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第40回CBC賞(GII)
2004年12月19日(Sun) 中京芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 キーンランドスワン 99 高松宮記念3着が光る。但し間延びしたローテは不満。  
2 キョウワハピネス 89 久々だが乗り込み量は十分。早め進出可能で注意。
2 3 スナークスズラン 94 ハイペースで強襲多数。展開次第で突っ込みあり。  
4 シルキーラグーン 95 差し込むにしてもイマイチ。ここも付いて回るだけか。  
3 5 ギャラントアロー 99 見た感じ楽逃げの様相。マイペースなら即勝ち負け。
6 ドリームカムカム 96 好位から押し切った前走評価。調子維持が焦点。  
4 7 マルカキセキ 94 決め手は確か。位置取り厳しいが着拾いは可能。  
8 ゴールデンキャスト 100 テンが速いと置かれる。中京短距離戦は合わない。  
5 9 シーイズトウショウ 99 前走が案外。実績上位だが勢い考慮すると劣勢。  
10 ゴールデンロドリゴ 96 同コースで再三凄まじい脚使う。無条件で強襲警戒。  
6 11 タマモホットプレイ 101 差し切り決めた前走評価。ここ一本のローテも好感。
12 プレシャスカフェ 94 豊富なスピード有する。久々は割引も通用して良い。  
7 13 シルヴァーゼット 94 悪くないがあと一押し足りない。前で付いていけるか。  
14 リミッドレスビッド 96 前走比3kg増で地力問われる。差してどこまで迫るか。  
8 15 メイショウボーラー 101 成長に陰り見られるが直線平坦の短距離なら有力。
16 アドマイヤマックス 102 元々向いているといわれた距離だが忙しさありそう。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 組み合わせの妙・マイペースで逃げ切るギャラントアロー
■予想構築

 現行の施行条件に改められてからの4年は逃げた馬は3着まで、前走で逃げていた馬は延べ8頭が全滅。これに代わる形で差し馬が突っ込むというのが定番になっている。しかし今年は明確な逃げ馬がギャラントアローしかいない。他の候補としてはメイショウボーラーが挙げられるが、今年は無理せず番手からのレース運びを選択しており、競合は無さそうだ。むしろ行った行ったのほうがあり得る。

 軸はギャラントアロー。高松宮記念は他に競合馬がいる中でハナを奪って0秒2差。執拗に追いかけてくるテンシノキセキや阪急杯でリズムを崩された天敵アタゴタイショウのいない今回はいかにも楽。前走はナムラビッグタイムを従えて粘逃。チークピーシズ装着で一変した感もあり引き続き注目してみたい。

 相手筆頭はメイショウボーラー。マイルCSは差し馬に次々と抜かれ0秒9差の7着。ただ先行勢総崩れの中で孤軍奮闘しており、見た目以上には走っている。強力な差し馬の数が減ることで自然と上位が狙えそうだ。但しデイリー杯2歳Sから久しく勝ち星から離れており、成長性の観点で疑問が残る。

 単穴はタマモホットプレイ。スワンSで問答無用の差しを決めた後、マイルCSを自重しここ一本に標準を定めてきた。距離が伸びると冴えないだけにこの判断は正解。伏兵評価で気軽に乗れたとはいえ、古馬相手に2勝しており、同世代の中でも勢いは一番。地力で難なく差せるはず。

 連下はキョウワハピネス。一週前に強い追い切り(栗坂4F54.2-1F12.8)をかけ、今週も3日置きに栗東坂路4Fで60秒を切る追い切りを消化。水曜の最終追い切りは4F53.1-1F12.7。見た感じ調子は良い。ちなみに一昨年はNHKマイルCから、昨年は高松宮記念からぶっつけで使った馬が連絡みしている。

◎ギャラントアロー
○メイショウボーラー
▲タマモホットプレイ
△キョウワハピネス


■馬券構築

 ギャラントアローから馬複流し。スワンS好走の3歳馬によるタテ目を抑える。

[馬複] ギャラントアロー−メイショウボーラー 50%
[馬複] ギャラントアロー−タマモホットプレイ 20%
[馬複] ギャラントアロー−キョウワハピネス 10%
[馬複] メイショウボーラー−タマモホットプレイ 20%


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