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第13回函館スプリントS(GIII) 2006年7月2日(Sun) 函館芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | シンボリグラン | 差 | 104 | 出遅れ癖が厄介。前走のスタートは正常だったが。 | ▲ |
2 | 2 | ダイワパッション | (出走取消) | |||
3 | 3 | プレシャスカフェ | 差 | 99 | 相変わらず低調。馬に走る気配が感じられない。 | |
4 | トールハンマー | 差 | 98 | コース実績認められるものの重賞では荷が重い。 | ||
4 | 5 | フサイチホクトセイ | 先 | 95 | 叩き2戦目。高速志向だけに洋芝が合うかどうか。 | △ |
6 | シーイズトウショウ | 逃 | 102 | 当レース連覇中。とりあえず現状維持で勝ち負け。 | ○ | |
5 | 7 | ギャラントアロー | 逃 | 101 | テンの速さ健在も終い失速。展開恵まれないと辛い。 | |
8 | タニノマティーニ | 先 | 103 | 地味に居残り多い。早めに抜け出して見所作るか。 | ||
6 | 9 | キーンランドスワン | 差 | 102 | ムラ駆け傾向。浮上のきっかけが掴めないでいる。 | |
10 | マイネルアルビオン | 差 | 101 | ここ2戦が今一つ。差脚生かせそうだが通用微妙。 | ||
7 | 11 | ブルーショットガン | 差 | 99 | 今となっては阪急杯が出来過ぎ。久々でもあり静観。 | |
12 | ビーナスライン | 差 | 96 | 自己条件で勝ち負け苦しいようでは話にならない。 | ||
8 | 13 | プリサイスマシーン | 先 | 105 | 高松宮記念で距離経験済み。先行押し切り視野。 | ◎ |
14 | マイネルハーティー | 追 | 100 | 後方決め打ちで届かず連発。当面は前崩れ待ち。 |
■レース展望 高松宮記念で垣間見せたスプリント適性・先手必勝プリサイスマシーン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の表を参照されたい。
このレースは上半期のスプリントGI・高松宮記念との関連が深く、GI昇格後の9年間で高松宮記念出走組の中から勝ち馬6頭、2着馬5頭が出ている。昨年は該当馬2頭(プレシャスカフェ、ゴールデンロドリゴ)が共に着外に敗れたが、今年も懲りずに注目してみたい。
前述の連対馬11頭につき、高松宮記念とこのレースにおける通過順を示すと上表のようになる。印象としては、高松宮記念でそこそこ前につけて好走していた馬の信頼性が高いようである。'99年シンボリスウォード、'01年タイキトレジャー、'03年アグネスソニックといった差し不発組の中からも巻き返す馬がみられるが、いずれも先行好走馬の影に隠れる形で2着に甘んじている。 今年の該当馬(高松宮記念出走馬)を順に吟味していくと、まずキーンランドスワンとマイネルアルビオンは位置取りが後ろ過ぎる上、勝ち馬から1秒以上離されての完敗が気掛かり。ギャラントアローは通過順が評価できるものの直線失速の内容がいただけない。シンボリグランは出遅れての追い上げで額面通りには評価し難い。ブルーショットガンは良くも悪くもない。 狙いに挙がりそうなのは先行して掲示板に挙がっているシーイズトウショウとプリサイスマシーン。いずれも勝ち馬から0秒3差で、相当の先行力を秘めているとみて良い。当時の斤量差が1kg縮む今回はプリサイスマシーンを上位に採ってみたい。 相手筆頭は当然シーイズトウショウだが、この馬は馬体重の増減が激しく、一本被り気味の今回は少し嫌ってみたい気もする。紐荒れ候補は昨年のオーロCとCBC賞を先行して勝ったシンボリグラン、ハイペース追走はお手の物で、本レース騎乗機会5年連続連対中の横山典弘騎手騎乗フサイチホクトセイを抑えてみる。 ◎プリサイスマシーン ○シーイズトウショウ ▲シンボリグラン △フサイチホクトセイ ■馬券構築 プリサイスマシーンから馬単流し。 [馬単] プリサイスマシーン→シーイズトウショウ 50% [馬単] プリサイスマシーン→シンボリグラン 30% [馬単] プリサイスマシーン→フサイチホクトセイ 20% |