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第56回東京新聞杯(GIII)
2006年1月28日(Sat) 東京芝1,600M 4歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 アルビレオ 100 前残りを際どく差した前走優秀。溜めた分弾ける。
2 イヤダイヤダ 89 久々&古馬初対戦では狙いを下げざるを得ない。  
2 3 インセンティブガイ 98 前走先に抜け出し楽勝。相手強化も再現なれば。
4 ペニーホイッスル 94 ここ2戦は速さ生かせず。状況好転で巻き返すか。  
3 5 マイネルレコルト 97 いつも構え過ぎて届かず。位置取りに工夫欲しい。  
6 キングストレイル 96 古馬との対戦で冴えない。普通に能力差ありそう。  
4 7 ヤマノブリザード 94 この2戦が負け過ぎ。追ってからの伸び無く厳しい。  
8 ハッピートゥモロー 95 オープンクラスの壁が厚い現状では見送り妥当。  
5 9 グランリーオ 101 ここも引き続き展開楽。開幕週なら居残りも可能。
10 フジサイレンス 99 差脚は悪くない。重馬場の好走をどう受け止めるか。  
6 11 マイネルソロモン 96 大スランプ突入。調子上向くまでとりあえず敬遠。  
12 ウインラディウス 99 実績上位も酷量が足枷。追走に回る可能性高い。  
7 13 メイショウオウテ 94 自己条件連勝するも内容地味。差脚のほうに期待。
14 バアゼルキング 94 ここで前に行けるとは思えない。追走一杯で終了。  
8 15 キネティクス 99 このところ差脚低調。昨年2着も当時の勢いにない。  
16 オレハマッテルゼ 98 前に行けないと脆い。その意味で大外枠が気になる。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 差して好走直後の馬を狙い撃ち・開幕週の府中を突き抜けるアルビレオ
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【勝ち馬の前走レース・成績一覧(過去10年)】
年度(回) 勝ち馬名 性齢 斤量 前走レース・成績
'96年(第46回) トロットサンダー 牡7 58kg マイルCS(GI・京都芝1,600M)1着
'97年(第47回) ベストタイアップ 牡5 57kg 中山金杯(GIII・中山芝2,000M)1着
'98年(第48回) ビッグサンデー 牡4 55kg ニューイヤーS(OP・中山芝1,600M)1着
'99年(第49回) キングヘイロー 牡4 57kg 有馬記念(GI・中山芝2,500M)6着
'00年(第50回) ダイワカーリアン 牡7 55kg ニューイヤーS(OP・中山芝1,600M)2着
'01年(第51回) チェックメイト 牡6 56kg ニューイヤーS(OP・中山芝1,600M)1着
'02年(第52回) アドマイヤコジーン 牡6 55kg 函館スプリントS(GIII・函館芝1,200M)12着
'03年(第53回) ボールドブライアン 牡4 55kg 岩清水S(1600万・京都芝1,600M)1着
'04年(第54回) ウインラディウス 牡6 54kg 白秋S(1600万・東京芝1,400M)1着
'05年(第55回) ハットトリック 牡4 56kg 京都金杯(GIII・京都芝1,600M)1着

 東京新聞杯では単純に前走を勝っている馬が強いという傾向がみられる。2着馬も5頭が前走で勝っている。前走掲示板外の馬が連対したのは、有馬記念から大幅距離短縮で挑んだ'99年1着キングヘイロー、不良馬場で馬券も大荒れになった'02年1着アドマイヤコジーン、同2着ディヴァインライトの計3頭。


【勝ち馬の前走レース・成績一覧(過去10年)】
年度(回) 勝ち馬名 前走通過順(上り3F) 今回通過順(上り3F)
'96年(第46回) トロットサンダー 10-12(34.8) 9-8(34.1)
'97年(第47回) ベストタイアップ 11-10-8(35.7) 9-10(33.9)
'98年(第48回) ビッグサンデー 1-1-1(36.1) 1-1(35.3)
'99年(第49回) キングヘイロー 13-14-13(35.3) 5-4(35.2)
'00年(第50回) ダイワカーリアン 2-1-1(36.8) 2-2(35.5)
'01年(第51回) チェックメイト 8-5-5(34.7) 8-8(34.9)
'02年(第52回) アドマイヤコジーン 10-10(37.6) 2-2(36.3)
'03年(第53回) ボールドブライアン 14-14(34.1) 12-13-13(34.0)
'04年(第54回) ウインラディウス 3-2(33.4) 4-3(33.7)
'05年(第55回) ハットトリック 13-12(34.0) 8-8(32.9)
※上り3Fの数字赤は最速を示す。

 トロットサンダー、ベストタイアップ、チェックメイト、ボールドブライアン、ハットトリックは前走とここを連続して差し勝っており、開幕週といえど差し込みによる勢いは侮れない。2着馬も前走上がり最速を繰り出して差し勝っていた馬が3頭いる。


 前走勝利、若しくは上がり最速を重点に連対候補を探す。前走勝利馬はインセンティブガイ、グランリーオ、メイショウオウテの3頭。前走上がり最速馬はアルビレオのみ。行った行った決着の京都金杯で凄まじい差脚をみせたアルビレオを軸に据え、前走勝ち馬へ流すことにする。

◎アルビレオ
○インセンティブガイ
▲グランリーオ
△メイショウオウテ


■馬券構築

 アルビレオから馬複流し。

[馬複] アルビレオ−インセンティブガイ 40%
[馬複] アルビレオ−グランリーオ 30%
[馬複] アルビレオ−メイショウオウテ 30%


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