HOME > 重賞展望 > 第37回ダービー卿チャレンジトロフィー
第37回ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII) 2005年4月3日(Sun) 中山芝1,600M 4歳以上オープン ハンデ (混)[指定] |
||||||
枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | トレジャー | 差 | 102 | 地味に追い上げる。上がり掛かるようなら注意。 | |
2 | シルキーラグーン | 先 | 94 | スピード非凡。距離未知数も先手押し切り視野。 | ▲ | |
2 | 3 | ダイワエルシエーロ | 逃 | 101 | 横に並ばれると脆い。ハンデ重石で動けず懸念。 | |
4 | マイネルソロモン | 追 | 100 | 後方脚質も捌きは上手い。昨年比3kg増も期待。 | ○ | |
3 | 5 | ダイワメジャー | 先 | 99 | 皐月賞以降サッパリ。ノド鳴り手術完了も軽視。 | |
6 | マイネルゼスト | 先 | 94 | 前走揉まれて沈没。思うようなレース出来ず苦戦。 | ||
4 | 7 | エルカミーノ | 差 | 96 | ここ2走は掛かって完敗。軽量も目新しくない。 | |
8 | ジンクライシス | 先 | 101 | 除外連発で苦し紛れの出走も実績は悪くない。 | △ | |
5 | 9 | ダンツジャッジ | 差 | 100 | 近走は自慢の決め脚沈黙。復調はまだ先か。 | |
10 | フジサイレンス | 差 | 99 | 昨年暮れから好位差しで頭角現わす。勢い一番。 | ◎ | |
6 | 11 | ロイヤルキャンサー | 先 | 96 | 前走出遅れ。先手奪ってもここを凌ぐのは困難。 | |
12 | エイシンシャイアン | 追 | 95 | 上位クラスではどうも積極性欠く。追走一杯か。 | ||
7 | 13 | ナリタダイドウ | 差 | 91 | 付いて回るだけのレースばかり。これでは無理。 | |
14 | チアズメッセージ | 差 | 97 | 距離最適。久々の軽量で先行力生かせれば。 | ||
8 | 15 | イシノミューズ | 追 | 96 | 決め手は強力。ただそれだけでは食い込み困難。 | |
16 | ミッドタウン | 先 | 98 | 右回りでは大崩れ無し。但し相手が揃うと脆い。 |
■レース展望 格下止まりの反抗・充実一途フジサイレンス | ||||||||||||
■予想構築 まずは以下の表を参照されたい。
ハンデ戦移行後の連対馬6頭はいずれも馬齢適量以下の軽ハンデで、名実共に格下扱いを受けていた馬が勝ち負けを演じている。'02年の勝ち馬グラスワールドは前走が芝のレース初出走&初勝利だった。 軸はフジサイレンス。前走は中団から満を持して進出するもラストで斜行。内から鋭く抜け出してきたアルビレオに先着されたが差は僅かだった。直近5走中4走が今回と同じコースで、いずれも1000M通過57〜59秒という速い流れ。初の重賞使いでも戸惑いはないとみる。 相手筆頭はマイネルソロモン。昨年は最後方近くから内を捌いて僅差の2着。器用な差脚を持つが、それに頼るあまりなかなか前を捉えられないでいる。NSTオープンを制した時のように好位で構えられればアッサリか。ただここは休み明けで無難に差しに回りそうなので一枚割り引く。 単穴はシルキーラグーン。前走のオーシャンSは連覇。見た目は行った行ったでもかなりのハイペースを先行しながら上がりもまとめており、内容は濃かった。マイル戦は走ったことがなく、距離延長がダメとは言い難い。 連下はジンクライシス。先手を奪って強力なのは昨年のJCダートで実証済み。RedGod系産駒は距離延長後の過去9年で延べ9頭が出走して【3・2・1・3】(55.6%)と相性が良く、現在3年連続連対中。同馬の父Subordinationは昨年の勝ち馬マイネルモルゲンの父Mt.Livermoreの直仔にあたる。 ◎フジサイレンス ○マイネルソロモン ▲シルキーラグーン △ジンクライシス ■馬券構築 フジサイレンスから馬複流し。 [馬複] フジサイレンス−マイネルソロモン 50% [馬複] フジサイレンス−シルキーラグーン 20% [馬複] フジサイレンス−ジンクライシス 30% |