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第40回福島記念(GIII)
2004年11月14日(Sun) 福島芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 トウカイオーザ 94 相変わらず不振。斤量考慮されたが一変難しい。  
2 アサカディフィート 101 乗り替わりで出遅れ懸念軽減。順当なら勝ち負け。
2 3 エーティーダイオー 92 休み明け使うも調子戻らず。先行策でも厳しい。  
4 アルスブランカ 96 順調に使えていないのは不満。ここも追走一杯か。  
3 5 コイントス 67 前走全く動かず。叩かれたとはいえこれでは不安。  
6 カナハラドラゴン 97 捲る脚ありコース替わり歓迎。後は乗り方一つ。  
4 7 アンフィトリオン 94 横一線の接戦制した前走好感。引き続き通用。
8 ダンツジャッジ 99 久々と重ハンデ課題も実績断然。外差しで有力。
5 9 ラヴァリージェニオ 96 前走勝負所で後ろに置かれる。距離不足の感。  
10 セフティーエンペラ 89 ここに来て初の軽ハンデ。昇級の勢いあり注目。  
6 11 ミスキャスト 94 京成杯AHの脚色映えたが前走で振り出しに戻る。  
12 マイネルアムンゼン 98 昨年は謎のブービー負け。春先にしか走らない。  
7 13 エリモハリアー 86 下位クラスの常連。多くは望めないが差込堅実。
14 メジロマントル 96 差し込みに対抗できず。単騎で行けても苦しい。  
8 15 トキノコジロー 中央、芝、古馬対戦全て初。未知過ぎて逆に怖い。  
16 マーベラスダンス 94 七夕賞で一瞬見せ場作る。力足りないが注意。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 混戦だからこそ実績馬重視・外差し決めるダンツジャッジ
■予想構築

 過去10年における福島記念の傾向を紐解くと以下のようになる。
  • 京都のオープン特別を経由した馬が5年連続で連対している。
    ―→主に差し不発に終わっていた馬が巻き返す傾向にあり、そこでの着順は問われていない。オパールSを経由したアンフィトリオンアサカディフィートマーベラスダンスラヴァリージェニオに注目。ちなみにコイントスも含まれるがこちらはダート戦ということで見込み薄。
  • 55〜56kgの中間ハンデがベスト。53kg以下は穴を開けやすい。57.5kgを超えると苦戦。
    ―→過去10年で53kg以下の軽ハンデ馬同士で決まったのは2回で、残り8回は55〜56kgの中間ハンデ馬が連対している。なお53kg以下で連に絡んだ馬は6頭いるが、うち5頭は7番人気以下の伏兵だった。
 軸はダンツジャッジ。大方の予想通りオッズ割れまくりの大混戦ムード。これならトップハンデでも重賞2勝2着2回の同馬から入るのが筋か。単独開催でも馬場の内側はボコボコで、ローカル最終週のセオリー通り外差しが有力。これまで外差しに拘ってきた馬だけに注目してみたい。

 相手筆頭はアサカディフィート。この馬は池添騎手が乗ると十中八九出遅れる。前走も例外ではなく、後方からレースを進めた結果僅かに及ばなかった。昨年のこのレースでも久々とはいえ出遅れていた。中山金杯を制した時の鞍上に替わる今回は絶好の狙い時。

 単穴はアンフィトリオン。昨年はオパールSの勝ち馬メイショウドメニカが制しており、京都コースとの連動性が再確認された。前走は接戦から抜け出す手際の良さが光っており、それ以上に混戦が予想されるここも適性がありそうだ。

 連下はエリモハリアー。前走で勝っているのは同馬とアンフィトリオンのみ。順調さを欠く馬が集まっているだけに前走勝ちの勢いに賭けてみるのもまんざらではない。過去にはこのパターンで'94年1着シルクグレイッシュ(10人気)や'97年2着ファンドリロバリー(10人気)が穴を開けている。

◎ダンツジャッジ
○アサカディフィート
▲アンフィトリオン
△エリモハリアー


■馬券構築

 ダンツジャッジから馬複と3連複流し。

[馬複] ダンツジャッジ−アサカディフィート 30%
[馬複] ダンツジャッジ−アンフィトリオン 20%
[馬複] ダンツジャッジ−エリモハリアー 20%
[3連複] ダンツジャッジ−アサカディフィート−アンフィトリオン 10%
[3連複] ダンツジャッジ−アサカディフィート−エリモハリアー 10%
[3連複] ダンツジャッジ−アンフィトリオン−エリモハリアー 10%


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