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第45回京成杯(GIII)
2005年1月16日(Sun) 中山芝2,000M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ウォーターダッシュ 83 短距離の逃げ馬。ペースを緩めた逃げは期待薄。  
2 2 カネサマンゲツ 80 前走同型に絡まれ大敗。ここも恵まれたとは言えず。  
3 3 ジョウノビクトリア 74 流れに乗って辛勝。現状では上積み望めず苦戦。  
4 4 コスモオースティン 87 悪くないがやや決め手不足。早め進出でどこまで。
5 5 ウインクルセイド 89 先に抜け出て後続封じた前走評価。ここは試金石。
6 6 ニューヨークカフェ (出走取消) 
7 モエレアドミラル 道営から満を持して中央移籍。初芝がどうかだけ。
7 8 ニシノアレックス 73 ダート勝ちは平凡。芝でも大きく変わりそうにない。  
9 アドマイヤジャパン 91 センス非凡。環境&ペース変化に一抹の不安。
8 10 イブキレボルシオン 76 豊富なキャリア武器。展開に拠らない追込み好感。  
11 シックスセンス 89 決め手あるが能力不足の感。ここも一歩及ばずか。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 東西の原石対決・荒技で乗り切るウインクルセイド
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【所属地別の出走数・成績分布】
年度(回) 美浦 栗東 1着 2着 3着
'99年(第39回) 11 4 栗東 美浦 美浦
'00年(第40回) 10 3 栗東 美浦 栗東
'01年(第41回) 8 6 栗東 栗東 栗東
'02年(第42回) 8 5 栗東 栗東 美浦
'03年(第43回) 10 3 栗東 栗東 美浦
'04年(第44回) 6 4 美浦 栗東 栗東
※'02年は1着同着のため「2着」は1着に読み替え。以下同様。

 関西馬(栗東)【6・3・3・13】(36.0%)、関東馬(美浦)【1・2・3・47】(5.7%)。明らかな西高東低傾向にあるレースだが、昨年はキングカメハメハがまさかの敗退。関東馬が18年振りに2歳重賞勝ち越しを決めたことからしても、例年ほど神経質になることも無くなったか。


 軸はウインクルセイド。葉牡丹賞は折り合いがつかず終いだったが、勝負どころでの手際の良さが光った。抜け出てからは頭が高いながら後続の追撃を抑えており、能力だけで勝った印象。葉牡丹賞勝ち馬は'00年から'02年にかけて人気を集めて飛んでいるだけに心配だが、同馬には非はない。

 相手筆頭はモエレアドミラル。'00年のオークス馬シルクプリマドンナの全弟。母バウンドトゥダンスにとっては6頭目で初めての牡駒。北海道でデビューさせた意図がよく分からないが、このレースを前にして中央移籍。折からの雨で馬場が渋りそうなのはプラス。先行力に賭けてみたい。

 単穴はアドマイヤジャパン。ラジオたんぱ杯2歳Sは後ろにつけた時点で3着が限度。後半のペースアップで押され気味になっており、自分から動いていけなかったことに関しては割り引いて考える必要がある。決め手は文句無し。

 連下はコスモオースティン。葉牡丹賞は先に抜け出たウインクルセイドに近付いただけで終わったが、本来先行してタレるだけしか無かっただけに大きな進歩。東京スポーツ杯2歳S(6着)やホープフルS(4着)で関西馬との手合わせがあり、いずれも善戦していることから通用しても良い。

◎ウインクルセイド
○モエレアドミラル
▲アドマイヤジャパン
△コスモオースティン


■馬券構築

 ウインクルセイドからモエレアドミラル、アドマイヤジャパンへ馬複。

[馬複] ウインクルセイド−モエレアドミラル 50%
[馬複] ウインクルセイド−アドマイヤジャパン 50%


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