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第40回京都大賞典(GII)
2005年10月9日(Sun) 京都芝2,400M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 サクラセンチュリー 94 末脚強力も展開の影響受けやすい。斤量も背負う。
2 2 ビッグゴールド 96 好位追走でも天皇賞春2着。距離伸びて仕切り直し。
3 3 サザンツイスター 83 オープンクラス初出走。この相手出し抜くのは厳しい。  
4 4 テンジンムサシ 94 ローテ非常識。別定戦で対等に戦える相手ではない。  
5 5 ファストタテヤマ 92 前走は内掬う好騎乗。ここはいつも通り届かず濃厚。
6 リンカーン 96 前走は一時勝ちかける脚色。ここはスンナリ決めたい。
6 7 ボーンキング 91 前走見せ場作るもラストは息切れ。もう少し様子見。  
8 マーブルチーフ 94 京都で再三穴開けるもうち2回は軽量。力足りない。  
7 9 チャクラ 91 このところキレ負け多い。早め押し切りも期待薄。  
10 マイソールサウンド 96 隊列バラければ前残り有力も休み明けは割引材料。  
8 11 ダディーズドリーム 93 前走早め先頭から押し切る。後続牽制なら妙味。  
12 コイントス 92 前走痛恨の出遅れ。ただ現状は単騎でも残れず。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 過去の実績馬に優しい新生グレード別定・すっぴんで出られるリンカーン
■予想構築

【京都大賞典の負担斤量設定条件】
3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減、16.10.9以降のGI競争1着馬2kg増、GII競争1着馬1kg増、16.10.8以前のGI競争1着馬1kg増(但し2歳時の成績を除く)

 京都大賞典は毎日王冠と同じく、勝利したレースの格に応じて負担斤量が決まるグレード別定戦だが、昨年からグレード別定戦の負担斤量の設定条件がさりげなく変更されている(上記の赤字部分)。この変更により、1年以上前にGIやGIIを勝った馬が事実上1kg優遇されるようになった。昨年のゼンノロブロイは3歳時に青葉賞と神戸新聞杯を勝っているが、共に1年以上前ということでリセットされ、すっぴんの57kgで出走できた。

 今年は日経新春杯勝ちのサクラセンチュリー、阪神大賞典勝ちのマイソールサウンドがそれぞれ58kgを背負う。その一方で本賞金1億1350万円のビッグゴールド、リンカーンは57kgで出走できる。本賞金1億5150万円のマイソールサウンドはともかく、7450万円に過ぎないサクラセンチュリーのほうがより重い斤量を背負うのはグレード別定戦だからこそ生じる逆転現象か。

 中心は実力に比べて負担斤量が軽いように思えるビッグゴールドとリンカーン。この2頭では宝塚記念で一時先頭、鞍上に武豊を配してきたリンカーンを上位に。朝日チャレンジCで脚を余した感が残るサクラセンチュリーも叩き2戦目で抑えざるを得ない。リンカーンと同じすっぴん扱いで、相手が手薄になると相対的に浮上するファストタテヤマも3連単の紐として有用か。


◎リンカーン
○ビッグゴールド
▲サクラセンチュリー
△ファストタテヤマ


■馬券構築

 リンカーンからビッグゴールドへ馬単、リンカーン1着固定の3連単を抑える。

[馬単] リンカーン→ビッグゴールド 40%
[3連単] リンカーン→ビッグゴールド→サクラセンチュリー 20%
[3連単] リンカーン→ビッグゴールド→ファストタテヤマ 10%
[3連単] リンカーン→サクラセンチュリー→ビッグゴールド 20%
[3連単] リンカーン→サクラセンチュリー→ファストタテヤマ 10%


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