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第53回阪神大賞典(GII)
2005年3月20日(Sun) 阪神芝3,000M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 アイポッパー 90 決め手充実。長距離適性確かでここも通用。
2 2 エプソムボス 79 何故ここにいるのか不明。幾らなんでも無理。  
3 3 ウイングランツ 92 前走余りに上手く行き過ぎ。斤量増もあり見送り。  
4 4 リンカーン 99 昨年の覇者も順調さ欠いているのは気になる。
5 5 ハイフレンドトライ 92 長汀場で度々接戦は評価。あと一押しなれば。
6 6 ペルフェット 88 芝で云々以前に完全な格下。まず通用しない。  
7 7 テイエムイットー 82 4角でお役御免が殆ど。差込み抑えるのは困難。  
8 マイソールサウンド 97 マイペースで一発ある馬。距離微妙も一応注意。  
8 9 サクラセンチュリー 94 瞬発力の塊。直線の追い比べに自信深める。
10 ピサノクウカイ 92 ここ2戦逃げを打つも不発。力不足は否めない。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 GI馬不在の追い比べ・アイポッパーvsサクラセンチュリー
■予想構築

 傾向分析を持ち出すまでもなくガチガチの鉄板レース。

 軸はアイポッパー。見たところ逃げそうなのはテイエムイットーとピサノクウカイの2頭。いずれも準オープン止まりの格下で、4コーナーでお役御免が濃厚。直線でどれだけ速く上がれるかに焦点を置いた場合、中団から33秒台前半の脚を使う同馬が最上位。

 相手筆頭はサクラセンチュリー。現役馬の中でも屈指の瞬発力を秘めるが、アイポッパーに対しては3戦3敗。道中の位置取りの差がそのまま着順に現れているというのが現状。ただその他に対しては楽々交わしてくるだろう。

 リンカーンは久々ながらいきなり長距離戦を使うというローテが横柄な感じがする。昨年勝った舞台とはいえ今年は苦しい。ウイングランツは人馬共に初の関西遠征。3角進出の前走が余りに手際良過ぎただけに上がり目はなさそう。マイソールサウンドは楽に行けた日経新春杯で7着。幾度となく居残ってきた馬だが、ラストは瞬発力の無さで力尽きるか。エプソムボスとペルフェットは無理。

 穴で面白いのはハイフレンドトライ。万葉Sはアイポッパーから0秒3差。ハンデ戦で斤量差があったとはいえ前にいたのは事実。別定戦でもステイヤーズSで最後方から直線だけで詰め寄って0秒7差7着。勝ち負けはともかく3着なら可能性はある。

◎アイポッパー
○サクラセンチュリー
▲リンカーン
△ハイフレンドトライ


■馬券構築

 アイポッパーからサクラセンチュリーへの馬単1点。3連単ならリンカーンかハイフレンドトライの3着付けだが、配当が低そうなので見送り。

[馬単] アイポッパー−サクラセンチュリー 100%


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