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第8回東京中日スポーツ杯武蔵野S(GIII)
2003年11月1日(Sat) 東京ダート1,600M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ロングカイソウ 98 逃げて好走身に付くもここは強力な同型いる。  
2 サイレントディール 99 姉はドバイWC2着。ただ同馬自身は実績軽い。  
2 3 プリエミネンス 104 近頃めっきり勝てなくなった。ここも善戦まで。  
4 ディーエスサンダー 103 今春より上昇一途。幾分距離不足も好走可。
3 5 ラヴァリーフリッグ マイル5戦5連対も時計は平凡。評価微妙。  
6 ニホンピロサート 102 叩き3戦目も距離不適の感。伸び切れず懸念。  
4 7 ストロングブラッド 98 何気にダート4戦全勝。押し切り効く流れなら。
8 ジェネスアリダー 昨年10着。中央で実力差埋めるのは難しい。  
5 9 ハギノハイグレイド 102 久々叩くも離された2着。往年の力は見られず。  
10 スマートボーイ 103 左回り苦手だが単騎が見込める面子で警戒。  
6 11 リージェントブラフ 106 確実に伸びる脚評価。前崩れなら一発も。  
12 ビワシンセイキ 107 実力上位も詰め甘い。距離自体は問題ない。
7 13 ブリリアントロード 106 ローカルで捲る脚使えるがここでは息切れ。  
14 グラスエイコウオー 103 元はダート実績馬。桁違いの決め手は魅力。  
8 15 インタータイヨウ 99 末脚堅実。距離延長・東京コース替りも歓迎。
16 マイネルブライアン 100 コンスタントに走るが休み明けで様子見妥当。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 若い関西馬を狙い撃ち・漸く復調見せたインタータイヨウを信頼
■予想構築

 現行の施行条件に改められた過去3年における武蔵野Sの傾向を紐解くと以下のようになる。
  • 臨戦過程は多種多様だが、直近1ヶ月以内に一度は使われていることが必要。
    ―→少なくとも秋初戦となるサイレントディールマイネルブライアンマルターズホークリージェントブラフは見送りが妥当。
  • 高齢馬や関東馬は不振。若い関西馬を狙い撃ち。
    ―→6歳以上【0・0・1・20】(0.0%)を見るまでもなく、5歳以下の関西馬が活躍する傾向にある。高齢馬スマートボーイハギノハイグレイドプリエミネンスブリリアントロードマイネルブライアンマルターズホークリージェントブラフロングカイソウは割引が必要か。
  • ダート戦5勝以上、若しくは芝におけるハイレベルな実績が必要。
    ―→4勝のストロングブラッドジェネスアリダーマルターズホーク、3勝のグラスエイコウオー、1勝のブリリアントロードが引っ掛かる。また「芝におけるハイレベルな実績」とは、'01年の連対馬2頭が有していた芝GI勝ちを指す。GIIIシンザン記念勝ちをもってダート実績を補いたいサイレントディールは評価微妙。
  • 芝・ダート問わずマイル以上の距離における勝利は必須。
    ―→最高勝ち距離が1,400M止まりのニホンピロサートマルターズホークが消える。
 狙いに上がるのはインタータイヨウディーエスサンダービワシンセイキラヴァリーフリッグの4頭。

 軸はインタータイヨウ。小倉で連勝した後、距離短縮で挑んだシリウスSで後手に回り差し切れず3着。それでも57.5kgのハンデを背負って上がり最速(36秒3)をマークしており、距離延長・コース替わり共プラスに出るものと思われる。同コースでは3歳時にユニコーンSで2着がある。

 相手筆頭はディーエスサンダー。インタータイヨウが2着したユニコーンSで離された3着。捲る脚が生きる小回りコースがベストだが、息切れせず長く追える脚は東京向きといえる。この他では乗り替わりで流れを変えたいフェブラリーS2着馬ビワシンセイキ、さくらんぼ記念でビワシンセイキを下したストロングブラッドを抑える。


■馬券構築

 インタータイヨウから馬複流し。

[馬複] インタータイヨウ−ディーエスサンダー 40%
[馬複] インタータイヨウ−ビワシンセイキ 30%
[馬複] インタータイヨウ−ストロングブラッド 30%


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