HOME > 重賞展望 > 第40回共同通信杯
第40回共同通信杯(GIII) 2006年2月5日(Sun) 東京芝1,800M 3歳オープン 別定 (混)(特指) |
||||||
枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | アドマイヤムーン | 差 | 94 | 前走競り負けは休み明けの分。改めて真価問う。 | ○ |
2 | 2 | ショウナンタキオン | 追 | 95 | 末脚強力もスタート下手&追込一辺倒がネック。 | |
3 | 3 | マッチレスバロー | 差 | 89 | 時計詰めて連勝評価。末脚勝負なら引け取らない。 | ▲ |
4 | 4 | ヤマタケゴールデン | 逃 | 76 | 前走叩き台にしても魅力無さ過ぎ。普通に無理。 | |
5 | 5 | マイネルグロリアス | 先 | 85 | 前残りに望みかけるもここ同型強力で妙味薄。 | |
6 | 6 | フサイチリシャール | 先 | 97 | 速さと器用さを併せ持つ。当コース楽勝あり磐石。 | ◎ |
7 | モエロタケショウ | 逃 | 76 | 自己条件除外でここへ。唯一の勝ち鞍も辛勝では。 | ||
7 | 8 | アンバージャック | 差 | 82 | 前走特に見どころ無し。一変材料にも乏しい。 | |
9 | ブラックバースピン | 先 | 86 | 中弛みの展開で多少マシになる。前残りに期待。 | △ | |
8 | 10 | マルタカアーサー | 差 | 86 | レース運びは悪くない。東京コースが合うかどうか。 | |
11 | マシーン | 先 | 76 | ダートで初勝利も内容平凡。芝のこの距離では。 |
■レース展望 速い上がりを繰り出せる先行馬に敵は無し・我が道を突き進むフサイチリシャール | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
昨年はストーミーカフェが58kgを背負って堂々逃げ切りV。本レースではこの他にも'96年1着サクラスピードオー、'99年1着ヤマニンアクロ、'02年2着サンヴァレーと逃げ馬の好走事例が目立っている。この理由としては例年出走馬の質・量共に乏しく、ペースが緩くなりやすい点が挙げられる。過去10年、東京で行われた8回のうち、1,000M通過が60秒を割ったのは'97年のみ。 目下のところ、東京スポーツ杯2歳Sをレコードで逃げ切り、朝日杯フューチュリティSで早めに動いて完勝したフサイチリシャールが優勝候補。連勝中は全て上がりを34秒台でまとめており、これを後ろから差すのは至難の業。フサイチリシャールが負けるとするならば、それは早々と横に並ばれる展開。アドマイヤムーンにその期待がかかるが、むしろ先行居残りの可能性のほうが高いように思える。 軸はフサイチリシャール。昨年のストーミーカフェと脚質が似通っているが、その内容はまるで逆。ストーミーカフェはスピードにモノを言わせて押し切るタイプだが、フサイチリシャールは緩い流れの中で脚を溜め、直線でそれを解き放つタイプ。ここも楽逃げが保障されている以上、評価を下げる理由は無い。 相手筆頭はアドマイヤムーン。新馬戦から札幌2歳Sまでの3連勝はいずれも勝負どころで手応え良く先頭集団を捉えに行く内容。休み明けの前走も馬群の中から抜け出すのが早かった。気になるのは上がりの数字が冴えない点。後方に構え過ぎると追いかけるだけになる可能性がある。 単穴はマッチレスバロー。このレースではマイル以上の500万クラスを勝った直後の馬が連対しやすく、今年の該当馬である同馬にも期待がかかる。同様の脚質で既にフサイチリシャールとの勝負付けが済んだ感のあるショウナンタキオンに比べても勢いで勝る。 連下はブラックバースピン。東京コースで前々につけて上がり34秒台の脚が使えている点に注目。前走の1,000M通過は57秒9と速く、追走もままならないまま完敗。その点今回は緩い流れに乗って居残る環境が備わっている。 ◎フサイチリシャール ○アドマイヤムーン ▲マッチレスバロー △ブラックバースピン ■馬券構築 フサイチリシャールから馬単流し。 [馬単] フサイチリシャール→アドマイヤムーン 50% [馬単] フサイチリシャール→マッチレスバロー 30% [馬単] フサイチリシャール→ブラックバースピン 20% |