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第39回スプリンターズS(GI)
2005年10月2日(Sun) 中山芝1,200M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ゴールデンキャスト 97 流れが速くなると後手に回る。主導権奪えず苦戦。  
2 テイエムチュラサン 92 前走で速さ証明済み。鉄砲玉の如く突き進む。  
2 3 リキアイタイカン 92 このところ地味に追い上げる。展開次第で入着も。  
4 デュランダル 105 桁違いの末脚脅威。ハイペース糧に突き抜ける。
3 5 ケープオブグッドホープ 91 所詮は香港No.2。英国GI勝ちも空き巣狙いの感。  
6 シーイズトウショウ 96 時計充足も平坦向き。追い比べにも不安抱える。  
4 7 シルキーラグーン 94 レコード決着で連続好走。一息入るも食込み注意。  
8 プレシャスカフェ 96 前走折り合い欠く。駆け引き不要の展開で巻返す。
5 9 カルストンライトオ 98 条件付き最速馬。昨年のようには上手く行かない。  
10 キーンランドスワン 96 どちらかと言えば平坦向き。高速決着にも難あり。  
6 11 ゴールデンロドリゴ 95 よく追い込んでいるが高速決着では劣勢否めず。  
12 アドマイヤマックス 100 意外にも持ち時計貧弱。速さの絶対値で見劣る。  
7 13 サイレントウイットネス 103 快速馬大集合で展開不向き。急坂も懸念要素。
14 マルカキセキ 93 小倉での2戦を再評価。決め手では引け取らない。
8 15 タマモホットプレイ 98 前崩れ希望も時計速くなるようでは逆に苦しい。  
16 ギャラントアロー 93 ノーマークで爆走多数も坂のあるコースは不振。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 ハイペース濃厚なら差し台頭・隔年制覇へ視界良好デュランダル
■予想構築

 アイビスサマーダッシュでカルストンライトオに影すら踏ませなかった鉄砲玉テイエムチュラサン。前走で改めて弱点を曝け出し、ラチ沿いを確保するために全力ダッシュ濃厚のカルストンライトオ。控えてでも好走があるが、どちらかといえば逃げて真価を発揮するギャラントアロー。このように今年は明確な逃げ馬が3頭もおり、超ハイペースは避けられそうにない情勢。

 土曜メインの秋風Sは1分07秒7の好時計で決着。勝ったカネツテンビーは3走前のTUF杯(2着)で1分07秒9をマークしている。スプリンターズSはテン3ハロン32秒台、決着時計は1分07秒台前半を想定。例年は先行した馬が必ず連対しているが、今年は後方待機勢中心・決め手重視のスタンスで臨みたい。


 軸はデュランダル。4コーナーがきつく直線が短い中京、水しぶきが舞う不良馬場、半年以上の休み明けなど、数々の厳しい条件で追い込みを決めてきた実績馬。今のところ休み明け4戦で勝ち鞍がないものの、高速馬場&超ハイペース濃厚ならば突き抜けて当然。

 相手筆頭はサイレントウイットネス。1分07秒台での決着に不安がある上、直線に急坂が設けられた中山では最後に必ずツケが回るはず。ただそれでも6着まで差し優勢だった安田記念で先行してクビ+アタマ差の3着は看過できない。香港最強馬の適正距離におけるお手並み拝見。

 単穴はプレシャスカフェ。1分07秒台での走破実績があり、上がり33秒台の決め手を中団から繰り出せる点を評価。高松宮記念(3着)は出遅れて無駄足を使い、函館スプリントS(9着)は引っ掛かって自滅。超ハイペース濃厚なら後者はうやむやにできる。

 連下はマルカキセキ。夏は佐世保S、北九州短距離Sと1分07秒台を挟む好時計で連勝。いずれも上がりは33秒台をマークしており、超ハイペースでの差し比べで浮上する余地を秘めている。この中に入ると格下感は否めず、実績が平坦コースに集中しているのは懸念材料。

◎デュランダル
○サイレントウイットネス
▲プレシャスカフェ
△マルカキセキ


■馬券構築

 デュランダルから馬単流し。デュランダルがゴール間際でサイレントウイットネスを捉えると想定した3連単を抑える。サイレントウイットネスの「お友達」ケープオブグッドホープも3着なら。

[馬単] デュランダル→サイレントウイットネス 30%
[馬単] デュランダル→プレシャスカフェ 20%
[馬単] デュランダル→マルカキセキ 20%
[3連単] デュランダル→サイレントウイットネス→プレシャスカフェ 10%
[3連単] デュランダル→サイレントウイットネス→マルカキセキ 10%
[3連単] デュランダル→サイレントウイットネス→ケープオブグッドホープ 10%


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