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第42回新潟記念(GIII)
2006年8月27日(Sun) 新潟芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ソーユアフロスト 92 同コース2勝。前走もさほど負けておらず不気味。  
2 ロードフラッグ 91 前に行けても粘りがない。意欲の連闘策も厳しい。  
2 3 ニシノナースコール 91 新潟で決め手冴える。軽量で差脚活性化なるか。  
4 サイドワインダー 95 昨年同時期の勢いにない。ハンデきついだけ損。  
3 5 トップガンジョー 96 前々で競馬出来るのは有利。距離はこなす程度。
6 ナイキゲルマン 76 前走1頭に先着出来た。今回は2頭に先着したい。  
4 7 シャーディーナイス 82 ここ2走の失速ぶりが酷い。これでは話にならない。  
8 サンレイジャスパー 94 前走速い時計に喰らいつく。特に落ち度無く注目。
5 9 エイシンニーザン 92 前走好時計で勝利。中1週の強行軍がどうかだけ。  
10 ヤマニンアラバスタ 99 精彩欠く上に前年比3kg増。復調望むのは酷か。  
6 11 アサクサキニナル 95 惜しくない敗退ばかりで無視しても気にならない。  
12 オースミグラスワン 99 加速鈍いだけに新潟外回り歓迎。ただ久々は微妙。
7 13 ヤマニンメルベイユ 90 先行押し切り身上。勝ち方ギリギリで通用は疑問。  
14 タガノマイバッハ 91 前走も途中で失速。疲れたら走るのを止める感じ。  
15 ダイワレイダース 91 昨年スローで引っ掛かる。丸一年のブランクも不利。  
8 16 ヴィータローザ 97 力はあるがとにかくズブい。直線長いコースは苦手。  
17 トリリオンカット 87 下級条件で長らく低迷。追い比べで非力に映る。  
18 スウィフトカレント 101 前走完勝。後ろから行くリスク織り込んでも有力。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 グレイソヴリンの血が騒ぐ・小倉を経て勝利に届くサンレイジャスパー
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【前走競馬場別成績('01年以降)】
前走競馬場 着別度数 単勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
小倉 【3・0・2・6】 27.3% 27.3% 45.5% 145 136
函館 【1・1・0・6】 12.5% 25.0% 25.0% 73 57
新潟 【1・2・2・30】 2.9% 8.6% 14.3% 18 35
福島 【0・2・0・5】 0.0% 28.6% 28.6% 0 98
その他 【0・0・1・8】 0.0% 0.0% 11.1% 0 54

【連対馬の前走成績('01年以降)】
年度 1着馬 2着馬
'01年 サンプレイス
サマーS(1600万・小倉芝1,800M)1着
エアスマップ
函館記念(GIII・函館芝2,000M)15着
'02年 トーワトレジャー
函館記念(GIII・函館芝2,000M)3着
アグネススペシャル
関屋記念(GIII・新潟芝1,600M)6着
'03年 ダービーレグノ
北九州記念(GIII・小倉芝1,800M)2着
カンファーベスト
カブトヤマ記念(GIII・福島芝1,800M)5着
'04年 スーパージーン
北九州記念(GIII・小倉芝1,800M)10着
レニングラード
佐渡特別(1000万・新潟芝2,200M)1着
'05年 ヤマニンアラバスタ
佐渡特別(1000万・新潟芝2,200M)1着
グラスボンバー
七夕賞(GIII・福島芝2,000M)3着

 新潟記念は他場からの転戦組が強く、コース新装後に行われた5回のうち3回は前走で小倉を使っていた馬が制している。一方で引き続き新潟を使った馬は延べ35頭が出走して1勝2着2回。ここ2年は佐渡特別勝ち馬が連対を果たしているが、サンプレイス、トーワトレジャー、スーパージーンはここが新潟初出走。少なくとも新潟コース実績に過敏になる必要は無い。


【Grey Sovereign系産駒の成績('01年以降)】
年度 馬名 父名 新潟記念成績
'02年(第38回) トーワトレジャー トニービン 1着(2人気)
ダービーレグノ トニービン 3着(9人気)
エイシンワンシャン トニービン 5着(3人気)
'03年(第39回) ダービーレグノ トニービン 1着(3人気)
ゴーステディ トニービン 11着(2人気)
'04年(第40回) レニングラード トニービン 2着(1人気)
ニシノセレッソ サクラチトセオー 4着(7人気)
'05年(第41回) ヤマニンアラバスタ ゴールデンフェザント 1着(3人気)

 グレイソヴリン系産駒の活躍が目立つ。今回の該当馬はサイドワインダー(父トニービン)、ヤマニンアラバスタ(父ゴールデンフェザント)、サンレイジャスパー(父ミスズシャルダン)の3頭。この中では小倉記念を経由したサンレイジャスパーを推したい。小倉記念で先着された2頭はいずれも後方脚質で、ここで先手が打てれば簡単には抜かれないと思う。ちなみに同馬はヤマニンアラバスタと同じく父方・母方両方がグレイソヴリン系である。

 今回はどの馬が逃げるかすら分からず、先行勢に有利な展開が見込まれる。スウィフトカレントの前走は最内強襲が嵌ったのも事実。新潟コースで不必要に後ろから行くようだと届かないかもしれない。ヴィータローザはこれまでの経緯からして小回り専門なので要らない。

 エプソムCを先行して制したトップガンジョーも先に抜け出せれば勝機がありそう。オースミグラスワンは野暮ったい馬で休み明けですぐ動くか微妙なところだが、スロー濃厚の新潟外回りという環境が合うので抑え。なお昨年よりは重賞勝ち馬の出走が多く、レベルが高いとみて上がり馬は全て消しとした。

◎サンレイジャスパー
○スウィフトカレント
▲トップガンジョー
△オースミグラスワン


■馬券構築

 サンレイジャスパーから馬複、3連複流し。

[馬複] サンレイジャスパー−スウィフトカレント 30%
[馬複] サンレイジャスパー−トップガンジョー 20%
[馬複] サンレイジャスパー−オースミグラスワン 20%
[3連複] サンレイジャスパー−スウィフトカレント−トップガンジョー 10%
[3連複] サンレイジャスパー−スウィフトカレント−オースミグラスワン 10%
[3連複] サンレイジャスパー−トップガンジョー−オースミグラスワン 10%


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