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第23回エプソムC(GIII)
2006年6月11日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 マチカネキララ 98 前走敗退不満も東京コースでの差し比べに自信あり。
2 シェイクマイハート 95 差しに回ると届かない。前につけてどれだけやれるか。  
2 3 デアリングハート 96 前走幾分立て直すも牡馬相手に通用するまでは疑問。  
4 ルーベンスメモリー 92 相手なりに走るが前走が差を感じさせる内容で苦しい。  
3 5 ロードフラッグ 95 以前に比べて追走で遅れ気味。変わり身にも乏しい。  
6 ペールギュント 93 ノド鳴りの手術施される。以前の差脚戻るなら怖い。  
4 7 ダイワバンディット 91 ここ2戦の負け方問題。久々も苦手にしており厳しい。  
8 クラフトワーク 72 前走がお粗末過ぎ。順調に使えていないのは心配。  
5 9 コンラッド 97 ここ2戦が差し損ねたような内容。コース替わりで妙味。
10 ニシノデュー 92 今回も単騎逃げ可能。距離こなせそうで居残り注意。  
6 11 ダンスインザモア 95 そこそこには来るが差し切れない。ここも善戦まで。  
12 タイガーカフェ 93 前走逃げ馬放置で完敗。どちらにせよ力不足否めず。  
7 13 スズノマーチ 100 昨年の覇者だが今年はローテに精彩欠く。BL再着用。  
14 トップガンジョー 94 マイル超に不安残すも流れ緩いなら誤魔化し利きそう。
15 グラスボンバー 100 前走動けずは休み明けも影響か。自在性発揮したい。  
8 16 サイドワインダー 101 末脚の破壊力は髄一。鉄砲使いOKでいきなり通用も。  
17 カナハラドラゴン 98 ノーマークながら差して好走は立派。引き続き注目。
18 ツルマルヨカニセ 99 ジリ脚慢性化。前走直線で不利あるも巻き返し困難。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 フルゲート最内の一本被り・若さで期待に応えるかマチカネキララ
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【連対馬の直前成績とレース間隔一覧(過去10年)】
年度(回) 1着 2着
'96年 マーベラスサンデー(牡4・57kg)
桶狭間S(1500万・中京芝1,800M)1着
中1週
ユウセンショウ(牡4・57kg)
天皇賞春(GI・京都芝3,200M)7着
中5週
'97年 タイキマーシャル(牡5・57kg)
谷川岳S(OP・新潟芝1,600M)4着
中5週
オースミタイクーン(牡6・57kg)
ダービー卿CT(GIII・中山芝1,600M)4着
中7週
'98年 ツクバシンフォニー(牡5・57kg)
メトロポリタンS(OP・東京芝2,300M)2着
中4週
ビッグサンデー(牡4・58kg)
スプリングC(GII・東京芝1,400M)5着
中2週
'99年 アメリカンボス(牡4・57kg)
スプリングC(GII・東京芝1,400M)16着
中2週
シグナスヒーロー(牡7・57kg)
エイプリルS(OP・中山芝2,000M)2着
中6週
'00年 アメリカンボス(牡5・57kg)
新潟大賞典(GIII・新潟芝2,000M)2着
中3週
ダイワテキサス(牡7・58kg)
新潟大賞典(GIII・新潟芝2,000M)13着
中3週
'01年 アドマイヤカイザー(牡5・57kg)
都大路S(OP・京都芝1,600M)12着
中3週
トーヨーデヘア(牡4・57kg)
オアシスS(OP・東京ダ1,600M)8着
中4週
'02年 ジョウテンブレーヴ(牡5・57kg)
都大路S(OP・京都芝1600M)8着
中4週
エアスマップ(牡7・57kg)
AJCC(GII・中山芝2,200M)9着
5ヶ月
'03年 マイネルアムンゼン(牡4・57kg)
府中S(1600万・東京芝2,000M)1着
中3週
ローマンエンパイア(牡4・57kg)
スプリングC(GII・東京芝1,400M)6着
中3週
'04年 マイネルアムンゼン(牡5・57kg)
新潟大賞典(GIII・新潟芝2,000M)1着
中3週
ダンツジャッジ(牡5・57kg)
安田記念(GI・東京芝1,600M)8着
連闘
'05年 スズノマーチ(牡5・57kg)
新潟大賞典(GIII・新潟芝2,000M)6着
中3週
グランリーオ(牡5・57kg)
フリーウェルS(1600万・東京芝1,400M)1着
中2週

 エプソムCは順調に使われてきた馬が強く、2ヶ月を超える休み明けで連対したのは'02年2着エアスマップしかいない。中4週以内で15連対ということからしても、レース間隔が開き過ぎていないことが望ましいようである。今年は休み明けの馬が多く、何となく波乱の匂いがする。

 もう一つ顕著な傾向としては、4〜5歳の若駒が強いということが挙げられる。6歳以上でも過去10年で2着が4回あるものの、勝利した馬はレース創設以降22回でもゼロ。上がり目が見込めそうな4〜5歳馬を軸に、レースを使われてきている馬を紐に据えたい。

 強力な逃げ馬不在。ニシノデューが押し出されるようにして前へ。好位グループはデアリングハート、ルーベンスメモリー、トップガンジョー、ツルマルヨカニセ辺り。後続も離れず付いてきそうで、直線での瞬発力勝負は避けられない状況。


 東京コースでの差し比べで4戦無敗のマチカネキララを軸に、流れが落ち着いた新潟大賞典で綺麗に差し込んできたカナハラドラゴン、休み明けだが中山金杯でカナハラドラゴンに僅差&東京コースで先行勝ちがあるコンラッド、ゆったりした流れに乗って距離を誤魔化しそうなトップガンジョーまで抑えたい。

◎マチカネキララ
○カナハラドラゴン
▲コンラッド
△トップガンジョー


■馬券構築

 マチカネキララから馬複・3連複流し。

[馬複] マチカネキララ−カナハラドラゴン 30%
[馬複] マチカネキララ−コンラッド 20%
[馬複] マチカネキララ−トップガンジョー 20%
[3連複] マチカネキララ−カナハラドラゴン−コンラッド 10%
[3連複] マチカネキララ−カナハラドラゴン−トップガンジョー 10%
[3連複] マチカネキララ−コンラッド−トップガンジョー 10%


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