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第57回朝日チャレンジC(GIII)
2006年9月9日(Sat) 中京芝2,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 サクラゲイル 92 春先この舞台で完敗。今回はハンデもなくまず無理。  
2 2 アルスブランカ 1年半ぶりの実戦。開幕週の時計決着では厳しい。  
3 3 ツルマルヨカニセ 96 前走は作戦勝ち。番手追走で残るだけの脚力ある。
4 4 トリリオンカット 94 前走そこそこ踏ん張るもオープンクラスでは力不足。  
5 5 メジロマイヤー 99 気配悪くないが久々はマイナス。同型の対処も難題。  
6 タイガーカフェ 92 位置後ろ過ぎ。相手手薄な今回は何とかしたいが。  
6 7 マーブルバルダー 82 スローで居残っただけ。ここで時計詰めるのは酷か。  
8 ケイアイガード 97 前走積極策を敢行して完敗。叩かれて気配上向き。
7 9 ブラックタイド 92 前走先に動いて差される。状態はむしろ下降気味。  
10 エイシンニーザン 93 持ち時計は申し分無し。ただ強行軍の反動ありそう。  
8 11 コンゴウリキシオー 100 前走差し優勢の展開で善戦。完勝の舞台で立直す。
12 スズカフェニックス 88 格上挑戦。決め手だけならここでも通用しても良い。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 中京コースで逃げ切りに再チャレンジ・力は断然コンゴウリキシオー
■予想構築

 阪神競馬場の改修工事に伴い、今年は中京で代替施行。例年小倉重賞を経由してきた馬が強い一戦で、今回はコンゴウリキシオーが最有力。過去10年において逃げ切り勝ちは無いが、今回は直線に際立った坂が設けられていない中京でのレースとなるためどうということはないだろう。

 逃げ切り勝ち無しの傾向に拘るなら、コンゴウリキシオー以外の馬に目を向けるべき。そこで追い切りの気配からケイアイガードを推したい。前走直前は併走一杯でどうにか同入と動きが重かったが、一度使われた後の今回は単走強めで終い1ハロン11秒7(いずれも栗東DW)。中京コースで一昨年に3馬身半差の快勝があるのも心強い。

 コンゴウリキシオーは栗東坂路を軽快に駆け上がり、好調キープをアピール。追われてから頭が高くなったのは若干マイナス。スズカフェニックスは栗東坂路を単走で調整。ラチ沿いながら真っ直ぐ駆け上がってきたのは好感が持てる。ツルマルヨカニセは栗東坂路で併走遅れ。攻め駆けしないタイプで、前走直前も同様の状態で勝っているので問題なさそう。

 メジロマイヤーは栗東Bで終い重点の調教。動きそのものは悪くない。トリリオンカットは栗東坂路単走。前半楽した割には終い1ハロンは13秒1と要した。エイシンニーザンは年下のエイシンテンリュー相手に一杯に追って併走遅れ。前走強行軍の反動が出ている。タイガーカフェはイネス騎手を背に3頭併せ。ほぼ馬なりで併入した。アルスブランカはフォーカルポイント(京成杯AH出走)との併せから完全に遅れた。サクラゲイルとマーブルバルダーについては確認できなかったので割愛。

 最悪なのはブラックタイド。持ったままのメジロラガマフィン(牝4・500万下)に全く付いていけず、舌を出してヨレヨレ。現状維持どころかむしろ悪化といえるデキで、前走直前と見比べると一目瞭然。何故か武豊も乗らないし、完全にお客さんだろう。

◎コンゴウリキシオー
○ケイアイガード
▲スズカフェニックス
△ツルマルヨカニセ


■馬券構築

 コンゴウリキシオーとケイアイガード2頭軸の3連単・3連複流し。

[3連単] コンゴウリキシオー→ケイアイガード→スズカフェニックス 10%
[3連単] コンゴウリキシオー→ケイアイガード→ツルマルヨカニセ 10%
[3連単] ケイアイガード→コンゴウリキシオー→スズカフェニックス 10%
[3連単] ケイアイガード→コンゴウリキシオー→ツルマルヨカニセ 10%
[3連複] コンゴウリキシオー−ケイアイガード−スズカフェニックス 30%
[3連複] コンゴウリキシオー−ケイアイガード−ツルマルヨカニセ 30%


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