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第49回阪急杯(GIII)
2005年2月27日(Sun) 阪神芝1,200M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ナイストップボーイ 94 NZT2着以外はサッパリ。前崩れに僅かな望み。  
2 ブイヤマト 101 芝でもダートでも時計が掛からないと苦しい。  
2 3 タイセイブレーヴ 90 後方のまま全く動けないようでは話にならない。  
4 キーンランドスワン 102 前走4角で不利貰う。流れに乗って巻き返すか。  
3 5 カリプソパンチ 97 前走速い流れで踏み留まる。距離短縮で面白い。  
6 スナークスズラン 98 好走は前崩れの展開ばかり。開幕週でどうか。  
4 7 キョウワハピネス 92 古馬と対戦した3戦が散々。力量不足否めず。  
8 ワンダーシアトル 98 時計実績充足で良好馬場歓迎。後は相手関係。
5 9 フォルクローレ 103 短距離で末脚切れる。前傾ペースで一発も。  
10 ギャラントアロー 102 控えて新境地開く。ただ急坂で追い上げは微妙。
6 11 ゴールデンロドリゴ 101 基本的に後方一気のスタンス堅持で信頼性欠く。  
12 ウインクリューガー 103 久々で慣れない短距離使い。追走で一杯か。  
7 13 シルヴァーゼット 97 前走軽ハンデ貰ってシンガリ。一変は望み薄。  
14 ゲイリーファントム 95 ここ3戦は前に行けず。上位クラスの壁は厚い。  
8 15 アドマイヤマックス 104 イマイチ詰め切れないが常に時計通りには走る。
16 カルストンライトオ 104 内ラチ取るためダッシュ不可避も地力でカバー。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 再度の外枠にめげず・高松宮記念に望みをかけたいアドマイヤマックス
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【連対馬の重賞実績(過去5年)】
年度 1着馬 2着馬
'00年 ブラックホーク(牡6・58kg)
'99年スプリンターズS
ディヴァインライト(牡5・57kg)
'99年毎日杯2着
'01年 ダイタクヤマト(牡7・58kg)
'00年スプリンターズS
ブラックホーク(牡7・59kg)
'99年スプリンターズS
'02年 アドマイヤコジーン(牡6・57kg)
'98年朝日杯3歳S
ダンツキャスト(牡5・56kg)
'00年ファルコンS2着
'03年 ショウナンカンプ(牡5・59kg)
'02年高松宮記念
サニングデール(牡4・58kg)
'02年CBC賞
'04年 サニングデール(牡5・57kg)
'03年高松宮記念2着
シーイズトウショウ(牝4・56kg)
'03年CBC賞

 現行の施行時期に移った'00年以降は高松宮記念との関連が深まっており、連対馬のいずれかは高松宮記念でも連対している。高松宮記念でも連対しそうな馬を中心視すれば良さそうだ。また勝ち馬5頭のうち4頭はGI勝ち馬で、昨年のサニングデールにしても2着があった。2着馬も重賞で2着は確保しており、格下には辛いレースとなっている。


【上位馬の脚質一覧(過去5年)】
年度 馬場 テン3F 上り3F 決着時計 1着通過順 2着通過順 3着通過順
'00年 34.2 34.5 1.08.7 3-3(先) 5-3(先) 2-2(先)
'01年 33.9 34.8 1.08.7 2-2(先) 6-7(差) 3-3(先)
'02年 33.2 34.7 1.07.9 3-2(先) 14-12(追) 7-7(差)
'03年 稍重 33.8 34.7 1.08.5 1-1(逃) 2-3(先) 5-5(差)
'04年 稍重 33.8 34.7 1.08.5 9-7(差) 3-3(先) 3-3(先)
※'00年〜'01年はCコース、'02年はBコース、'03年〜'04年はAコースを使用。

【枠順別成績(過去5年)】
枠順 着別度数 単勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1枠 【1・2・0・4】 14.3% 42.9% 42.9% 91 182
2枠 【1・0・1・6】 12.5% 12.5% 25.0% 71 65
3枠 【1・1・0・7】 11.1% 22.2% 22.2% 17 25
4枠 【1・1・2・5】 11.1% 22.2% 44.4% 27 217
5枠 【1・1・1・7】 10.0% 20.0% 30.0% 36 59
6枠 【0・0・0・10】 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
7枠 【0・0・0・10】 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
8枠 【0・0・1・9】 0.0% 0.0% 10.0% 0 16

 ただ困った事にこのレースは内枠に入った先行馬が優勢。内寄りの枠に強い馬が入っただけと見做せば大したことがないようにも思えるが、外寄りの枠にも人気を集めた馬が入っており、偶然にしては偏りすぎのようにも思える。今年は外寄りの枠に人気を集めそうな馬が集中しているだけに大荒れも有り得そうだ。


 軸はアドマイヤマックス。CBC賞は外枠を引いた結果、終始外を回らされて詰め切れず。今回も外枠を引いたが、小回り中京よりはコーナリングで苦労することは無さそうだ。この距離では勝ち鞍こそないが、過去3戦して1分08秒2〜4。

 相手筆頭はカルストンライトオ。スプリンターズSとアイビスサマーダッシュ2回はいずれも逃げ切り。自身を含めて重賞勝ち馬が6頭しかいない低調なメンバーなら押し切りも視野。ラチを頼る性格上、この枠では無理をしても前に出なければならないのがネック。

 単穴はギャラントアロー。チークピーシズ装着後は抑えが利くようになり、控える競馬も可能になった。ただ今回は直線に坂が設けられた阪神コース。ラストで一伸びした前走のようには上手く行かないかもしれない。

 連下はワンダーシアトル。開幕週で先行出来た時のパフォーマンスが優秀で、バーデンバーデンCではカルストンライトオを抑えて勝利している。速く走ることにかけては折り紙付きなだけに、このメンバーで前に行けるかが焦点となる。

◎アドマイヤマックス
○カルストンライトオ
▲ギャラントアロー
△ワンダーシアトル


■馬券構築

 アドマイヤマックスから馬複流し。

[馬複] アドマイヤマックス−カルストンライトオ 50%
[馬複] アドマイヤマックス−ギャラントアロー 30%
[馬複] アドマイヤマックス−ワンダーシアトル 20%


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