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第34回高松宮記念(GI) 2004年3月28日(Sun) 中京芝1,200M 4歳以上オープン 定量 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ホーマンアピール | 差 | 88 | スピード不足。高速決着では後方侭の公算大。 | |
2 | ギャラントアロー | 逃 | 99 | 単騎なら残るが競られると脆い。ここ取捨微妙。 | ▲ | |
2 | 3 | サニングデール | 差 | 98 | 生粋のスプリンターが復調。高速決着克服が鍵。 | △ |
4 | シルキーラグーン | 差 | 92 | 前走勝利も紙一重。ここ相手強化で埋没。 | ||
3 | 5 | アタゴタイショウ | 先 | 93 | テン速く押し切る脚兼備も実績的に見劣る。 | |
6 | サクラタイリン | 差 | 89 | 連勝は素直に評価も時計平凡で妙味薄い。 | ||
4 | 7 | シーイズトウショウ | 差 | 95 | スプリントで安定。先行策から出し抜け図る。 | ○ |
8 | デュランダル | 追 | 101 | 切れ味極上。最大の難関はコーナーワーク。 | ◎ | |
5 | 9 | ワンダフルデイズ | 追 | 93 | ここ2走は展開不向き。上手く追走できれば。 | |
10 | カフェボストニアン | 先 | 94 | 早め抜け出しでもバテないが詰めは甘い。 | ||
6 | 11 | モンパルナス | 逃 | 93 | GIの激烈ペースでは付いていくことすら難しい。 | |
12 | ウインクリューガー | 先 | 93 | 前走は度外視可もスプリントでは追走苦しい。 | ||
7 | 13 | フルブラスト | 逃 | 87 | 同型が強力過ぎる。何も出来ず後退が濃厚。 | |
14 | フィールドスパート | 差 | 89 | 前哨戦でも見せ場皆無。力足らずは明白。 | ||
15 | テンシノキセキ | 逃 | 98 | 惜敗続く。横一線の叩き合いになると非力。 | ||
8 | 16 | リキアイタイカン | 追 | 96 | GIで好走多数。大勢決してから追い込んでくる。 | |
17 | サーガノヴェル | 逃 | 93 | 控える競馬も可能だが気まぐれでアテにならず。 | ||
18 | キーンランドスワン | 差 | 94 | 前走が案外。直線平坦でもここ更に相手強化。 |
■レース展望 阪急杯の再戦ムードに割り込む名刀デュランダル | |||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の表を参照されたい。
高松宮記念はステップレースとの繋がりが極めて強く、5月上旬に行われていた'99年以前も当時の有力ステップ・シルクロードSを経由した馬が毎年連対していた。現在は阪急杯が有力ステップとして機能しており、その中でも2着馬との相性が抜群に良い。但し阪急杯を経由した馬同士の決着は無く、相手は別路線から引っ張ってくるべきと考える。 軸はデュランダル。常にレースの上がりより1〜2秒速い豪脚を繰り出しており、その射程範囲は尋常ではない。中京の直線距離はスプリンターズSを勝った中山と大差無く、助走距離にも問題はない。問題があるとすれば大外一気に陶酔気味の鞍上。前詰まり覚悟で内から抜けてきてもらいたい。 相手筆頭はシーイズトウショウ。逃げ馬の直後につけて直線出し抜くスタンスで安定。距離適性・コース相性とも申し分なく、テンが速くなっても楽々追走できるスピードも併せ持つ。但し16戦2勝という戦歴が示す通り、やたらと取りこぼしが多いのが気になる。 単穴はギャラントアロー。土曜に行われた中京芝のレース4鞍は全て逃げた馬が勝ったが、全て低条件での結果でアテにならない。それでも例年に比べて前が止まりにくいというのは事実で、全くのノーマークというのは怖い。 連下はサニングデール。1,200M以外は全くダメという生粋のスプリンター。昨年は4コーナーで大外に振ったロスを賄い切れず惜敗したものの、中京では昨年のCBC賞を調整不足で落とした以外は堅実。但しここ最近の走破時計は平凡で、前が止まりにくい馬場で取りこぼしがありそう。 ◎デュランダル ○シーイズトウショウ ▲ギャラントアロー △サニングデール ■馬券構築 デュランダル−シーイズトウショウの馬複と3連複流し。GIで劇走をみせるリキアイタイカンへも抑える。 [馬複] デュランダル−シーイズトウショウ 30% [3連複] デュランダル−シーイズトウショウ−ギャラントアロー 30% [3連複] デュランダル−シーイズトウショウ−サニングデール 30% [3連複] デュランダル−シーイズトウショウ−リキアイタイカン 10% |