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第6回ジャパンカップダート(GI) 2005年11月26日(Sat) 東京ダート2,100M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | シロキタゴッドラン | 差 | 85 | 同コース逃げて圧勝あるが相手揃うGIではきつい。 | |
2 | ラヴァマン | − | − | ハリウッド金杯圧勝。持てる力は本物も順調さ欠く。 | ||
2 | 3 | サンライズバッカス | 差 | 94 | 追われてからの反応抜群。自在性あり好勝負可能。 | ○ |
4 | ユートピア | 先 | 89 | 南部杯連覇で実績十分も距離延びるのがどうか。 | ||
3 | 5 | タイムパラドックス | 差 | 98 | 昨年は最内強襲で快勝。今年は展開向くか微妙。 | △ |
6 | スターキングマン | 追 | 86 | 左回りは実力以上に走る。差脚生かしてどこまで。 | ||
4 | 7 | シーキングザダイヤ | 先 | 93 | 惰性で粘り込むタイプ。コース一周で踏ん張り疑問。 | |
8 | タップデイ | − | − | 直線力強く伸びた前走好感。斤量課題も勢いあり。 | ||
5 | 9 | ハイアーゲーム | 追 | 91 | 苦し紛れの参戦。いずれにしても初ダートでは不要。 | |
10 | カネヒキリ | 追 | 91 | 前走出遅れた後よく詰める。スタート決めて巻き返す。 | ◎ | |
6 | 11 | サカラート | 逃 | 97 | 型に嵌ると滅法強い。但し追い比べに不安を抱える。 | ▲ |
12 | パーソナルラッシュ | 先 | 89 | たまにスタートで躓く。好走は小回りコースに集中。 | ||
7 | 13 | ジンクライシス | 先 | 92 | 昨年大健闘もその後自己条件すら勝てずは不満。 | |
14 | アジュディミツオー | 差 | 87 | 前走酷量で善戦。自らの形に持ち込めるかどうか。 | ||
8 | 15 | エキセントリック | − | − | ダートで然したる実績無し。ここで通用はまず無理。 | |
16 | ヒシアトラス | 差 | 95 | いつも決まって競り負ける。東京コースも鬼門か。 |
■レース展望 筋金入りの芝嫌い・一周まるまるダートで行き脚復活カネヒキリ |
■予想構築 まずは外国馬の選定から入る。 ラヴァマン(Lava Man、米)は【7・7・3・9】、重賞は2勝(米GI・ハリウッド金杯、米GII・カリフォルニアンS)。ハリウッド金杯はレース史上最高となる8馬身3/4差の圧勝。勝ち時計は2,000Mで1分59秒6。能力指数として権威のあるベイヤー指数では120を獲得、これは'01年に来日したリドパレスの116(当時)を上回る高評価。前走は鼻出血の影響で惨敗。 タップデイ(Tap Day、米)は【10・2・1・8】、重賞は1勝(米GII・メドウランズBCS)。前走のメドウランズBCSは後続に3馬身差をつける快勝。3走前にはGI(サバーバンH)で2着もある。但しメドウランズBCSは8頭立ての捲り、サバーバンHは5頭立ての追い込みで、16頭立ての今回は展開に制約が付きそうなのが難点。重い斤量を背負って走ったことがないのも懸念材料。 エキセントリック(Eccentric、英)は【9・5・0・12】、重賞は1勝(英GIII・ウインターヒルS)。国外での実績はスウェーデンで1戦して5着。ここ5戦は全て芝、その中で重賞勝ちを収めているがパフォーマンスは感じ取れず。自国のダート重賞すら勝てず(9着)では話にならない。 エキセントリックは論外として、ラヴァマンとタップデイはまずまずの水準にある。ハリウッド金杯ぐらいに走れば文句無くラヴァマン。先行脚質ということで見せ場は作れるはず。ただ順調さを欠いているとみて見送ることにする。タップデイはこのところの安定感から人気を集めるだろうが、それなら国内の実績馬を狙ったほうが良いと思う。今年も国内馬中心の見解で臨みたい。 軸はカネヒキリ。前走はスタートに失敗し、いきなり最後方では勝てるものも勝てない。ただ不慣れな追い込みで2着まで詰めて来れた辺りはしっかりと評価しておきたい。今回はスタート地点もダートで、言い訳が利かない状況。ガンガン飛ばす馬不在で、展開が向きそうなのは追い風。 相手筆頭はサンライズバッカス。武蔵野Sではカネヒキリより3kg軽かったが、差脚は斤量差を感じさせない位に勢いがあった。今回はカネヒキリより後方から差す競馬が濃厚。コンスタントに上がり最速をマークしている決め手に着目したい。 単穴はサカラート。好走は逃げかそれに近い位置からの押し切りで、揉まれず行けると鬼のように強い。逆に直線で並ばれると根負けするところがある。東京コースは初出走で、追い比べに持ち込まれる可能性は高い。 連下はタイムパラドックス。昨年はローエングリンが引っ張る展開と最内強襲がガッチリ噛み合った。ダート2,100M以上は8戦して【4・3・1・0】という抜群の安定感を誇る。後方脚質だけに展開に左右されるのは仕方ない。 ◎カネヒキリ ○サンライズバッカス ▲サカラート △タイムパラドックス ■馬券構築 カネヒキリから馬複流し。 [馬複] カネヒキリ−サンライズバッカス 40% [馬複] カネヒキリ−サカラート 30% [馬複] カネヒキリ−タイムパラドックス 30% |