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第24回小倉2歳S(GIII)
2004年9月5日(Sun) 小倉芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 フラワリングバンク 87 前走レコード勝ち評価も斤量加算で相殺。  
2 2 エイシンヴァイデン 93 フェニックス賞を楽勝。好位追走はお手の物。
3 3 マルカフレンチ 89 スピードあるが詰め甘い。競り負け懸念。  
4 4 コスモプロムナード 81 スピード不足。ここ快速馬揃い追走苦しい。  
5 ニホンピロザプラウ 85 テンから飛ばすが後が続かない。展開不利。  
5 6 マヤノレハーナ 85 前走最後方から追い込むも力差否めない。  
7 コスモフォーチュン 97 前走好位から突き放す。引き続き有力。
6 8 コスモヴァレンチ 88 テンも上がりもしっかり。連闘使いも注意。
9 エーティーホーオー 85 前走完敗もしっかり差し込める脚は有効。
7 10 パレスセイリュウ 85 一本調子の逃げ馬。ここは同型揃い厳しい。  
11 ヤマカツブルックス 86 時計・上がり共平凡。ここは追走一杯が濃厚。  
8 12 ケイアイフウジン 100 前走圧勝も時計からして相手に恵まれた感。  
13 ツルマルオトメ 93 前走悪くない。決め手あり控えても妙味。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 外枠の差し馬を手玉に取るか・内枠引いた2戦2勝馬エイシンヴァイデン
■予想構築

 まずは以下の資料をご覧頂きたい。

【新馬→フェニックス賞と連勝した馬の成績】
年度(回) 着順 馬名 キャリア
'94年(第14回) 3着 ヤングエブロス 新馬3着→新馬1着→フェニックス賞1着
'96年(第16回) 10着 ユウキキングスター 新馬4着→新馬1着→フェニックス賞1着
'98年(第18回) 1着 コウエイロマン 新馬1着→フェニックス賞1着
'99年(第19回) 2着 ピサノガルボ 新馬1着→フェニックス賞1着
'00年(第20回) 9着 トウジンルノワール 新馬1着→フェニックス賞1着
'03年(第23回) 1着 メイショウボーラー 新馬1着→フェニックス賞1着

 新馬→フェニックス賞と連勝した2戦2勝馬は4頭いるが、'00年トウジンルノワールを除く3頭は引き続き連絡みを果たしている。連対した3頭は新馬戦でも1,200Mを使っていたが、トウジンルノワールは1,000Mを使っていた。となると、今年の該当馬エイシンヴァイデンは連対有力候補ということになる。


【枠順別成績(京都で行われた'98年を除く)】
枠番 着別度数 連対率 単回値 複回値
1 【1・0・1・8】 10.0% 67 66
2 【0・1・1・11】 7.7% 0 38
3 【0・0・0・15】 0.0% 0 0
4 【1・0・0・16】 5.9% 8 6
5 【1・0・1・15】 5.9% 381 70
6 【1・4・0・13】 27.8% 28 64
7 【3・1・4・10】 22.2% 328 195
8 【2・3・3・11】 26.3% 591 231

 しかしここで気になるのは外枠有利の傾向。馬場が悪くなるローカル最終週は外差しを狙えという俗説を持ち出すまでもなく、小倉2歳Sでは外枠(主に6枠より外)に入った馬が好走を繰り返している。逆に言えば内枠に入ってしまったがために負けたと推測される馬は多数おり、例としては'99年6着ダンツキャスト(1人気・4枠4番)、'02年5着チャニングガール(1人気・3枠5番)などが挙げられる。


 上記の危険性を踏まえつつ、軸は新馬→フェニックス賞と2戦2勝のエイシンヴァイデンとする。フェニックス賞の勝ち時計はさほど冴えなかったが、ラスト流しての結果で問題は無い。この相手としては控える競馬を3戦積んでいるコスモフォーチュン、前走の上がり33秒7が光るコスモヴァレンチ、前走力負けも今回更に展開が向きそうなエーティーホーオーをチョイス。

◎エイシンヴァイデン
○コスモフォーチュン
▲コスモヴァレンチ
△エーティーホーオー


■馬券構築

 エイシンヴァイデンから馬複流し。

[馬複] エイシンヴァイデン−コスモフォーチュン 50%
[馬複] エイシンヴァイデン−コスモヴァレンチ 30%
[馬複] エイシンヴァイデン−エーティーホーオー 20%


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