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第23回東海テレビ杯東海S(GII) 2006年5月21日(Sun) 中京ダート2,300M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | スーパーチャンス | 先 | 89 | 捲り上げる脚は中京で重宝か。展開次第で紛れあり。 | △ |
2 | 2 | レッドストーン | 差 | 70 | 名古屋大賞典が差のある内容。能力的に通用困難。 | |
3 | 3 | ハードクリスタル | 差 | 93 | 平安Sの差し込み評価。好位付けで差脚生かしたい。 | ▲ |
4 | 4 | サイレントディール | 逃 | 92 | 本コースで2着あるが戦法にムラありアテに出来ない。 | |
5 | ヒシアトラス | 差 | 95 | 前から離されると苦戦。今回先行馬多く後手心配。 | ||
5 | 6 | シンメイレグルス | 先 | 87 | ハンデ貰っても冴えない現状では強気になれない。 | |
7 | アサカディフィート | 追 | 93 | 末脚はここでも侮れないが常に後方一気なのは問題。 | ||
6 | 8 | テンリットル | − | − | 交流重賞で力負け目立つ。前に行けても厳しい。 | |
9 | スナークレイアース | − | 79 | 明け11歳馬の鉄砲使い。常識の上ではまず不要。 | ||
7 | 10 | マイネルボウノット | 先 | 92 | 前行ける脚は評価。ただこの中に入ると力不足の感。 | |
11 | アルファフォーレス | 先 | 91 | 昨年大きく離された7着。ここも楽な競馬は出来ない。 | ||
8 | 12 | ヴァーミリアン | 先 | 98 | ハイペースの前々走以外は堅実。長丁場で真価問う。 | ◎ |
13 | パーソナルラッシュ | 先 | 92 | 前走は休み明け分も考慮。長距離実績は尊重したい。 | ○ |
■レース展望 長距離ダートは先行有利・前走圧勝の再現図るヴァーミリアン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
東海Sは中央ダート重賞の中では最も距離が長い。コースを1周半する間、6つのコーナーを回るため息が入りやすく、前につけた馬がなかなか止まらない。'02年は重馬場、'04年は前半のハイペース、'05年は勝ち馬が後続を大きく突き放したことで差し込みを助長させたが、基本的に前残りを狙った方が得策である。 ここはマイネルボウノットが押し出されるようにしてハナへ。アルファフォーレス、パーソナルラッシュ、ヴァーミリアン、サイレントディールと先行グループは固まり気味に推移。今年は人気どころを中心に前につけたい馬が多く、差し馬にも注意を払っておきたい。 軸はヴァーミリアン。ダイオライト記念は一周目スタンド前でタイムパラドックスが早仕掛けに出て一気に乱ペースになったが、ヴァーミリアンはこれに全く動じることなく持ったままで追走、先頭を走っていたパーソナルラッシュを直線で一方的に突き放して圧勝した。この距離で大崩れは無いだろう。 相手筆頭はパーソナルラッシュ。前走はヴァーミリアンにぶっ千切られたが、出入りの激しい流れで自ら進んで先頭に立った分は考慮されるべき。コーナーの多い小回りコースで集中して走っており、中央重賞ではエルムSで2度の捲り勝ちがある。 単穴はハードクリスタル。ヴァーミリアンとは浦和記念で2kg余分に背負って3馬身差だったのが、平安Sでは1kgのハンデを貰って1馬身1/2差へと詰めている。相手は充実一途で今回も逆転は難しそうだが、差し込みで迫れるだけの力は持っている。 連下はスーパーチャンス。中京に限らず、小回りコースにおける差し込みは3コーナーから動ける位の器用さが無いと届かない。準オープンとはいえゴールデンスパートロフィーと梅田Sで捲り差しを決めている同馬の差し込みに注意したい。中京ダートは【2・1・1・0】。 ◎ヴァーミリアン ○パーソナルラッシュ ▲ハードクリスタル △スーパーチャンス ■馬券構築 ヴァーミリアンから馬単流し。 [馬単] ヴァーミリアン→パーソナルラッシュ 40% [馬単] ヴァーミリアン→ハードクリスタル 30% [馬単] ヴァーミリアン→スーパーチャンス 30% |