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第1回ヴィクトリアマイル(GI)
2006年5月14日(Sun) 東京芝1,600M 4歳以上オープン 定量 (牝)(国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ダンスインザムード 95 漸く成績安定。但し揉まれるとやる気無くす恐れあり。
2 マイネサマンサ 89 久々が気になるも楽に行ければ相当渋太く注意必要。
2 3 ジェダイト 82 前走差し込んでも遠く及ばず。力差は如何ともし難い。  
4 スナークスズラン 84 当初の位置で食い下がる。イン突き可能で不気味。  
3 5 コスモマーベラス 88 前走完敗で人気大暴落も速さで見劣る。見送り妥当。  
6 ラインクラフト 94 前走楽勝。先行して上がりも速く後ろから抜かせない。
4 7 アグネスラズベリ 85 中団から鋭く差し込める。前走好時計で見所あり。
8 オーゴンサンデー 86 バテた馬を交わすのがやっと。馬場悪化でも不要。  
5 9 レクレドール 89 捲り上げる脚あるが直線長い府中では役に立たない。  
10 ヤマニンシュクル 91 息の長い差脚魅力もここに入るとスピード不足の感。  
6 11 ロフティーエイム 84 前走直線で二度伸びる。ただここの相手は強過ぎ。  
12 ショウナンパントル 82 前走ブービー負け。かつての2歳女王も見る影無し。  
7 13 ディアデラノビア 93 決め手は随一。但し今回は前が楽出来そうで辛い。  
14 チアフルスマイル 89 一瞬の差脚は小回り向き。コース替わりは正直微妙。  
15 デアリングハート 83 一度使われ動き良化。立ち直るきっかけを作りたい。  
8 16 ヤマニンアラバスタ 93 前走内差しで前に迫る。ここでその再現なるかどうか。  
17 アズマサンダース 85 位置取りが消極的過ぎ。差し込み図るも成果無し。  
18 エアメサイア 90 スローで溜め作れそうだが大外で後ろからでは辛い。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 飛ばすだけが能じゃない・流れが読める先行馬ラインクラフト
■予想構築

 先週のNHKマイルCとは一転して逃げ馬不在。おそらくはマイネサマンサ、ジェダイト辺りが行くのだろうが、競り合うことはなさそうで緩い流れが見込まれる。後方待機勢の数が多いことからも先行有利。上がりの速い先行馬を重点的にマークしたい。

 またNHKマイルCに引き続き、前日の京王杯スプリングCも内を通った馬がワンツーを決め、外を通った馬は結果的に後手を踏む形になっていた。差し込みを図るにしても一か八か内を突く位の度胸がないと届かない。この辺りは騎手の技量が問われる。


 軸はラインクラフト。1年前のNHKマイルCでは1,000M通過59秒4、上がり3ハロン34秒2の流れで上がり最速の脚を使って勝っている。緩い流れならば先行して速い上がりを繰り出せる同馬にとって、後ろから来る馬は敵ではない。

 相手筆頭はダンスインザムード。同馬もラインクラフトと同じ桜花賞馬。その桜花賞は1,000M通過59秒0、上がり3ハロン34秒6の流れで上がり最速の脚を使って勝っている。やはり前で脚を溜められそうなのは有利。但し馬混みの中に入れるとたまに錯乱して力を出せないことがあるのが気になる。

 単穴はマイネサマンサ。上位人気2頭が先行馬ということで完全なノーマークにはならないだろうが、スロー想定で前に行けそうなのは看過できない。京都牝馬Sは1,000M通過59秒2、上がり3ハロン34秒3のマイペースで逃げ、チアフルスマイル以下の差し込みを振り切っている。

 連下はアグネスラズベリ。比較的前につけて速い上がりを繰り出して勝っている点に好感を抱く。府中マイルは長めの距離実績を有しているほうが良いのだが、そもそもこれはテンが速く上がりが掛かる特質を言い換えたもので、スロー想定の今回は軽視しても差し支えないだろう。

◎ラインクラフト
○ダンスインザムード
▲マイネサマンサ
△アグネスラズベリ


■馬券構築

 ラインクラフトから馬単流し。

[馬単] ラインクラフト→ダンスインザムード 50%
[馬単] ラインクラフト→マイネサマンサ 20%
[馬単] ラインクラフト→アグネスラズベリ 30%


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