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第38回スポーツニッポン賞ステイヤーズS(GII)
2004年12月4日(Sat) 中山芝3,600M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ラヴァリージェニオ 91 展開スローで好走多い。ローテ疑問も展開は向く。
2 2 コスモステージ 78 前走は馬場に恵まれた感。単騎可能も力量不足。  
3 3 ゴーウィズウインド 90 リバウンド延長で良績残す。展開次第で妙味あり。  
4 ワンダードリーム 76 幾ら何でも相手きつい。ここは付いて回るだけ。  
4 5 テイエムジェネラス 87 昨年から特に上積み無し。展開向いても苦しい。  
6 ハイフレンドトライ 72 完全な格下。ハイペースの消耗戦向きで出番無し。  
5 7 ダイタクバートラム 93 今年は脚を余す負け目立つ。力で捻じ伏せるか。
8 マイネルエスケープ 87 連闘策も自己条件でも梃子摺るようでは厳しい。  
6 9 グラスポジション 88 前走で非力さ露呈。更に距離が伸びるのもどうか。  
10 ハッピールック 93 瞬発力で劣るだけに距離延長なら渋太さ生かせる。
7 11 エリモシャルマン 93 昨年上手い具合に残るも今年は使い方に精彩欠く。  
12 ダディーズドリーム 83 決め手あるが長丁場ではかえって追走一杯濃厚。  
8 13 チャクラ 95 ここ2走惨敗も流れ向かず。体力勝負なら即出番。
14 メイショウカチドキ 90 先行して堅実だが初距離で前走の脚使えるか微妙。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 前詰まりからの脱却・力を出し切りたいダイタクバートラム
■予想構築

 時間の制約上、傾向分析は割愛させていただきます。

 軸はダイタクバートラム。差して届かずというのが問題だが、少なくとも目黒記念やアルゼンチン共和国杯では肝心なところで前が詰まる不利があった。前走トップハンデで上がり33秒7の脚を使ったのは力の成せる業と解釈したい。

 相手筆頭はハッピールック。前走は直線で速い上がりを要求された時点で脈無し。昨年のダイヤモンドS(2着)とステイヤーズS(3着)で長距離適性は証明済み。昨年の上位馬の中では今年に入ってから2勝している同馬が一歩リード。

 単穴はチャクラ。ハッピールックと同じく、前走は純粋な瞬発力勝負の前に沈黙。前々走でも後半のペースアップについて行けずシンガリ負けを喫しているが、こちらは久々も影響したか。距離については昨年のステイヤーズS勝ちから問題なし。

 連下はラヴァリージェニオ。同馬が勝ったレースのラップを紐解くと、その殆どが1,000M通過61秒以上のスローペースだった。中山で好走が多いのは、スタンドから向こう正面にかけて続く上りで溜めが入るからではないだろうか。コースを2周するだけにペース配分に注目したい。

◎ダイタクバートラム
○ハッピールック
▲チャクラ
△ラヴァリージェニオ


■馬券構築

 ダイタクバートラムから馬複流し。

[馬複] ダイタクバートラム−ハッピールック 40%
[馬複] ダイタクバートラム−チャクラ 30%
[馬複] ダイタクバートラム−ラヴァリージェニオ 30%


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