HOME > 重賞展望 > 第41回金鯱賞

第41回金鯱賞(GII)
2005年5月28日(Sat) 中京芝2,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 アドマイヤグルーヴ 95 時計・実績共に申し分無し。差込が利くかどうか。
2 2 ゴールドメーカー 83 芝で良い所無し。ここを使う意図が分からない。  
3 3 ヴィータローザ 92 チョイ差しは得意。積極策なら通用しなくもない。  
4 4 アラタマインディ 84 このところ二桁着順ばかり。前に行けても無理。  
5 5 シルクフェイマス 100 馬場渋ると即アウト。裏返せば高速馬場歓迎か。
6 6 スティルインラブ 89 昨年同じローテで完敗。時計面にも限界抱える。  
7 7 マーベラスダンス 89 時計実績は充足。死んだフリの差し込みに妙味。  
8 ハスラー 89 前に行けると意外に残る。ただここは同型強力。
8 9 セフティーエンペラ 92 前走直線で一杯。ここで主導権奪えるかも微妙。  
10 タップダンスシチー 103 実績断然。マイペースなら差し込みも怖くない。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 老いてますます盛ん・快速快逃タップダンスシチー
■予想構築

 少頭数の上、何が何でも行く馬も不在。タップダンスシチーが主導権を握る構え。ハスラーが行くにしても速い流れは考えにくく、超高速馬場でもレコードの更新はなさそうだ。前がマイペースで行けるなら後ろの馬には出番は無いか。

 ちなみにここ2年はタップダンスシチーの近くにつけた馬が潰れ、漁夫の利の差し込みを図った馬が2着に来ている。前述の予測に反して前傾ラップの消耗戦になれば前走が距離不適だったマーベラスダンスの一発がありそうだが、よく考えてみるとここでハイペースは考えにくい。ということで前日までの単穴から無印に変更する。

 軸はタップダンスシチー。3コーナーから動き始めてそのまま押し切る内容で一昨年・昨年と連覇。昨年は59kgを背負って当時のレコードを更新しており、絶対的能力にも疑う余地が無い。今年は前2年よりずっと展開が楽。仮に捨て身の逃げに来られても昨年までの勝ち方で対処出来る。

 相手筆頭はシルクフェイマス。昨年の宝塚記念や有馬記念でタップダンスシチーに近付いていった実力の持ち主。馬場が渋ると極端なほどに負けるので、実力の割には人気にならない。前走にしても1コーナー過ぎで掛かったことが敗因。ここはタップダンスシチーの後に付いていくだけで良い。

 単穴はハスラー。展開的にスローが考えられるにも関わらず、超高速馬場で時計は出るという状況なら前に行ける馬の評価を上げておくべきか。昨冬のディセンバーSで先行して2着に残った際も今回と同じ10頭立てで、1000M通過も57秒7と速かった。ここでの好走イメージとぴったりリンクする。

 連下はアドマイヤグルーヴ。今年復帰初戦の産経大阪杯は見た目こそ悪くなかったが、結果として重め残りを思わせる4着。前走は参考外。叩き3走目でこの相手なら何とかして貰いたい。但し差し主体で展開は不向き。また牝馬限定戦で得た賞金が牡馬混合の別定戦で重荷になっているのも明白。

◎タップダンスシチー
○シルクフェイマス
▲ハスラー
△アドマイヤグルーヴ


■馬券構築

 タップダンスシチーから馬単2点。

[馬単] タップダンスシチー→シルクフェイマス 70%
[馬単] タップダンスシチー→ハスラー 30%


■このレースの回顧へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.