HOME > 重賞展望 > 第40回京王杯2歳S
第40回京王杯2歳S(GII) 2004年11月13日(Sat) 東京芝1,400M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
||||||
枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | セイウンニムカウ | 逃 | 95 | そこそこ速い流れで押し切るも馬場に恵まれた感。 | |
2 | 2 | スキップジャック | 先 | 89 | 使う毎に埋没。進展みられない上久々では無理。 | |
3 | 3 | ワイルドソニック | 差 | 89 | 差し込みに定評。馬場好転で巻き返し図る。 | △ |
4 | ダイワアプセット | 差 | 83 | 前走は実質直線だけの競馬。展開向くか疑問。 | ||
4 | 5 | デザートモーニング | 逃 | 81 | マイペースなら残るがこの相手では楽出来ない。 | |
6 | マイネルレコルト | 差 | 96 | 新潟で3連勝。能力的に勝ち負けも久々が課題。 | ▲ | |
5 | 7 | オーヴェール | 差 | 92 | 切れる脚無い。広いコースでの追い比べに不安。 | |
8 | キングストレイル | 先 | 93 | ここ2走は手の内見せず。強気の仕掛けに期待。 | ○ | |
6 | 9 | エーティーホーオー | 先 | 94 | 前走は相手弱化がアシスト。上積み見込めず。 | |
10 | コウモラヴアゲイン | 先 | 83 | 比較的余裕ある勝ち上がり。前につければ妙味。 | ||
7 | 11 | トーセンエンパイア | 先 | 84 | 3角から動いて楽勝。同様の走り出来るか注目。 | |
12 | エイシンサリヴァン | 逃 | 91 | 前走押し出される逃げも残れず。逆転は難しい。 | ||
8 | 13 | レキシントンブルー | 差 | 92 | 前走不利ありながら勝利。大幅時計短縮も好感。 | ◎ |
14 | ホーマンテキーラ | 先 | 85 | 内容まずまずも札幌未勝利から直行では厳しい。 |
■レース展望 瀬戸口&福永でもう一丁・飛躍の血に乗るレキシントンブルー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料を参照されたい。
キャリア1戦馬は過去10年で延べ14頭が出走して【0・1・2・11】(7.1%)。上表の通り、新馬戦で後続に1秒以上の差をつけて勝った馬が辛うじて通用する程度。ちなみに昨年は小倉芝1,800Mの新馬戦で1秒2差の圧勝を演じたダンツアイリッシュが7着に敗れている。ダイワアプセット、コスモラヴアゲイン、トーセンエンパイアはいかにもアピール不足。
2戦以上全勝馬は過去10年で延べ9頭が出走して【4・1・2・2】(55.6%)と信頼に足る成績を残している。3戦3勝マイネルレコルト、2戦2勝レキシントンブルーの中心視は揺るがない。ただ連対を逃した4頭のうち、フサイチホクトセイを除く3頭はローカル競馬場からの直行だった。
中9週(2ヶ月)以上の間隔が開いた馬は過去10年で延べ13頭が出走して【0・0・3・10】(0.0%)と不振。クリールサイクロン、タケイチケントウ、リザーブユアハート(前々走で函館2歳S勝ち)、サダムブルースカイといった重賞勝ち馬も例外ではない。スキップジャックは見送りが妥当。前段の分析と合わせて考えると、マイネルレコルトについても絶対視は禁物。
デイリー杯2歳S組は過去10年で延べ11頭が出走して【2・2・2・5】(36.4%)。連対した4頭はいずれもローカル重賞の後、前走でデイリー杯2歳Sを一叩きされていた。ただいずれもローカル重賞で連対していたという点からすると、函館2歳Sで4着に敗れているオーヴェールは何とも微妙。 軸はレキシントンブルー。前走は直線で一旦進路が断たれながらも内へ切り返して差し込むという内容で、レースセンスは群を抜く。新馬戦の時計を一気に2秒3も詰めた点からも上昇の余地を残す。アドマイヤベガ産駒は今のところストーミーカフェ(札幌2歳S)、モンローブロンド(ファンタジーS2着)と上位がきっちり結果を残しているだけに、同馬にも血の勢いを期待したい。 相手筆頭はキングストレイル。前々走は楽逃げの相手を捉えられず、前走は横3頭の競り合いに屈する形。いずれも追い出しが遅く、手応えを余しながら負けたような印象を受けた。手替わりの今回は強く推したい。 単穴はマイネルレコルト。新潟での3戦3勝にどれだけの価値が見出せるのかが取捨のポイント。今回は初めて直線に坂のあるコースを使うことになる。間隔の開いた馬の凡走が多い傾向からすると勝ちに行って負けるシーンもあり得る。 連下はワイルドソニック。新馬戦は札幌の短距離戦にしては珍しい後方一気を決め、クローバー賞ではキングストレイルを上回る脚を使って突っ込みをみせるなど、嵌った時の破壊力は随一。前走は馬場が向かなかったとして扱えば、これほど分かりやすい逆転候補はいない。 ◎レキシントンブルー ○キングストレイル ▲マイネルレコルト △ワイルドソニック ■馬券構築 レキシントンブルーから馬複流し。 [馬複] レキシントンブルー−キングストレイル 40% [馬複] レキシントンブルー−マイネルレコルト 30% [馬複] レキシントンブルー−ワイルドソニック 30% |