HOME > 重賞展望 > 第49回京阪杯

第49回京阪杯(GIII)
2004年11月27日(Sat) 京都芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ジョウテンブレーヴ 97 特に変わりなく低調。高齢だけに多くは望めない。  
2 グレイトジャーニー 95 決め手無いだけに距離短縮ではかえって忙しい。  
2 3 ローマンエンパイア 100 追い込みには定評あり。叩かれた上積みあれば。  
4 タカラシャーディー 97 先行して際どく残った前走評価。引き続き注目。
3 5 イケハヤブサ 93 中京準OP勝ちでは物足りない。ローテも不満。  
6 ダンツジャッジ 100 前走そこそこに動く。ここ得意距離で前進期待。
4 7 モノポライザー 91 スローなら脈あるもこのクラスでは非力さ目立つ。  
8 タケハナオペラ 100 差脚悪くないがいかんせん力不足。久々もどうか。  
5 9 アサカディフィート 102 微妙に届かずばかり。乗替りで出遅れ再発懸念。  
10 カンパニー 94 距離戻るのはプラス。軽斤量で決め手冴える。
6 11 サンライズシャーク 95 差脚強力も一向に届かない。展開向いても無理。  
12 ダイワエルシエーロ 94 以前の差脚消滅。牡馬相手ではいかにも劣勢。  
7 13 エイシンチャンプ 99 善戦マン化著しい。ここ展開向きそうになく苦しい。  
14 エリモマキシム 97 同一コースで差して連勝は好感。一気に決めるか。
8 15 エアシェイディ 93 前走快勝も直線追っただけ。まだ過信は禁物。  
16 テンザンセイザ 103 実績上位でコース相性も良好。いきなりが問題。  
17 メテオバースト 96 前走伸び脚目を引く。引き続き注目も展開次第。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 世代間ハンデを生かせ・菊花賞組の逆襲カンパニー
■予想構築

 一見して逃げそうな馬が見当たらない。神戸新聞杯で仕方なく前に行ったグレイトジャーニー、ここ2走脚質転換したダイワエルシエーロが押し出されるようにしてハナへ。以下エイシンチャンプ、タカラシャーディーも早めの競馬。1,000M通過59〜60秒程度のミドルペースなら展開の有利不利は無さそうである。追い込み一手よりも融通が利く馬を狙ってみたい。

 例年の傾向で目立つのは菊花賞組の好走で、今の時期に施行されるようになった'96年以降の過去7年で4勝を挙げている。ジョウテンブレーヴ、テンザンセイザも3歳時にこのレースを勝っている。当時はハンデ戦で、ジョウテンブレーヴは54kg、テンザンセイザは55kg、他の3歳勝ち馬エリモダンディーとロサードはそれぞれ55kgを背負って古馬相手に打ち勝っている。

 軸はカンパニー。菊花賞は明らかな無理筋で度外視可。ラジオたんぱ賞は勝負どころで前が詰まる不利がありながらも勝ち馬を上回る脚を使って僅差まで詰め寄っている。昨年から別定戦に替わったが、3歳馬は古馬に対して3kg前後のハンデが貰えるだけに期待したい。

 相手筆頭はダンツジャッジ。前走は久々に加え、不向きな小回りコースで直線内に潜り込まざるを得ない内容で凡退も已むを得ない。叩き2戦目は【1・2・0・1】(75.0%)と使われて変わり身をみせるタイプ。アメリカJCCで好位からの差し切りを決めているように相手が軽くなれば自在性も出てくる。

 単穴はエリモマキシム。昨秋に去勢手術を施してからは【5・4・2・1】(75.0%)と成績が安定している。差す競馬を覚えたことで以前に増して鋭い決め手を繰り出せるようになったのも好感が持てる。久々の重賞使いで相手が揃うのが唯一の不安。

 連下はタカラシャーディー。カシオペアSでは1年以上間隔が開きながらいきなり差の無い3着に好走。2走ボケが懸念されるところだが、栗東坂路でラストにかけてペースを上げる(24日53.5-39.6-26.1-13.0)追い切りが出来ており問題は無さそうだ。展開は苦しいが、前で粘るシーンも想定しておきたい。

◎カンパニー
○ダンツジャッジ
▲エリモマキシム
△タカラシャーディー


■馬券構築

 カンパニーからワイド・3連複流し。

[ワイド] カンパニー−ダンツジャッジ 30%
[ワイド] カンパニー−エリモマキシム 20%
[ワイド] カンパニー−タカラシャーディー 20%
[3連複] カンパニー−ダンツジャッジ−エリモマキシム 10%
[3連複] カンパニー−ダンツジャッジ−タカラシャーディー 10%
[3連複] カンパニー−エリモマキシム−タカラシャーディー 10%


■このレースの回顧へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.