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第10回アンタレスS(GIII)
2005年4月24日(Sun) 京都ダート1,800M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 スターキングマン 80 前走叩くも動かず。素軽さ戻るまでは見送り。  
2 ハギノハイグレイド 78 実績断然も近走大敗続き。一変は見込み薄。  
2 3 サカラート 99 先手強力で速さもあるが追い比べになると脆い。
4 ビッグウルフ 93 どうも前に行けない。依然浮上の糸口見えず。  
3 5 ヒシアトラス 103 堅実駆け評価も流れに従順過ぎるのが難点。
6 ピットファイター 99 ここ2走置かれ気味。速い時計にも課題残す。  
4 7 エンシェントヒル 99 上がりが常に1秒程速い。離され過ぎなければ。
8 スリージェム 96 行き脚はそこそこある。距離微妙も粘りに注意。  
5 9 サミーミラクル 98 前走嵌り過ぎ。上がりが掛からないと苦しい。  
10 ブラックコンドル 97 自ら逃げて捕まった前走微妙。ここは出方難しい。  
6 11 オーガストバイオ 93 自己条件快勝も時計平凡。ここで即通用は疑問。  
12 サワノブレイブ 93 前走地味に差し込む。直線平坦なら脈あり。  
7 13 イサオヒート 96 ここ2走の負け方気になる。ここも追走一杯か。  
14 タイキエニグマ 94 前走付いて行かされる。このクラスでは厳しい。  
8 15 クーカイ 91 平安Sで逃げて完敗。時計が速いと通用しない。  
16 サイレンスボーイ 100 昨年と同じ臨戦過程。先に抜け出して粘れるか。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 速い時計と速い上がりの両立・得意の京都で磐石エンシェントヒル
■予想構築

 別定戦となってから回数が浅いため、傾向分析からのアプローチは割愛させていただきます。

 軸はエンシェントヒル。ダートで追い込みが決まるのは適度に湿って脚抜きの良い状態になっているか、前が速くなって上がりが掛かるかのどちらかだが、同馬は平均ペースの良馬場で追い込みを決めている。それでいて時計も優秀。前走と似たような相手構成なら通用して然るべき。

 相手筆頭はヒシアトラス。昨年秋から徐々に詰めの甘さを解消し、平安Sで重賞初制覇。但しフェブラリーSやダイオライト記念を見る限り、前に付いて行かされるとそのままになるのは相変わらず。自分から勝ちに行く姿勢を見せないとこの相手でも取りこぼす可能性がある。

 単穴はサイレンスボーイ。昨年と同タイムでコーラルSを連覇。昨年のこのレースでは4コーナーで前が壁になりながらも直線でヒシアトラスを差している。速さを生かして先に仕掛けても良さそうだが、ここは好位でじっくり溜めてもらいたい。

 連下はサカラート。灘Sで鮮烈な勝ち方をしてからはイマイチなレースが続いている。ただ負けたレースはいずれも先に動いて末を無くすというパターンで、着差ほどの力差は感じない。前走は外々を回していただけに、距離ロスを抑えて居残る体勢を整えたい。

◎エンシェントヒル
○ヒシアトラス
▲サイレンスボーイ
△サカラート


■馬券構築

 エンシェントヒルから馬単流し。

[馬単] エンシェントヒル→ヒシアトラス 50%
[馬単] エンシェントヒル→サイレンスボーイ 30%
[馬単] エンシェントヒル→サカラート 20%


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