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第120回目黒記念(GII)
2006年5月28日(Sun) 東京芝2,500M 3歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 サザンツイスター 86 好位で立ち回る器用さあり。先行も可能で不気味。
2 チャクラ 89 このところ付いて回るだけ。以前にも増してズブい。  
2 3 トウカイトリック 94 前走同型競合で沈没。改めて体力バカの真価問う。
4 フィヨルドクルーズ 87 前走最後方から突っ込む。前崩れなら突っ込みも。  
3 5 メジロトンキニーズ 91 ここ2戦は軽ハンデも効果なし。目新しい材料に欠く。  
6 ブリットレーン 89 同舞台でアル共杯4着があるが善戦の域を出ない。  
4 7 ポップロック 81 時計掛かる馬場で連勝。格上相手に粘り込めるか。
8 アイポッパー 90 前走持ち直すも好調時の動きに比べて物足りない。  
5 9 アドマイヤモナーク 91 決め手は十分あるが相手が揃うと生かしきれない。  
10 ダディーズドリーム 93 今回は休み明け。昨年3着時とは勢いが異なる。  
6 11 スマートストリーム 79 好走は専らダート。軽量でも芝でこの相手では無理。  
12 ユキノサンロイヤル 91 ハンデは手頃。但し年が明けてからは勢いが無い。  
7 13 エクスプロイト 85 前々走この距離で連対あるも東京は直線長く劣勢。  
14 トリリオンカット 78 軽量での居残りに賭けたいがここは同型が強力。  
8 15 ホオキパウェーブ 91 力は間違いなくあるのだが精神的に弱いのが難点。  
16 グレートボヤージュ 83 末脚強力。初めての軽ハンデを生かせるかどうか。
17 トウショウナイト 92 良化スロー。相変わらず肝心なところで脚が止まる。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 今回は競合馬不在・手頃なハンデで逃げ切り日和トウカイトリック
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。
 
【連対馬の重賞実績一覧('00年以降)】
年度 1着馬 2着馬
'00年 ステイゴールド(牡6・58kg)
'99年天皇賞秋2着他
マチカネキンノホシ(牡4・57kg)
'00年アメリカJCC
'01年 ホットシークレット(セ5・57kg)
'00年ステイヤーズS
マックロウ(牡4・57.5kg)
'01年京都記念
'02年 トシザブイ(牡6・55kg)
'02年ダイヤモンドS3着他
アクティブバイオ(牡5・56kg)
'02年日経賞
'03年 トシザブイ(牡7・57kg)
'02年目黒記念
レディパステル(牝5・56kg)
'03年中山牝馬S他
'04年 チャクラ(牡4・56.5kg)
'03年ステイヤーズS
トレジャー(牡6・55kg)
'02年ダービー卿CT2着他
'05年 オペラシチー(牡4・56.5kg)
'04年菊花賞3着、'05年日経賞3着
ウイングランツ(牡5・54kg)
'05年ダイヤモンドS

 3回東京開催の初日に行われた'00年以降の連対馬についてみてみると、既に重賞実績を持つ馬が好走していることが分かる。連対馬12頭のうち、重賞未連対だったのは'02年1着トシザブイと'05年1着オペラシチーの2頭。前者にはダイヤモンドSで2年連続3着、後者には前年の菊花賞や同じ年の日経賞で3着がある。少なくとも軸馬は重賞実績ある馬から選びたい。

 明確な逃げ馬はトウカイトリックのみ。天皇賞は自ら控えた結果、勝負どころを迎えるまでに沈没。逃げの一手で再度見直したい。トウカイトリックを軸に、これを好位で追いかけそうなポップロックとサザンツイスター、コンスタントに上がり最速をマークしているグレートボヤージュへ流す。アイポッパーは追い切りの動きが重く、完調手前とみて消す。

◎トウカイトリック
○ポップロック
▲サザンツイスター
△グレートボヤージュ


■馬券構築

 トウカイトリックから馬複流し。

[馬複] トウカイトリック−ポップロック 40%
[馬複] トウカイトリック−サザンツイスター 30%
[馬複] トウカイトリック−グレイトボヤージュ 30%


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