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第40回デイリー杯2歳S(GII)
2005年10月15日(Sat) 京都芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 マルカシェンク 79 最後方から楽々差し切り。瞬発力上位は疑いなし。
2 2 ハードバクシンオー 77 後方待機の割には何も出来ない。単純に力不足。  
3 3 マイネルファーマ 82 キャリア豊富も直線伸びきれずの前走内容不満。  
4 4 リッカキセキ 79 前走久々でも負け過ぎ。叩いた効果も期待できず。  
5 5 スーパーホーネット 77 前走最後方から楽々好位へ。決め脚確かで注目。
6 6 タムロスターディ 81 前走は途中で息切れ。緩めの逃げ打てれば妙味。  
7 エムエスワールド 82 前走よりは展開楽になる。相手との兼ね合い次第。  
7 8 ダイアモンドヘッド 79 マイル戦押し切り評価。但し辛勝で上積みは疑問。  
9 メイホウホップ 芝もこなせそうだがスケールの大きさは感じない。  
8 10 トーヨースルーオ 81 好位抜け出しで完勝。走破時計も優秀で有力。
11 ゴウゴウキリシマ 83 前走ラストの伸び際立つ。後方決め打ちに期待。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 未知のキャリア1戦馬対決・差し優勢馬場の虚を突くトーヨースルーオ
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【4回京都2日目終了時点の芝コース脚質別成績一覧('00年以降)】
年度 逃げ 先行 差し 追込
'00年 【4・4・0・6】(57.1%) 【4・4・5・32】(17.8%) 【4・5・7・42】(15.5%) 【1・0・1・35】(2.7%)
'01年 【1・3・1・7】(33.3%) 【8・4・5・28】(26.7%) 【3・5・5・50】(12.7%) 【0・0・1・44】(0.0%)
'02年 【1・2・1・9】(23.1%) 【10・7・3・28】(35.4%) 【2・4・5・36】(12.8%) 【0・0・4・36】(0.0%)
'03年 【3・1・3・5】(33.3%) 【3・5・5・27】(20.0%) 【3・5・1・37】(17.4%) 【3・1・3・33】(10.0%)
'04年 【3・3・1・5】(50.0%) 【6・7・5・25】(30.2%) 【1・1・5・42】(4.1%) 【2・1・1・38】(7.1%)
'05年 【2・0・0・10】(16.7%) 【1・5・5・29】(15.0%) 【7・6・3・37】(24.5%) 【2・1・4・36】(7.0%)
※'03年の捲り(1頭=1着)は差しに含めて集計。

 デイリー杯2歳Sは'00年以降、4回京都3日目に行われている。上表は2日目までに行われた芝のレースにつき、成績を脚質別にまとめたものである。これによると、今年は例年に比べて差し優勢の馬場であることが読み取れる。逃げ切り勝ちを収めたのは1日目1R2歳未勝利のアドマイヤメイン、1日目3R2歳未勝利のビーチフェスタの2頭。

 差し優勢なら素直にマルカシェンクが軸でも良さそうだが、ここは少し視点を変えてみたい。今回の出走馬の中には前出のアドマイヤメインを負かした馬がいる。トーヨースルーオである。差し優勢馬場で逃げ勝つという特異性に注目した場合、アドマイヤメインに対して楽勝したトーヨースルーオは相当強い馬という見方が出来る。

 逃げ馬アドマイヤメインを負かしたトーヨースルーオ、差し優勢馬場の恩恵享受マルカシェンクの2頭が双璧。一角崩しがあるとすれば道中最後方から一捲りで制したスーパーホーネット、追い込む脚が強力なキングヘイロー産駒ゴウゴウキリシマ。

◎トーヨースルーオ
○マルカシェンク
▲スーパーホーネット
△ゴウゴウキリシマ


■馬券構築

 トーヨースルーオから馬複流し。

[馬複] トーヨースルーオ−マルカシェンク 50%
[馬複] トーヨースルーオ−スーパーホーネット 30%
[馬複] トーヨースルーオ−ゴウゴウキリシマ 20%


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