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第38回京都大賞典(GII) 2003年10月12日(Sun) 京都芝2,400M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | アクティブバイオ | 差 | 93 | 近走不振もスローからの追い比べなら幾分マシ。 | △ |
2 | 2 | ホットシークレット | (出走取消) | |||
3 | 3 | サンライズジェガー | 捲 | 100 | 溜めれば相当切れる。距離延長で巻き返し効く。 | ◎ |
4 | 4 | プレシャスソング | 先 | 83 | 準オープンですら完敗続きでは話にならない。 | |
5 | 5 | トシザブイ | 追 | 96 | 追い比べに強いが鉄砲は上手くない。取捨微妙。 | |
6 | 6 | チアズブライトリー | 差 | 90 | 前走叩き台は明らかだが力不足は否めない。 | |
7 | 7 | ダンツランニング | 先 | 84 | 鉄砲駆けOKは魅力。展開で能力差是正なるか。 | |
8 | アラタマインディ | 先 | 94 | 昨年シンガリ負けも高速馬場で逃げ残り注意。 | ||
8 | 9 | ヒシミラクル | 差 | 101 | 実績断然も叩いてから。瞬発力勝負も忙しい。 | ▲ |
10 | タップダンスシチー | 逃 | 102 | 有馬記念2着で能力誇示。末甘いが押し切り可。 | ○ |
■レース展望 良化途上の二強をスッパ抜く・中団から冴える末脚披露サンライズジェガー |
■予想構築 過去10年の結果より、このレースは1番人気を軸にして2〜4番人気へ流せば7割の確率で当たる。また1番人気が飛んでタテ目で決まった事例('94年、'99年)を合わせると当たる確率は9割にものぼる。これは休み明けであろうと実績馬を額面通り評価して良いことを示している。 そんな中、土曜前売終了段階で1番人気に推されたのは非GI馬のタップダンスシチー。本来なら菊花賞・天皇賞春・宝塚記念を制しているヒシミラクルが1番人気に推されるのが筋だが、いかんせん「休み明けは走らない」というイメージが強く、結果としてタップダンスシチーが押し出された格好となっている。 しかしタップダンスシチー自身も調整過程に疑問が残る。栗東への帰厩が輸送の手違いで予定より1週間遅れの9月23日となり、必然的に追い本数が減少。調整遅れを取り戻すために急ピッチで調教を進めたものの、現状ではまだ一追い足りない様子。 ◆タップダンスシチー 追って一言 堀助手 「時計自体はいいものだし、体つきはできているが、息がまだ荒い。ステッキを入れたらヨレたし、宝塚記念の時と比べると七、八分といったところ。ひと追いごとに良くなってきてはいるが、あと1、2本ほしい感じ」 一方、ヒシミラクルは8月27日に放牧先の北海道早来・田口トレーニングファームから帰厩して以来、計9本の追い切りを消化。調教の動きは相変わらず冴えないが、今回の最終追い切りでは宝塚記念前より速い時計を出している。春先のように叩き台でどこにもいないという状況は無さそう。ただ同馬の真骨頂は「どんなに追ってもバテない」ことにあり、明確な逃げ馬がいないここでは瞬発力勝負になった場合に溜めて切れる馬に逆転を許しかねない。 逃げそうなのは追い不足のタップダンスシチーと格下のダンツランニング。緩い逃げからの直線ヨーイドンならサンライズジェガー、アクティブバイオの出番か。軸は本質的に中団差しが出来るサンライズジェガー。相手筆頭は展開利からタップダンスシチー。以下ヒシミラクル、アクティブバイオ。 ◎サンライズジェガー ○タップダンスシチー ▲ヒシミラクル △アクティブバイオ ■馬券構築 サンライズジェガーから馬複流し。 [馬複] サンライズジェガー−タップダンスシチー 40% [馬複] サンライズジェガー−ヒシミラクル 40% [馬複] サンライズジェガー−アクティブバイオ 20% |