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第10回ユニコーンS(GIII) 2005年6月4日(Sat) 東京ダート1,600M 3歳オープン 別定 (混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | マルカラスカル | 差 | 89 | ここ2走積極策試すも振るわず。力関係で劣勢。 | |
2 | アグネスジェダイ | 逃 | 98 | テンのスピード速い割に粘り腰ある。前残り注意。 | ▲ | |
2 | 3 | デイフラッシュ | 先 | 95 | 後ろから行った前走度外視。捲る脚あり反抗可能。 | △ |
4 | ポライトストーン | 先 | 89 | 2連勝も牝馬限定で時計も遅い。間隔開いて無理。 | ||
3 | 5 | エイシンニュートン | 逃 | 92 | 目立った脚使えず居残りに依存。同型の存在厄介。 | |
6 | エイシンイーデン | 先 | 89 | 短距離でほぼお釣り無し。マイルのここではきつい。 | ||
4 | 7 | ウエスタンリジ | 先 | 90 | 持ち時計貧弱過ぎ。ここは付いていくことすら困難。 | |
8 | サンワードラン | 先 | 89 | 勝ちパターン有すが距離短縮で持ち味出るか疑問。 | ||
5 | 9 | コウジンアルス | 先 | 86 | 前走途中でカネヒキリに潰される。太刀打ち不能。 | |
10 | オーギュスト | 差 | 89 | 今年初戦を制するも時計平凡。差脚は悪くない。 | ||
6 | 11 | カネヒキリ | 先 | 106 | ダート3戦が破格の内容。番手抜け出しで磐石。 | ◎ |
12 | シベリアンライオン | 差 | 87 | 差込んで普通に届かない。時計掛かっても無理。 | ||
7 | 13 | シンメイレグルス | 差 | 96 | 前走小気味良く差し切ったがここで再現は微妙。 | |
14 | モエレアドミラル | 先 | 89 | ここ2走は芝考慮もどうも付いて行けない感あり。 | ||
8 | 15 | プライドキム | 差 | 85 | 前走付いて行かされた上で完敗。巻き返し難しい。 | |
16 | ドンクール | 差 | 96 | 無傷の5連勝評価も内容地味。堅実差しに期待。 | ○ |
■レース展望 早めに動ける馬を狙え・番手からの立ち回りで優位保つカネヒキリ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
現在の施行時期となってからの4年の決まり手は順に「差−逃」、「先−差」、「先−先」、「先−先」。ここ3年は直線で逃げ馬の直後につけていた馬が出し抜いて勝利している。勝ち馬の中で唯一直線で差してきた'01年ナスダックパワーは昇竜Sで捲り勝ちを収めていた。直線一気に賭ける馬よりは勝負どころで早めに動くことの出来る馬が有利。前走で捲りが不発若しくは届かずといった馬が狙い目。
一昨年まではユニコーンS開催日の準メインに同一コース使用の麦秋Sが組まれており、レースレベルの確認に一役買っていた(昨年より翌日の準メインに移動)。'01年から'03年の比較ではほぼ同水準かユニコーンSのほうが速い。古馬並みの時計が出ることからしても追い上げる立場は辛い。 軸はカネヒキリ。ダートでの3戦はいずれも好位抜け出しを決めた上で独走。手綱を緩めながら後続に9馬身差、1分50秒8の前走は断然。テンが速いアグネスジェダイを見ながらの競馬となるが、これまでの手応えからして時計短縮は容易いはず。 相手筆頭はドンクール。前走で早めに逃げ馬(アグネスジェダイ)を捉える競馬を実践して勝利。ただラストで差し返しを受けそうになっており、アグネスジェダイに3戦3勝といえど差は無い。内枠に先行馬が集結する中で大外枠を引いてしまったというのも早め進出を難しくしそうだ。 単穴はアグネスジェダイ。芝の重賞でもハナを奪えるほどの卓越したスピードが持ち味。それでいてラストまで息が続く。ドンクールに対しては合間見える毎に着差を縮めている。今回は相手が1kg重く、進出が遅れるようなら先着も考えられる。 連下はデイフラッシュ。速い決着を後ろから行った前走は度外視。大捲りが嵌りかけた伏竜S(2着)の内容からすれば積極性を全面に出したいタイプであることは間違いない。渋太く追えるのでとにかく前につけてもらいたい。 ◎カネヒキリ ○ドンクール ▲アグネスジェダイ △デイフラッシュ ■馬券構築 カネヒキリから馬単流し。 [馬単] カネヒキリ→ドンクール 40% [馬単] カネヒキリ→アグネスジェダイ 30% [馬単] カネヒキリ→デイフラッシュ 30% |