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第41回京王杯2歳S(GII) 2005年11月12日(Sat) 東京芝1,400M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | イースター | 追 | 84 | 前残り気味を鮮やかに差す。キャリアを跳ね返せるか。 | |
2 | 2 | ゲイルワン | 先 | 85 | 勝ち上がりがダートで僅差。ここ相手手薄でも無理か。 | |
3 | 3 | リネンヤクシン | 逃 | 86 | スローで居残り初勝利。速さで押し切る術なく厳しい。 | |
4 | 4 | デンシャミチ | 先 | 92 | ここ2戦差し込みに屈する。広い府中でどこまで粘るか。 | |
5 | 5 | ノボワールド | 先 | 83 | 新馬は見習い騎手同士の行った行った。ここは苦しい。 | |
6 | 6 | ブラックシャドウ | 先 | 86 | 直線入口から押し切った前走優秀。叩いて上昇見込む。 | ○ |
7 | 7 | マイネルスカット | 逃 | 89 | 前走上がりの競馬誘発で自滅。速い流れに乗りたい。 | △ |
8 | コイウタ | 先 | 91 | 速さ一番。距離伸びて溜める競馬に対応できれば勝機。 | ◎ | |
8 | 9 | マイネルファーマ | 差 | 88 | 届かない程度の追撃。キャリア豊富だが内容がない。 | |
10 | トーヨーエーピー | 追 | 92 | 前走後追いの利あるも決め手冴える。位置取り次第。 | ▲ |
■レース展望 少頭数でも流れは速い・スプリントを押し切る速力生かすコイウタ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 このレースは今回のように10頭前後の少頭数で行われることが多いが、距離が短いだけに流れは速い。それでいて押し切りが目立つ。逃げ馬をマークする位置で追走できる馬が展開的に有利。今回ハナを奪いそうなのはリネンヤクシン、マイネルスカットのいずれか。これをデンシャミチ、コイウタ、ブラックシャドウが追う形。
勝ち馬は後にGIを勝つ馬と未勝利のまま燻るかの二極分化が著しい。過去10年では1勝馬の優勝が4回あり、'98年ウメノファイバーと'02年ブルーコンコルドは後にGIを勝っている。ただいずれもキャリアは4戦あった。キャリア1戦馬の優勝例は40回の歴史で皆無。 イースターの新馬戦は1,000M通過62秒7、上がり3ハロン34秒7という典型的な上がり勝負。道中ほぼ一団で流れ、4コーナーで外へ持ち出すと綺麗に伸びた。自身の上がりは34秒0で最速、上がり2位はセイカシチフクジンの34秒8。切れ味ではこの中でもNo.1。印は回さないが今後に向けて注目してみたい。 軸はコイウタ。カンナSで1,000M通過56秒8の流れを楽々ついて行った速力を評価。それでいて上がりも速く、後追いで迫ってきたマイネルファーマを全く相手にしなかった。未勝利→カンナSと連勝した馬の優勝例は'89年サクラサエズリがいる。 相手筆頭はブラックシャドウ。新馬戦は新潟2歳Sを圧勝したショウナンタキオンの2着で敗戦も已む無し。そこから3ヶ月振りの出走に府中マイルを選び、4角先頭からそのまま押し切ってみせた。ラストで脚が上がりかけていたことからすると、今回1ハロン短縮されるのは願ってもない。 単穴はトーヨーエーピー。芙蓉Sは道中一団で流れ、一番最後に仕掛けた同馬が反応良く差し切った。距離短縮・ペースアップは問題なさそうだが、府中の長い直線で自ら動いて差せるほどの器量があるかどうかは微妙。 連下はマイネルスカット。前々走の初勝利時は速さで押し切っていたにも関わらず、3ヶ月振りの出走だった前走は緩い逃げを打って半ば自滅。強く追える内田騎手鞍上、叩き2戦目なら少なくとも前走のようなことはないだろう。 ◎コイウタ ○ブラックシャドウ ▲トーヨーエーピー △マイネルスカット ■馬券構築 コイウタから馬複流し。 [馬複] コイウタ−ブラックシャドウ 50% [馬複] コイウタ−トーヨーエーピー 30% [馬複] コイウタ−マイネルスカット 20% |