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第21回ラジオたんぱ杯2歳S(GIII) 2004年12月25日(Sat) 阪神芝2,000M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | アドマイヤジャパン | 先 | 77 | 気合鞭一発で快勝。自分から動けるようなら怖い。 | ▲ |
2 | 2 | ローゼンクロイツ | 差 | 91 | 決め手・反応共に優秀。横並びならまず負けない。 | ○ |
3 | 3 | グランロワイヤル | 追 | 77 | 時計平凡にも関わらず接戦。上積み感じず苦しい。 | |
4 | 4 | ケイアイヘネシー | 差 | 86 | 前走いいところ無し。展開嵌らないと差せない。 | |
5 | 5 | シックスセンス | 追 | 88 | 上がり自体は優秀。場合により積極策も辞さず。 | △ |
6 | 6 | マイネルシルバート | 先 | 77 | 前走上手く抜け出したが勝ち方ギリギリで妙味なし。 | |
7 | 7 | シルクネクサス | 逃 | 88 | マイペースなら反抗あるもここ少頭数で凌ぎにくい。 | |
8 | 8 | トーセンマエストロ | 追 | 86 | 直線で形勢一転の前走出来過ぎ。二番利くか疑問。 | |
9 | ヴァーミリアン | 差 | 89 | 前走は超スローでキレ負け。前につけて逆転狙う。 | ◎ |
■レース展望 決め手は遜色なし・今度は行き切るヴァーミリアン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
2,000Mで争われる2歳重賞はこのレースしかなく、各馬の出方は慎重になりやすい。例年の流れは最初の1,000Mを62〜63秒で通過し、そこから次第に上がりが速くなるというパターン。近年は特にこの傾向が強く、前で上手い具合に脚を溜められた馬がそのまま押し切っている。今年は見たところ逃げそうなのがシルクネクサスのみで、例年通りのスローでほぼ確定。全馬の上がりがそれほど変わらないなら、より前につけそうな馬を上位にみておきたい。
このレースは例年断然人気を背負った馬がコロコロ負けている。過去10年で1番人気に推されて勝ったのは後のダービー馬アドマイヤベガのみ。キングヘイローやアドマイヤマックス、ブルーイレヴンは前走で重賞を勝っていながら及ばなかった。代わりに健闘しているのが2番手評価の馬で、2番人気は【6・2・1・1】と絶好調。断然人気馬の影に隠れた実力馬に注目したい。 軸はヴァーミリアン。新馬戦は先行して上がり33秒8、後続に3馬身半つける楽勝。萩Sは出遅れて後追いになりながら直線一気に詰めて半馬身差。京都2歳Sはローゼンクロイツに交わされたものの、後方勢と大して変わらない上がりを繰り出していた。武豊騎手がどのように乗ってくるかが興味深い。 相手筆頭はローゼンクロイツ。内から一気に抜けてくる脚は脅威。前々走では前後半で大して変わらない流れを完勝しており、ペースによる巧拙は考えられない。この馬が負けるとすれば自分より前につけた馬が踏ん張るパターン。 単穴はアドマイヤジャパン。前走は4コーナーを一捲りした上、直線馬なりで楽勝。僅かキャリア1戦とはいえ、前後半で3秒9速くなる流れでこの動きが出来るならちょっと期待してみたくなる。時計が遅かっただけに、まずは流れに乗ることが前提。 連下はシックスセンス。前走の上がりはローゼンクロイツと同じ33秒3。勝負どころで外を回したとはいえ、先行したヴァーミリアンを差せなかったことには不満が残る。少頭数で行く馬も少ない今回はある程度前につけるかもしれない。 ◎ヴァーミリアン ○ローゼンクロイツ ▲アドマイヤジャパン △シックスセンス ■馬券構築 ヴァーミリアンとローゼンクロイツの馬複1点。[12/25 08:00変更] [馬複] ヴァーミリアン−ローゼンクロイツ |