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第41回関屋記念(GIII)
2006年8月6日(Sun) 新潟芝1,600M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ケイアイガード 99 鉄砲利くとはいえローテに精彩欠くのは気になる。  
2 ワディラム 96 夏の連勝は素直に評価。時計の裏付けあり通用可。
2 3 テレグノシス 101 自ら動けないもどかしさあるが末脚の威力は絶大。
4 ウインディグニティ 86 決め手はあるがこのクラスに入ると目立たない。  
3 5 オーゴンサンデー 94 追込一手で効率悪い。ここも付いて回るだけ濃厚。  
6 ロードフラッグ 93 着順程負けていない。流れに乗れば見せ場は作る。  
4 7 サイドワインダー 97 重馬場を考慮しても昨年程の勢いに無いのも事実。  
8 ローエングリン 94 二の足使えず苦戦中。序盤のリードを生かしたい。  
5 9 エムエスワールド 86 前走古馬相手に完敗。マイル全敗で材料も乏しい。  
10 ナイキゲルマン 参加賞。芝は未知数とはいえここを使うのは無謀。  
6 11 ダイワバンディット 97 先手は取れそう。久々の距離短縮が吉と出るか。
12 アルビレオ 100 善戦するが勝ち切れない。一息入れた効果に期待。  
7 13 カンファーベスト 99 スランプ長い。マイルもこなせなくはないが苦しい。  
14 フジサイレンス 99 ここ3走がサッパリ。自ら差し切るまでの力は無い。  
15 ヤマタケゴールデン 84 芝ではいかにもスピード不足。前に行けても厳しい。  
8 16 ペールギュント 94 前走復調気配感じさせるも直線長いコースは微妙。  
17 ヤマニンアラバスタ 101 息の長い末脚が武器。瞬発力勝負なら出番あり。  
18 ニューベリー 100 地味に力を付けてきている。ここ久々も居残り注意。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 勝負どころで下りが後押し・ズブさ解消で弾けるかテレグノシス
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【上位馬の脚質と上がり3ハロン一覧(馬場新装後、過去5年)】
年度(回) 頭数 上り 1着 上り 2着 上り 3着 上り
'01年(第36回) 11頭 33.8 (2-2)先 33.4 (1-1) 34.2 (6-6) 32.6
'02年(第37回) 14頭 33.8 (2-2)先 33.6 (1-1) 34.0 (5-6) 33.7
'03年(第38回) 16頭 34.7 (4-4)先 34.2 (13-13) 34.0 (4-4)先 34.4
'04年(第39回) 15頭 33.9 (3-4)先 33.6 (5-5) 33.4 (11-11) 33.2
'05年(第40回) 18頭 33.8 (12-12) 32.6 (4-5) 33.6 (12-12) 33.2
(6-6) 33.7

 新潟マイルの傾向として、先行馬も後方待機馬と同じような上がりを繰り出しているという点が挙げられる。新潟芝1,600Mは外回りコースで、向こう正面後半から3コーナー過ぎに渡って2Mを上り、そこから直線にかけて下っていく造りになっている。3コーナー過ぎから始まる下りで先行勢は行き脚がつき、後方勢は前を追いかけるため幾分仕掛けが早まる。先行勢と後方勢の上がりのギャップはこれにより結構補正されているような感じがする。

 テレグノシスは昨年秋に上がり32秒台の脚を2回使うなど末脚のキレは健在。今年に入ってからもダービー卿チャレンジトロフィーで上がり最速となる33秒1をマーク。問題があるとするならば勝負どころでもたつく点だが、そこは段階的に下る新潟のコース形態が上手く嵌りそうな感じがする。

 ワディラムは前につけて連勝している点を評価したい。上がりの脚が少々心許ないが、そこは新潟マイルの補正効果に期待。ペールギュントとサイドワインダーの2頭は米子S当時よりもワディラムとの斤量差が縮まるものの、今一つ勢いが感じられないので消してみる。

 ニューベリーは昨年3着以降もファイナルS優勝、京都金杯2着、読売マイラーズC4着と力を付けてきている。ダービー卿チャレンジトロフィーではテレグノシスにコンマ3秒差だった。他では福島テレビ杯で単騎逃げを打ち、エアシェイディとよもやの接戦を繰り広げたダイワバンディットに警戒したい。

◎テレグノシス
○ワディラム
▲ニューベリー
△ダイワバンディット


■馬券構築

 テレグノシスから馬複流し。

[馬複] テレグノシス−ワディラム 50%
[馬複] テレグノシス−ニューベリー 30%
[馬複] テレグノシス−ダイワバンディット 20%


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