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第54回日刊スポーツ賞中山金杯(GIII) 2005年1月5日(Wed) 中山芝2,000M 4歳以上オープン ハンデ (混)[指定] |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | エルカミーノ | 差 | 94 | 前走善戦。昨年4着時より更に1kg減ってどこまで。 | |
2 | 2 | エイシンチャンプ | 差 | 98 | 先行できるがあと一押し足りない。ここも善戦まで。 | |
3 | アルスブランカ | 差 | 96 | ここ2走積極策も実らず。ハンデも変わりなく低調。 | ||
3 | 4 | ウインブレイズ | 差 | 81 | 実績断然。半年振りかつトップハンデ克服なれば。 | |
5 | トレジャー | 差 | 100 | BL着用不気味だが本質は時計掛かる馬場向き。 | ||
4 | 6 | シャーディーナイス | 先 | 90 | 逃げ馬を前に置けるのは良い。後は力関係。 | |
7 | アサカディフィート | 先 | 101 | 高速決着歓迎。手の合う鞍上迎え出遅れ回避か。 | ▲ | |
5 | 8 | キーボランチ | 差 | 91 | 差しに回ると意外に末脚切れる。軽ハンデで警戒。 | ○ |
9 | マイネヌーヴェル | 追 | 94 | 前が止まらない限り差せない。ここも届かず濃厚。 | ||
6 | 10 | ストロングブラッド | 先 | 95 | 地力侮れないが高速馬場が問題。ラスト失速も。 | |
11 | メジロマントル | 逃 | 96 | 前走荒れ馬場で残るも相変わらず凌ぎ利かない。 | ||
7 | 12 | クラフトワーク | 追 | 98 | 鉄砲使いは問題なし。決め手比べなら負けない。 | ◎ |
13 | カナハラドラゴン | 差 | 97 | 前走差し込み映えるも少頭数。位置取り次第。 | △ | |
8 | 14 | ソウゴン | 差 | 89 | 最軽量で強気にハナ行くか。展開利生かしたい。 | |
15 | ビッグウルフ | 先 | 92 | 地力そこそこも芝は久々。前に行けても苦しい。 |
■レース展望 兄も奮闘したこの舞台・繊細な決め手を生かすクラフトワーク |
■予想構築 見たところメジロマントルの単騎逃げが成立しそうだが、福島記念でも単騎で行きながら最終的に捕まっており、このハンデでは信頼性は低い。むしろ斤量に恵まれたソウゴンが行きそうな気配。メジロマントルがすんなりハナを奪ったとしても、ソウゴンがすかさず鈴をかけに行く形を想定。どちらかと言えば後方待機勢が多いメンバー構成で、隊列はある程度縦長になりそう。馬群の捌きが上手い差し馬を重点的に狙ってみたい。 軸はクラフトワーク。時計が掛かる馬場での後方一気を得意とした兄クラフトマンシップとは異なり、レース運びは至ってスマート。速い流れなら上がり33〜34秒台の決め手が光り、落ち着いた流れなら4コーナーで捲りが利く。3ヶ月以上の鉄砲使いは重賞2連対を含む【1・2・0・1】で問題なし。 相手筆頭はキーボランチ。かつて追い込んで入着を繰り返していた時期があり、前走はそれを象徴するかのような差し込みだった。頭数が揃ってペースが上がりそうなのもプラス。ここのところ一貫して56〜57kgを背負い続けてきただけに、今回の軽ハンデは実力補完に一役買いそうだ。 単穴はアサカディフィート。頻繁に出遅れるが、中舘騎手が騎乗した時はそうでもない。無難なスタートから先行勢をすぐ前に置く位置取りが取れれば連覇濃厚。仮に出遅れたとしても、長くいい脚が使えるだけに早めの捲りで追い上げが利く。 連下はカナハラドラゴン。前走は少頭数にも関わらず縦長になり、勝負どころでも他馬に干渉されることなく外を回って楽勝。馬群が固まった福島記念で惨敗しているように、いかに気分良く走らせることができるかにかかる。外寄りの枠が引けたのはラッキーか。 ◎クラフトワーク ○キーボランチ ▲アサカディフィート △カナハラドラゴン ■馬券構築 クラフトワークから馬複流し。クラフト−ボランチ2頭軸の3連複流しを抑える。 [馬複] クラフトワーク−キーボランチ 30% [馬複] クラフトワーク−アサカディフィート 30% [馬複] クラフトワーク−カナハラドラゴン 20% [3連複] クラフトワーク−キーボランチ−アサカディフィート 10% [3連複] クラフトワーク−キーボランチ−カナハラドラゴン 10% |