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第49回京成杯オータムハンデ(GIII)
2004年9月12日(Sun) 中山芝1,600M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 シャイニンルビー 84 力不足は否めないが距離短縮で鋭さ増す。
2 2 マイネルソロモン 99 末脚好調。実績あるコースで上積み見込む。
3 3 マイネルゼスト 84 場合によっては逃げも視野。展開次第で注。  
4 4 ミデオンビット 85 一昨年2着。マイペース保てば粘り込み妙味。
5 5 ミスキャスト 93 差脚あるが調子が上向かないのは気がかり。  
6 6 メジャーカフェ 85 とにかく詰め甘い。突き抜けるものなく苦戦。  
7 7 マイネルモルゲン 101 実績上位。無意味に掛かる癖抑えれば有力。
8 8 オーゴンサンデー 93 差し損ね目立つ。前が止まらない限り出番無し。  
9 ニシノムーンライト 91 ここ2走は先行策。ハンデ生かせれば面白い。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 夏の勢い持ち込んで虎視眈々・今度は届くマイネルソロモン
■予想構築

 まずは以下の資料をご覧頂きたい。
【札幌経由馬の成績】
年度(回) 馬名 性齢 斤量 前走レース・着順 京成杯AH成績
'94年(第39回) キョウエイボナンザ セ6 55.0kg マリーンS・11着 9着(4人気)
'96年(第41回) オースミマックス 牡5 56.0kg 道新杯・8着 4着(9人気)
'97年(第42回) プレストシンボリ セ5 56.0kg キーンランドC・5着 2着(7人気)
クラウンシチー 牡7 55.0kg 札幌日経OP・11着 3着(6人気)
'98年(第43回) シンコウスプレンダ 牡4 54.0kg 摩周湖特別・1着 1着(1人気)
タイキマーシャル 牡6 57.5kg 札幌日経OP・3着 2着(3人気)
プレストシンボリ セ6 57.5kg 札幌記念・9着 6着(2人気)
シャドウクリーク セ5 56.0kg キーンランドC・2着 8着(9人気)
クロカミ 牝5 56.0kg 札幌日経OP・4着 9着(5人気)
'99年(第44回) シンボリフェザード セ6 56.0kg 札幌日経OP・1着 4着(3人気)
タイキマーシャル セ7 57.0kg キーンランドC・4着 11着(5人気)
'00年(第45回) シンボリインディ 牡4 57.0kg 札幌記念・5着 1着(1人気)
ヴァイタルトラック 牝5 49.0kg クイーンS・11着 3着(9人気)
ハイフレンドコード 牝5 54.0kg クイーンS・4着 7着(4人気)
フェザンレーヴ 牝6 49.0kg キーンランドC・11着 9着(10人気)
'01年(第46回) ゼンノエルシド 牡4 53.0kg 摩周湖特別・1着 1着(1人気)
'03年(第48回) ウインラディウス 牡5 54.0kg 摩周湖特別・1着 7着(2人気)

【函館経由馬の成績】
年度(回) 馬名 性齢 斤量 前走レース・着順 京成杯AH成績
'95年(第40回) アイオーユー 牝5 52.0kg シーサイドS・10着 11着(8人気)
'96年(第41回) ヤシマキャプテン 牡3 55.0kg マリーンS・3着 6着(2人気)
'97年(第42回) クロカミ 牝4 54.0kg UHB杯・2着 1着(2人気)
'99年(第44回) ドラゴンライト 牡5 53.0kg 漁火S・1着 2着(8人気)
'00年(第45回) マイネルマックス 牡6 57.0kg 函館スプリントS・1着 6着(5人気)
'01年(第46回) イーグルカフェ 牡4 57.0kg 函館記念・9着 3着(3人気)
'03年(第48回) シンコウスプレンダ 牡9 56.0kg マリーンS・4着 9着(14人気)

 京成杯オータムハンデは北海道開催からの転戦馬が好調。連対占有率はそれほど高くないが、連対期待率は札幌29.4%(5/17)、函館28.6%(2/7)で、新潟14.5%(8/55)を2倍近く上回る。7番人気以下で連対した4頭のうち3頭は北海道開催からの転戦馬で、穴妙味もある。今回のメンバーで北海道開催を経由した馬はシャイニンルビーミデオンビットメジャーカフェニシノムーンライトの4頭。

 北海道開催からの転戦馬以外では関屋記念を経由した馬が有力。関屋記念経由馬は直近に行われるマイル戦ということで関連性が見出せる。勝利若しくは敗戦差0秒5以内【1・5・2・8】(37.5%)、敗戦差0秒6以上【0・0・1・9】(0.0%)で、善戦しているなら見込みがある。関屋記念で0秒1差3着のマイネルソロモンは有力。


 軸はマイネルソロモン。馬場の良し悪しが成績に直結する分かりやすい馬。開幕週の絶好馬場で狙いを下げる理由はどこにもなく中心視が妥当。ただ重賞で上位に来た時はいつも後方から差し込んで届かずで、ここに付け入る隙がある。

 相手筆頭はマイネルモルゲン。逃げたり差したりと落ち着かないところをみても分かるように、気分が乗らないと惨敗がある厄介な馬。今回は他に行く馬がおらず、思い切って逃げるかもしれない。実績的にマイネルソロモンと甲乙つけ難いが、休み明けということでこちらを下げる。

 単穴はミデオンビット。近走は渋った馬場や距離不適により派手に負けているが、流れが緩くパンパンの馬場に替わるここは間違いなく走ってくる。自ら逃げてもいいが、何かに行かせて2番手を追走できる形が取れれば面白い。

 連下はシャイニンルビー。愛知杯(7着)は早めに捲って失速、クイーンS(10着)は前残りの展開で後ろから行くなど負けて仕方の無い内容。春先の卯月S(3着)や下鴨S(1着)など中団からスッパリ差し込むことが出来るという点に着目して抑える。

◎マイネルソロモン
○マイネルモルゲン
▲ミデオンビット
△シャイニンルビー


■馬券構築

 マイネルソロモンから馬複流し。

[馬複] マイネルソロモン−マイネルモルゲン 40%
[馬複] マイネルソロモン−ミデオンビット 30%
[馬複] マイネルソロモン−シャイニンルビー 30%


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