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第21回関西テレビ放送賞ローズS(GII)
2003年9月21日(Sun) 阪神芝2,000M 3歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 アドマイヤグルーヴ 88 上がりの脚だけなら最上位。出遅れ癖が気になる。  
2 2 ベストアルバム 79 好位差し可能。過去に牡馬一線級と接戦有り。
3 3 テイエムオゴジョ 62 キャリア豊富だがここは相手が段違い。追走まで。  
4 4 シェリール 77 直線キレ負けする上に強敵相手では置かれ気味。  
5 5 キャッスルブラウン 73 スローで切れるが重賞級の相手では荷が重い。  
6 エルダンジュ 75 前走古馬相手に勝利も芝でこの相手は苦しい。  
6 7 ミルフィオリ 78 フローラSは幼さ見せて惨敗。いきなりからは辛い。  
8 ピースオブワールド 84 オークス完敗も無理使い明白。改めて素質問う。  
7 9 ヤマカツリリー 91 道中掛かった前走度外視。叩き2戦目で展開も向く。
10 ヘヴンリーロマンス 83 最近詰め甘いが逃げることも可能。乗り方一つ。
8 11 スティルインラブ 95 実績断然。好位から鋭く差し込める脚は世代髄一。
12 シンコールビー 91 フローラS勝ち&オークス3着も阪神では7戦未連対。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 二冠馬スティルインラブの相手は夏場に使われた馬
■予想構築

 秋華賞TRとして阪神で施行された過去7年におけるローズSの傾向を紐解くと以下のようになる。
  • オークス経由馬はクラシック(重賞でも可?)連対実績がないと苦しい。
    ―→オークスを経由して連対した馬は4頭いるが、いずれもクラシック(重賞)連対実績があった。当然の事ながら二冠馬スティルインラブは問題なし。重賞勝ちがあるピースオブワールド、シンコールビーも認容できる。重賞連対すらないアドマイヤグルーヴは黄信号。
  • クイーンS経由馬が施行時期変更以降2年連続連対中。
    ―→クイーンS経由連対馬のクイーンSにおける着順はそれぞれ2着(0秒5差)と3着(0秒0差)。9着(1秒4差)のヤマカツリリーは微妙だが、叩き2戦目という点では共通しておりローテーション自体は有効。
  • 1000万条件経由馬は連対圏内。500万条件経由馬は消し。
    ―→芝1,800M以上の1000万条件経由馬は【3・2・3・7】(33.3%)で、うち夏競馬を経由した馬は【3・2・1・7】(38.5%)。ベストアルバムヘヴンリーロマンスは狙い目。500万条件経由馬は【0・0・2・18】(0.0%)。キャッスルブラウンエルダンジュと未勝利戦経由のテイエムオゴジョは論外。
  • 夏のローカル戦を使った馬が毎年連対している。
    ―→休み明け馬同士で決まったことは無く、夏場に使われた馬を絡めるのがポイントとなる。
 深く考えず、スティルインラブから夏場に使っている3頭へ流す。相手筆頭は後方勢が多い中にあって明らかに展開が向くヤマカツリリー。中団より前につければ物理的に抜かれそうにないベストアルバム、場合によっては逃げることも可能なヘヴンリーロマンスを抑えて万全。

◎スティルインラブ
○ヤマカツリリー
▲ベストアルバム
△ヘヴンリーロマンス


■馬券構築

 スティルインラブから馬複流し。

[馬複] スティルインラブ−ヤマカツリリー 50%
[馬複] スティルインラブ−ベストアルバム 30%
[馬複] スティルインラブ−ヘヴンリーロマンス 20%


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