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第53回日経新春杯(GII)
2006年1月15日(Sun) 京都芝2,400M 4歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 マーブルチーフ 95 2年連続2着。京都における居残りには定評あり。
2 2 エルノヴァ 93 前走勝ちに行ってハナ差。鞍上強化で善戦脱却も。
3 3 キョウワスプレンダ 92 徐々に立ち直りつつあるがまだ物足りなさ残る。  
4 4 アドマイヤフジ 87 末脚強力もズブいのが難点。今回差し損ね不安大。  
5 5 インティライミ 92 前走先に仕掛けて2着。目一杯追われ戦闘体勢整う。
6 トウカイトリック 92 ここ2戦で重賞でもメド立つ。前残りで引き続き有力。
6 7 タニノエタニティ 90 障害帰りの先行馬。常識では厳しいが大穴ならコレ。  
8 ストラタジェム 93 昨年3着。キレ生かす展開に持って行けるかどうか。  
7 9 サンライズジェガー 72 前走久々を叩く。テン乗りの鞍上の乗り方次第。  
10 エンシェントヒル 93 何故今ここを使うのか不明。無難に回ってくるだけ。  
8 11 スウィフトカレント 87 準オープンで足踏み。決め手確かもそれだけでは。  
12 アラタマインディ 87 今回他に行く馬がいない。ハンデ差と展開が頼り。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 前残り馬場のお零れ頂戴・久々でも行き脚弾むインティライミ
■予想構築

 土曜メインの淀短距離Sも行った行った。今の京都は前残りで獲れる(はず)。

 軸はインティライミ。ディープインパクトには決定的な着差がつけられたが、その他に対しては早めに動きながら完封。他世代と対戦が無いのは減点材料も、今回は前残り馬場という大幅な加点材料が付く。追い切り(12日栗東DW6F78.1−1F14.0)は終いバタバタだったが同日の一番時計。

 相手筆頭はエルノヴァ。前走はペースの切り替えがスムーズに行った上、他の有力どころに先駆けて仕掛けるという強気な内容。今回もおそらく前走に違わぬスローが濃厚。後は必要に応じて位置取りを変えてくる鞍上の判断に委ねたい。

 単穴はトウカイトリック。福島記念のインベタ2着は出来過ぎだが、鳴尾記念も内から伸びてきており、荒れ馬場に対する適性は高い。全成績【4・2・0・6】のうち、阪神では【1・0・0・5】、その他は【3・2・0・1】。後者はいずれも直線に急な坂がない平坦コース。

 連下はマーブルチーフ。京阪杯はハイペースで話にならず、今回に際しては度外視が妥当。一昨年は差して2着だったが、昨年は居残りによる2着。逃げ馬不在の状況は昨年と同じ。今年も何食わぬ顔で居残ってくるだろう。但し勝ち切るとなるといささが疑問符が付く。

◎インティライミ
○エルノヴァ
▲トウカイトリック
△マーブルチーフ


■馬券構築

 インティライミに比重を置いた馬複ボックス。

[馬複] インティライミ−エルノヴァ 30%
[馬複] インティライミ−トウカイトリック 20%
[馬複] インティライミ−マーブルチーフ 20%
[馬複] エルノヴァ−トウカイトリック 10%
[馬複] エルノヴァ−マーブルチーフ 10%
[馬複] トウカイトリック−マーブルチーフ 10%


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