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第11回マーメイドS(GIII) 2006年6月18日(Sun) 京都芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (牝)(国際)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | シールビーバック | 差 | 88 | 芝での5戦が見せ場無し。馬場悪化でもまず無理。 | |
2 | 2 | サンレイジャスパー | 先 | 89 | 決め手がなく勝ち切れない。上がり要してもどうか。 | |
3 | 3 | スプリングドリュー | 先 | 82 | 先行策で立て直すもまだ足りない。軽量でも厳しい。 | |
4 | オリエントチャーム | 差 | 89 | 秋華賞4着の舞台で何とかしたいが現状がイマイチ。 | ||
4 | 5 | トウカイラブ | 追 | 91 | 脚質転換後は一進一退。勝ち負けまでは苦しい。 | |
6 | プリモスター | 追 | 84 | 前走完敗で重賞は時期尚早の感。一変期待は酷。 | ||
5 | 7 | フィヨルドクルーズ | 差 | 90 | レース振り不器用。前が止まってくれないと辛い。 | |
8 | ライラプス | 差 | 92 | 好位の内が取れれば強い。距離は克服出来る範囲。 | △ | |
6 | 9 | マイネサマンサ | 先 | 95 | 強力な同型不在で展開楽。叩き2戦目で押し切るか。 | ▲ |
10 | プリンセスグレース | 差 | 87 | 不利あった前々走以外は堅実。切れ味を生かしたい。 | ||
7 | 11 | レクレドール | 先 | 95 | ハンデ優遇&鞍上強化で巻き返し図る。良馬場希望。 | ◎ |
12 | マリアヴァレリア | 逃 | 76 | 走破時計は上々。格下とはいえ展開向きそうで注意。 | ||
8 | 13 | ソリッドプラチナム | 差 | 84 | 前走大外一気で凄い脚使う。未知な部分多く不気味。 | |
14 | ヤマニンシュクル | 差 | 97 | 実績上位も差して届かず多く全幅の信頼は置けない。 | ○ |
■レース展望 昨年までの条件と比較して1kgお得・鞍上強化で一石二鳥レクレドール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
ヴィクトリアマイルが新設された関係でほぼ同時期に中京で行われていた愛知杯が冬に移行、マーメイドSは従来より3週繰り上がって阪神(今年は京都)開催2日目の施行となった。負担斤量設定条件が賞金別定からハンデに変更されたのは、マーメイドSが愛知杯の施行条件を引き継ぐ形になったためと思われる。
昨年までの条件に従った負担斤量の一覧を示してみたところ、ハンデ戦への変更により恩恵を受けた馬が多いことが分かる。ただその殆どがまだ条件クラスに出走できる格下であり、軽ハンデで即勝ち負けできるかと言われれば怪しいところではある(怪しいから極端に軽い斤量になっている)。なおヤマニンシュクルは昨年の条件に従った場合は56kgとなり、ハンデが見込まれているのが分かる。 賞金別定戦からハンデ戦への条件変更で本当に恩恵を受けたと考えられるのは、重賞2勝をマークしながら55kgで出られるレクレドールではないだろうか。京都内回りコースなら持ち味の捲り上げる脚が有効になりそうで、鞍上も格段に強化。問題は馬場が悪いと上滑りを起こす程の重下手という点。これは普段より前につけるなどして対処してもらいたい。 ヤマニンシュクルはレクレドールとは逆に1kgのハンデ不遇がどう出るか。元々差し損ねが多い馬なので、力で押し切るには少々心許ない。マイネサマンサは掛かり癖があるので、この距離では展開有利と分かっていても若干の下方修正が必要。ライラプスはこのところ集中して先行出来ている。福島牝馬Sが実質勝ちに近い内容だったので、ここも引き続き注目したい。 ◎レクレドール ○ヤマニンシュクル ▲マイネサマンサ △ライラプス ■馬券構築 レクレドールから馬複流し。 [馬複] レクレドール−ヤマニンシュクル 40% [馬複] レクレドール−マイネサマンサ 30% [馬複] レクレドール−ライラプス 30% |