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第47回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(GII)
2004年12月19日(Sun) 阪神芝1,600M 3歳以上オープン 別定 (牝)(混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 オースミハルカ 97 好走続きも前残り馬場と緩い流れが向いたのも事実。  
2 ヘヴンリーロマンス 91 重賞ではイマイチ。前走の勝ち方優秀も勝ち負け微妙。  
2 3 ヤマカツリリー 57 前走話にならず。一度叩いただけでは物足りない。  
4 ブライアンズレター 84 久々の反抗も緩い展開が向いただけ。スピード不足。  
3 5 メイショウバトラー 96 見た目以上の快速馬。展開向かないが地力で通用。
6 オースミコスモ 95 追い切りパターンを再度変えてから低調。ここも敬遠。  
4 7 シアリアスバイオ 87 前走完勝もクラス2つ下。距離短縮も相俟って厳しい。  
8 フォルクローレ 95 前走はさすがに相手悪過ぎた。差脚堅実で好勝負。
5 9 トシザダンサー 86 前残り馬場で無抵抗の前走不満。単純に力不足。  
10 メイショウオスカル 84 秋2戦が物足りなすぎ。持ち前の渋太さ薄れた感。  
6 11 メモリーキアヌ 94 小回りコースでの出し抜け専門。力比べで見劣る。  
12 マルターズヒート 87 そこそこには走っているが好調時のデキには遠い。  
7 13 アズマサンダース 88 同コースで重賞2着2回。ただ勢い無いのは懸念要素。  
14 スターリーヘヴン 91 流れには乗れそうだが前走以上に相手揃って苦しい。  
8 15 シャイニンルビー 95 マイルまでなら実績上位。末脚堅調で引き続き有力。
16 ダイワエルシエーロ 99 ここは無理して逃げることもない。好位抜け出し期待。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 ただ逃げるのではなく速いから逃げる・意欲の連闘メイショウバトラー
■予想構築

 逃げ候補はメイショウバトラーとダイワエルシエーロ。いずれもテンは速くないが、ダイワエルシエーロが大外を引いたことでメイショウバトラーが先んじる。最内を引いたオースミハルカが流れに乗って2番手。ブライアンズレター、ヤマカツリリー辺りは前に行くしかなくこれらが好位を形成。ダイワエルシエーロはおそらく5番手以降でレースを進めるものと思われる。

 軸はメイショウバトラー。再三レコード決着をアシストしているように、速く走ることにかけては相当な能力を誇る。長い距離を緩いペースで逃がされたエリザベス女王杯は考慮外。昨年はスマイルトゥモローの爆走のあおりを受けて沈没したが、自分のペースを貫けそうな今回は十分残るものと思われる。

 相手筆頭はダイワエルシエーロ。京阪杯は押し出されるようにしてハナに立ち、直線で二の脚を使って突き放す内容。但し展開利と世代間ハンデを差し引くと実利は薄い。今回は中団から差し込むという形が採れそうな点に注目。クイーンCのような差し込みに期待したい。

 単穴はシャイニンルビー。大分解消されてきたとはいえ気性難が残る馬で、たまにポカをする。ただマイル以下の距離なら比較的安定して走っている感がある。京成杯オータムハンデでは内から弾けるようにして伸び、前走は馬群中央から抜けてきた。ここに来て地力強化は歴然。

 連下はフォルクローレ。相手強化も省みずマイルCSを使うもあえなく撃沈。自慢の末脚は鳴りを潜め、結果として収穫はゼロ。相手弱化による反抗には少なからず期待できるが、むしろ勝ち馬タマモホットプレイを上回る脚で前に迫ったスワンSの内容を評価しておきたい。

◎メイショウバトラー
○ダイワエルシエーロ
▲シャイニンルビー
△フォルクローレ


■馬券構築

 メイショウバトラーから馬複・3連複流し。

[馬複] メイショウバトラー−ダイワエルシエーロ 30%
[馬複] メイショウバトラー−シャイニンルビー 30%
[馬複] メイショウバトラー−フォルクローレ 10%
[3連複] メイショウバトラー−ダイワエルシエーロ−シャイニンルビー 10%
[3連複] メイショウバトラー−ダイワエルシエーロ−フォルクローレ 10%
[3連複] メイショウバトラー−シャイニンルビー−フォルクローレ 10%


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