で気配上向き。開幕週への対応カギ。 | ||
3 | 5 | ロードアルティマ | 逃 | 96 | 行くだけの馬で展開厳しい。相手も格段に強化。 | |
6 | サチノスイーティー | 逃 | 98 | 前走4角で膨らんで沈没。まだ力足らずな面あり。 | ||
4 | 7 | ギャラントアロー | 逃 | 98 | 前走競り合って撃沈。とりあえず逃げるしかない。 | |
8 | リミットレスビッド | 差 | 102 | 前走も4角で置かれるなど反応の鈍さが気になる。 | ||
5 | 9 | プレシャスカフェ | 差 | 96 | 前走差し込めていたがまだ足りない。手出し無用。 | |
10 | リボンアート | 差 | 93 | 前走馬体増で上がり最速。太め解消なら不気味。 | ||
6 | 11 | テイクオーバーターゲット | − | − | GSC単独首位。時計勝負は問題ないようだが。 | ○ |
12 | ネイティヴハート | 追 | 99 | 末脚は好調キープ。高速時計で差せるかどうか。 | △ | |
7 | 13 | キーンランドスワン | 差 | 99 | 近頃は付いて回るだけが日課。ここも同様か。 | |
14 | コスモフォーチュン | 先 | 98 | 前走はイン突きの賜物も連勝の勢いは認めたい。 | ▲ | |
15 | エイシンヘーベ | 差 | 95 | このところ差脚不発で燻る。一変は望みにくい。 | ||
8 | 16 | セレスダイナミック | 追 | 81 | 久々が古馬相手のスプリント戦というのは無謀。 | |
17 | ウインレジェンド | 逃 | 84 | やはり行くしかないようではキツい。追走一杯か。 | ||
18 | シーイズトウショウ | 逃 | 99 | 完璧に乗っても差される。中1週の今回正念場。 | ◎ |
■レース展望 快速時計なら差されるリスク軽減・今度こそ決めなきゃいかんよシーイズトウショウ |
■予想構築 まずはテイクオーバーターゲットの取捨から。21戦12勝、自国オーストラリアでGI3勝、グローバル・スプリントチャレンジ(GSC)の第1戦・ライトニングS(豪GI)と第3戦・キングズスタンドS(英GII)を制している。この距離の持ち時計は1分07秒8となかなか速い。日本の短距離界は主役不在で、自国以外でも通用している同馬は十分勝負になると思う。ここ4戦連続して直線競馬を使っており、小回りの中京で上手く立ち回れるかが焦点になるだろう。 朝日チャレンジCがコースレコードまでコンマ1秒に迫る時計で決着。行く馬がズラリと揃った本レースは1分07秒台での決着が濃厚。時計が速過ぎると逆に差しが届かなくなるので、好位追走〜中団差し位が丁度良いと思う。 そうなるとやはり軸はシーイズトウショウということになるだろうか。馬群から抜け出したところがゴールになるように持って行けば勝てると思う。問題は札幌から中1週のハードローテ。不良の栗東坂路で4F53秒9−1F12秒2、状態は良い意味で平行線。 ちなみに距離短縮後の勝ち馬6頭のうち、函館スプリントSを経由した'01年テネシーガール以外の5頭は小倉の短距離戦を経由しており、そこで勝っていた馬は【3・2・1・4】(50.0%)と好調。今回前走で小倉を勝っている馬はコスモフォーチュンのみ。前走はコース採りが全てだったが、テン3ハロン32秒9の流れで前につけて独走に持ち込んだ点は評価しておいても良いだろう。追い切りは前走同様に栗東DWで馬なり。沈み込むようなフォームで好調をキープしている。 今回の出走馬達は一様にお疲れのようで、追い切りで気配が上向きの馬はみられなかった。ゴールデンキャストは攻め駆けしないとはいえ、栗東坂路でも冴えない動きに終始。マルカキセキは栗東DWでダラダラと走っている。福永騎手が稽古をつけたにも関わらず熊沢騎手が騎乗するというのも勝負がかりではないことの表れか。ロードアルティマは併走相手のコンゴウリキシオー(朝日CC2着)が走り過ぎたこともあるが、格上挑戦なら逆にコンゴウリキシオーをアオる位の迫力が欲しかった。 強いて言えばメイショウボーラーが栗東坂路で立ち直り気配。但し終い中心の追い切りで、テンからフルスピードのここで付いて行けるかどうかが心配。やはりもう一戦様子をみたい。リミットレスビッドは平行線のデキだが、北九州記念で4角追っ付け通しの手応えを見る限り、今となってはこの距離は短過ぎるのかもしれない。逆に年齢を感じさせない差込みを連発しているネイティヴハートは狙って良さそう。 結論としては消去法的にシーイズトウショウとテイクオーバーターゲットを拾い、北九州記念勝ち馬コスモフォーチュン、今年の高松宮記念でもシーイズトウショウとアタマ2つ差のネイティヴハートへ流すことにする。 ◎シーイズトウショウ ○テイクオーバーターゲット ▲コスモフォーチュン △ネイティヴハート ■馬券構築 シーイズトウショウから馬複、シーイズ−テイク2頭軸の3連複流し。 [馬複] シーイズトウショウ−テイクオーバーターゲット 20% [馬複] シーイズトウショウ−コスモフォーチュン 20% [馬複] シーイズトウショウ−ネイティヴハート 20% [3連複] シーイズトウショウ−テイクオーバーターゲット−コスモフォーチュン 20% [3連複] シーイズトウショウ−テイクオーバーターゲット−ネイティヴハート 20% |