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第2回福島牝馬S(GIII) 2005年4月24日(Sun) 福島芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (牝)(混)[指定] |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | フェミニンガール | 追 | 88 | 今年から脚質転換で末脚発揮も所詮は付け焼刃。 | |
2 | オースミコスモ | 差 | 97 | 肝心なところでいつも不利。折り合い次第で一変。 | ○ | |
2 | 3 | レクレドール | 差 | 95 | 末脚強力も不器用。展開の助けがないと苦しい。 | |
4 | ベルモントパティ | 追 | 97 | 芝では付いて行けない。決め脚発揮でも厳しい。 | ||
3 | 5 | シャイニンルビー | 差 | 97 | ムラ駆け傾向でアテにし辛い。この距離も微妙。 | |
6 | ヘヴンリーロマンス | 差 | 98 | 京都・中山はスローに泣く。今回多少マシになる。 | ||
4 | 7 | スターリーヘヴン | 先 | 93 | 叩き上げの前走通用せずは不満。力差否めず。 | |
8 | サイレントアスク | 先 | 86 | 重賞経験あるも自己条件勝ち直後では厳しい。 | ||
5 | 9 | ミスパスカリ | 先 | 88 | 連勝でようやく軌道に乗る。決め手だけなら通用。 | |
10 | メイショウオスカル | 差 | 95 | 差脚身に付けるも善戦止まり。相手の出方次第。 | ▲ | |
6 | 11 | チアフルスマイル | 差 | 94 | 前走脚を溜めて弾ける。好位追走で期待大。 | △ |
12 | オースミハルカ | 先 | 99 | 実績断然。ここ先手不在で楽逃げも辞さない。 | ◎ | |
7 | 13 | キタサンラブソング | 先 | 84 | ただでさえ格下に関わらず芝未勝利。まず無理。 | |
14 | オルレアン | 先 | 95 | 前走善戦も展開向く。ここは同型強力で埋没。 | ||
8 | 15 | グローリアスデイズ | 先 | 93 | 前走殿負け。着順ほど負けていないが苦しい。 | |
16 | マイネヌーヴェル | 追 | 95 | 展開に注文が付く。ここペース緩みそうで脈無し。 |
■レース展望 つぎはぎ馬場で地力勝負・マイペースで残るオースミハルカ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の表を参照されたい。
福島開催は近年高速化が著しく、'03年と'04年の比較では全ての距離において大幅な時計短縮となっている。今年も昨年ほどではないにしろ、馬場のあちこちにつぎはぎが施されるなどして時計が出やすいコンディションが維持されている。開催最終週でも「内はボコボコで外は綺麗」というほど極端な状態ではなく、どの馬も均等に力が出せる状態といえる。 昨年の第1回はオースミコスモが中山牝馬Sに続く連勝で制し、前年のオークス以来ぶっつけで挑んだマイネヌーヴェルが2着。トーセンリリーがメイショウバトラーを引き離して逃げる展開で前半1,000M通過が57秒で流れた結果、上がりが掛かる差し有利の流れとなった。今年は何が何でも行く馬が見当たらず、どちらかと言えば緩い流れが見込まれる。 軸はオースミハルカ。有力どころが軒並み後方脚質、同型は格下。後続からのプレッシャーが強かった前走に比べれば走りやすい状況。4コーナーを迎えるまで後続を騙せれば勝機。賞金別定戦なので58kgを背負うのも已むを得ない。 相手筆頭はオースミコスモ。阪神牝馬S(10着)、中山牝馬S(7着)は共に勝負どころで堪える不利を受けており、着順通りの評価は下しにくい。ここも逃げ馬不在で折り合いが課題となるが、前走ほどのスローは回避できそうで問題ない。 単穴はメイショウオスカル。前走は阪神牝馬Sで差し込みを実践するようになってから初めての連対。早めに動きながらラストまでしっかり追えているのは好感。オースミハルカ、オレルアン主導の流れは経験済みでここも動きやすいはず。後はきっちり差し込めるかだけ。 連下はチアフルスマイル。常時上がり33〜34秒台を繰り出せる末脚が最大の武器。前走は初の重賞使いながら勝負どころで脚を溜めるほどの余裕があった。ここも前を見ながらの追走が可能。実績不足の感もハンデ戦並の斤量差がつくなら大目に見たい。 ◎オースミハルカ ○オースミコスモ ▲メイショウオスカル △チアフルスマイル ■馬券構築 オースミハルカから馬複流し。タテ目を抑える。 [馬複] オースミハルカ−オースミコスモ 30% [馬複] オースミハルカ−メイショウオスカル 30% [馬複] オースミハルカ−チアフルスマイル 20% [馬複] オースミコスモ−メイショウオスカル 20% |