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第10回KBS京都賞ファンタジーS(GIII) 2005年11月6日(Sun) 京都芝1,400M 2歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | クリテリウム | 先 | 87 | 前走も惨敗。芝での速さ比べでは明らかに劣勢。 | |
2 | 2 | アルーリングボイス | 先 | 94 | 先に抜け出して3連勝。速さ・決め手共申し分無し。 | ◎ |
3 | コスモミール | 先 | 94 | 前走重馬場考慮もやはり決め手の差は否めず。 | ||
3 | 4 | ラッシュライフ | 先 | 94 | 前走連闘で際どい2着。一息入ったのがどうか。 | △ |
5 | ニシノタカラヅカ | 先 | 90 | 札幌開催後期で何とか勝利。ここでは荷が重い。 | ||
4 | 6 | セントルイスガール | 先 | 93 | 小型馬ながら根性ある走り。久々ながら即期待。 | ○ |
7 | ワイキューブ | 先 | 82 | 新馬勝ちも内容平凡。好位取れそうになく苦しい。 | ||
5 | 8 | ティーサー | − | − | 地元だけでは評価不能。とりあえず芝では無用。 | |
9 | ブラックチーター | 差 | 85 | 新馬はG前抑える余裕あるも相手に恵まれた感。 | ||
6 | 10 | マルカアイチャン | 差 | 91 | 新馬からの上積み確認も惜敗。ここ更に相手強い。 | |
11 | フォーナインミダス | 逃 | 84 | 新馬が逃げ切り辛勝では前走通用せずも納得。 | ||
7 | 12 | ニシノフジムスメ | 先 | 95 | 荒削りながら能力非凡。牝馬同士なら力上位か。 | ▲ |
13 | グランプリシリウス | 先 | 94 | 前走よく追い上げる。小倉の惨敗度外視で注目。 | ||
8 | 14 | クリノスペシャル | 差 | 91 | 前走差し切りも展開向いた感。力比べでは劣勢。 | |
15 | コスモダンスナイト | 逃 | 88 | 時計は優秀。但しレース振りに統一性なく苦戦。 |
■レース展望 この時期に3連勝している時点で貴重・先手必勝アルーリングボイス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
ファンタジーSは4コーナーで4番手以内につけていた馬が7勝を挙げているように前残り傾向が強いレースである。京都芝1,400M外回りコースはスタートから最初のコーナーまでが長く、テンから競り合うのは無謀。各馬が各々の出方を窺いつつ直線を迎えるといったパターンが殆ど。 創設からの9回で3勝馬の出走例は'01年キタサンヒボタンのみ。同馬は札幌で3連勝した後、ここを中5週で使って快勝。今年は4戦3勝のアルーリングボイスが出走する。こちらはききょうSを勝って中4週。しかもここは馬齢戦で前走から斤量が2kg軽くなる。それでいてキタサンヒボタンと同じ先行脚質なら連勝濃厚、仮に取りこぼしがあっても僅差だろう。
ちなみにこのレースは何故か大型馬が好走する傾向にある。歴代勝ち馬はいずれも馬体重が450kg以上あり、480kg以上の大型馬が連対しなかったのは該当馬の出走が無かった'96年と該当馬の出走が1頭('03年3着リヴァプール、当日馬体重480kg)だった'04年の2回。 アルーリングボイスを軸に採りたいので、相手は大型馬からチョイス。新潟2歳Sで一時先頭を奪う勢いにあったニシノフジムスメ、函館2歳Sでモエレジーニアスに際どく迫ったラッシュライフの2頭が逆転候補。但しいずれも休み明けなのが微妙。 前述と矛盾するが、小柄な馬体ながらバネの利いた走りをするセントルイスガールもアルーリングボイスに迫れる素材。こちらも休み明けだが実際に小倉2歳Sで迫っていることからしてセントルイスガールを相手筆頭候補としたい。 ◎アルーリングボイス ○セントルイスガール ▲ニシノフジムスメ △ラッシュライフ ■馬券構築 アルーリングボイスから馬複流し。 [馬複] アルーリングボイス−セントルイスガール 50% [馬複] アルーリングボイス−ニシノフジムスメ 30% [馬複] アルーリングボイス−ラッシュライフ 20% |