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第48回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(GII)
2005年12月18日(Sun) 阪神芝1,600M 3歳以上オープン 別定 (牝)(混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ライラプス 91 好走は全て内から抜けた時。立ち回り次第で肉薄。
2 2 ラインクラフト 98 マイルなら先に抜け出して磐石。初斤量も問題なし。
3 3 マイネサマンサ 94 折り合い難厄介もスピードある。距離短縮で見直し。
4 4 チアフルスマイル 93 決め手あるがいかんせん非力。展開のアシスト必要。  
5 5 アドマイヤグルーヴ 98 牝馬なら実力上位。やたら溜めたがる鞍上が問題。
6 6 オースミコスモ 91 近走さほど負けていないが正直ピークは過ぎたか。  
7 コスモヴァレンチ 久々過ぎて評価不能。ここは様子見で良いのでは。  
7 8 マルターズヒート 89 惜しくも何ともない負けばかりでは到底手が出ない。  
9 スナークスズラン 90 後方一気に全てを賭けたいが重賞では荷が重い。  
8 10 レクレドール 93 自ら動くと脚が止まる。流れに上手く乗れるかどうか。  
11 シンコールビー 後ろを付いて回るだけ。まだ現役であることが驚き。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 力試しの前走通用・やはり短距離ではモノが違うラインクラフト
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【上位馬の通過順一覧('96年以降)】
年度 馬場 1,000M 上り3F 決着時計 1着通過順 2着通過順 3着通過順
'96年 59.8 35.3 1.35.1 12-11-10 6-5-5 14-11-6
'97年 58.7 35.8 1.34.5 3-2-3 5-6-9 9-10-5
'98年 59.5 35.2 1.34.7 3-3-2 5-6-4 12-12-11
'99年 58.3 35.3 1.33.6 6-4-4 1-1-1 8-9-9
'00年 58.6 35.2 1.33.8 3-3-2 2-2-2 8-7-7
'01年 57.6 35.9 1.33.5 3-3-3 12-11-13 15-15-15
'02年 58.1 35.1 1.33.2 3-1-1 7-6-6 9-8-6
'03年 57.7 35.7 1.33.4 7-6-4 9-8-8 9-10-9
'04年 59.1 34.9 1.34.0 10-5-6 3-5-5 3-3-3
※全てBコースで施行。

 阪神牝馬Sは先行有利傾向が顕著で、勝ち馬9頭のうち7頭は4コーナーで4番手以内につけている。昨年の勝ち馬ヘヴンリーロマンスは最内から綺麗に抜けてきており、少なくとも大外一気では辛い。後ろから差して来た馬は3着が多く、3連単は「先行→先行→差しor追込」で組むと良さそうである。

 今回は見たところ明確な逃げ馬が不在で、目下のところエリザベス女王杯で暴走したマイネサマンサが先手を奪う構え。ラインクラフトはこれをみる形で2番手、他の人気どころではアドマイヤグルーヴ、レクレドールが後ろから。最内を引いたライラプスが経済コースを通って食い込みを図る。

 ラインクラフトの不安点は初の56kgと2,000M連戦→牡馬GI後の疲れ。ただいずれも杞憂か。マイネサマンサは府中牝馬Sとエリザベス女王杯の掛かり具合を見て距離短縮のここなら勝負になると確信。ライラプスは念願の最内枠をゲット。これまでの回顧で散々述べてきた通り、この馬が好走する時は決まって内から抜けてくる。アドマイヤグルーヴはユタカの溜め殺し炸裂で届かず。もう騙されません。

◎ラインクラフト
○マイネサマンサ
▲ライラプス
△アドマイヤグルーヴ


■馬券構築

 ラインクラフトから馬単流し。1着ライン→2着マイネ・ライラ→3着アドグルの3連単を抑える。

[馬単] ラインクラフト→マイネサマンサ 30%
[馬単] ラインクラフト→ライラプス 20%
[馬単] ラインクラフト→アドマイヤグルーヴ 10%
[3連単] ラインクラフト→マイネサマンサ→アドマイヤグルーヴ 20%
[3連単] ラインクラフト→ライラプス→アドマイヤグルーヴ 20%


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