HOME > 重賞展望 > 第11回シルクロードS

第11回シルクロードS(GIII)
2006年2月5日(Sun) 京都芝1,200M 4歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ナゾ 97 オープンクラスで力負け目立つ。軽量でも厳しい。  
2 ゲイリーファントム 94 惜しくも何とも無い惨敗ばかり。これでは無理。  
2 3 コパノフウジン 102 ハイペースの追走上手。内を立ち回り居残り図る。  
4 ギャラントアロー 101 単騎で行く限り残るも今回目標にされるのがどうか。  
3 5 ディープサマー 99 前走追いかけるだけに終始。詰める脚が課題。  
6 キーンランドスワン 102 着順ほど負けていない。差脚生かす展開で一考。
4 7 ブルーショットガン 95 溜めれば相応の脚使うが突き抜けるまでは微妙。  
8 アグネスウイング 91 目先変えて芝を使うも現状からすれば見送り妥当。  
5 9 カネツテンビー 101 前走目が覚めるような豪脚披露。再現なるか注目。
10 ナイキアヘッド 100 前走負け過ぎ。構えても目立った脚使えず苦戦。  
6 11 タマモホットプレイ 100 一度嵌れば差脚強烈だがここは距離不足の感。  
12 マイネルアルビオン 96 接戦凌いでオープン入りも一瞬の切れ味に乏しい。  
7 13 ロイヤルキャンサー 99 この面子でハナ奪うのは辛い。追走一手の公算大。  
14 アイルラヴァゲイン 98 上積みの無さが気になるも叩いて変わり身十分。
8 15 エイシンヘーベ 97 末脚悪くない。軽ハンデ武器に流れに乗れれば。
16 タイキジリオン 98 速さは芝でも通用しそうだがここは同型が強力。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 外差し優勢の兆候を見逃すな・アンカツの手綱捌きが嵌るアイルラヴァゲイン
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【前走脚質別成績(過去6年)】
前走脚質 着別度数 単勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 【0・1・1・3】 0.0% 20.0% 40.0% 0 194
先行 【0・0・3・26】 0.0% 0.0% 10.3% 0 20
差し 【4・4・1・23】 12.5% 25.0% 28.1% 50 81
追込 【2・1・1・19】 8.7% 13.0% 17.4% 477 96

【今回脚質別成績(過去6年)】
今回脚質 着別度数 単勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 【0・1・1・4】 0.0% 16.7% 33.3% 0 110
先行 【2・2・3・16】 8.7% 17.4% 30.4% 438 147
差し 【2・3・2・27】 5.9% 14.7% 20.6% 10 53
追込 【2・0・0・25】 7.4% 7.4% 7.4% 79 18

【淀短距離S連対馬のシルクロードS成績(過去6年)】
年度 馬名 淀短距離S通過順(着順) シルクロードS通過順(着順)
'00年 ジョープロテクター 5-3(1着) 7-6(8着)
'01年 ダンツキャスト 4-3(1着) 2-2(13着)
テネシーガール 1-1(2着) 1-1(9着)
'02年 サイキョウサンデー 10-10(1着) 8-7(2着)
アイティースワロー 10-10(2着) 2-2(3着)
'04年 ワンダフルデイズ 14-11(2着) 14-13(9着)
'05年 コンコルディア 3-4(2着) 10-11(8着)

【淀短距離Sを経由して連対した馬一覧(過去6年)】
年度 馬名 淀短距離S通過順(着順) シルクロードS通過順(着順)
'02年 ゲイリーフラッシュ 13-13(5着) 5-3(1着)
サイキョウサンデー 10-10(1着) 8-7(2着)
'03年 カフェボストニアン 9-10(5着) 1-1(2着)
'04年 キーンランドスワン 6-7(6着) 5-4(1着)

 シルクロードSでは前走で逃げ若しくは先行策を採った馬が振るわず、前走で不発に終わった差し馬の巻き返し事例が多い。ローテーションとして最も一般的な淀短距離Sを例に採っても、前につけて好走した馬が例外無く沈んでいるのが分かる。一方、淀短距離Sをステップにして連対した4頭はいずれも前走で差しを試みていた。


 軸はアイルラヴァゲイン。淀短距離Sで先行して好走しているだけに、前述に沿えば消しが妥当なのだが、そもそも不良馬場で全馬が内を立ち回っただけの前走は完全に参考外だろう。前日の10R・11Rを外差しで連取した安藤勝己騎手の手腕に期待したい。

 相手筆頭はキーンランドスワン。時計が掛かる直線平坦は同馬が最も得意とする条件。前走は外を回し過ぎで、50M位は余分に走っていた。追い上げる際の脚色は悪くなかった。この馬をよく知る四位騎手へのスイッチはプラス。

 単穴はカネツテンビー。前走は勝負どころで無理に追い上げず様子をみていたのが好走要因か。ただ進路が開けてからは怒涛の追い込みだった。人馬共に京都コースの経験に乏しく、連続好走が望めるかどうかが微妙なところだが、差しての勢いは買っておきたい。

 連下はエイシンヘーベ。アンドロメダSの頃は内が伸びる馬場で、外から上がり33秒6の脚を使いながら及ばなかった。斤量据え置きのハンデ設定に加え、トラックバイアスが変わった今回が巻き返しのチャンス。

◎アイルラヴァゲイン
○キーンランドスワン
▲カネツテンビー
△エイシンヘーベ


■馬券構築

 アイルラヴァゲインから馬複流し。

[馬複] アイルラヴァゲイン−キーンランドスワン 50%
[馬複] アイルラヴァゲイン−カネツテンビー 30%
[馬複] アイルラヴァゲイン−エイシンヘーベ 20%


■このレースの回顧へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.